『カラシニコフⅡ』 松本仁一

 『カラシニコフ』の続編。アフリカを離れる。

4022501650カラシニコフII
松本 仁一
朝日新聞社 2006-05-03



 『カラシニコフ』の続編。アフリカを飛び出し、コロンビア、ペルー、アメリカ、パキスタン、そしてイラク・アフガニスタン。

 世界中に銃がちらばっていることを改めて知らされる。失敗国家ではないコロンビアの治安が悪いままである理由をさぐっている。

 『カラシニコフ』の方がアフリカに焦点をあてていて、銃を通して国家とはなにかを考えさせられるが、こちらはもう少し一般的な観点で語られている。あとがきにこれら以外の国にも銃の問題があるということでコソボ、チェチェンの問題を掲示している。

 印象に残っているのはパキスタンの偽銃作成工房の話。こんなに器用な人たちが銃を作るしか仕方がないところに残念な感じがした。

 日本の平和が特殊であること、日本人でよかったと強く感じさせてくれた。『カラシニコフ』の方が断然オススメ。
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by vamos_tokyo11 | 2009-01-26 22:36 |


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