『3分間コーチ』 伊藤守

コーチングの本。競馬のコーチ屋ではないw

4887596251ひとりでも部下のいる人のための世界一シンプルなマネジメント術 3分間コーチ
伊藤 守
ディスカヴァー・トゥエンティワン 2008-03-13



すーっと読める。

 読み進めていくと「あーなるほど」とか「これやってみようかな」など参考になること多数。この本は実行し、繰り返し読んで体に染み込ませていくべきなんだろう。

 この伊藤氏のコーチ21でコーチングの研修を受けたことがあるのだが、とっても面白かった。とても単純なことで相手が話しやすくなったり(相手からいっぱい話してもらえたり)、コミュニケーションが円滑になるような気がした。あとは一緒に仕事をする仲間とうまくやり、チーム運営を上手にこなすコツみたいなのが学べる。ただ、当然継続して実践していかないとよくなって行かないんだけど。

 ちなみにこちらの会社の運営しているサイトでタイプ分けが面白いので、興味がある人はやってみてください。こちら→Test.jp しばらく見ないうちにID登録(無料)が必要になってるもよう。

 あとは自分のなかでドキッとするような箇所のメモ。




(P100)
「何かあったら声をかけてくれ」とか「いつでも相談してくれ」というのは、親切そうに聞こえますが、あまりにも漠然としていて、部下は声をかかえる機会を見つけられません。それよりも、たとえば、プレゼンの前、企画書を書く前、営業の後、キャリアについて話したいとき、頭の整理をしたいときなど、できるだけ具体的に、どんなときに声を書けたらいいのかを、あらかじめ伝えておくことです。

 これはたしかに不味い。よくやってるかも(笑)。部下や仕事を依頼する相手に、どこで相談しにきてほしい、どのフェーズがポイントかというのがわかっていればこういう言い方ができるのだろう。逆に丸投げしたり、先々まで見通さずに適当にやってもらおうとすると不味い例になりがち。で、そういうものは結果としてNGなアウトプットができあがったり、仕事の遅れが発生しがちだ。


(P124)
なぜ部下は黙ってしまうのか
 部下の言い分が全部正しいわけではありません。けれども、彼らが黙っているときにはそれなりの理由があります。一人ひとり理由は違いますが、黙っているときには理由があります。

 沈黙時に答えを急がせず、じっと聞き続けることが大事だというのは結構あちこちで聞く。これがなかなかしんどい。対話の中でこちらから「こういうこと?」「それともこっち?」と聞きたくなってしまう性分なので、2分も沈黙が続くのはなかなかしんどい。本では飛び込み台の上からプールを見下ろしている状態と同じだと書いている。なんども飛び込んでればなんてことないが、慣れていない人にとってはいきなり飛び込めと言われても無理な要求だということ。


(P136)
決して脅すのでもなく、命令するのでもなく、<要望>する。
目を見て、はっきり<要望>する。
遠まわしな言い方ではなく、直接、毅然と要望する上司を部下は尊敬し、信頼します。

 年上のひとに要望するのはなかなか難しい。仕事柄そういう状況が多いので特にそう感じる。「毅然と要望する」これは個人的な課題。


(P145)
「ビジョンはつくり続けてはじめて、ビジョンなんだ。ビジョンをつくるのをやめてしまうとその瞬間、ビジョンは力を失う。一度完全なビジョンをつくれば、それで、未来に向けて走れると思っている人がよくいるが、そんなことはありえない。」
「ビジョンと行動を分けて考えないんだ。ビジョンについて話す過程で、リアリティは形づくられる」

 なるほど。ビジョンも継続が必要なのか。そりゃそうか、自分が変わっていくんだからそれによって考え続けないと、ちょっとずつ変わることもあるし、そもそも最初に考えたことが完全なんて保障はどこにもないんだから。

 その他、参考になることいろいろ。ただ、当然すべてを鵜呑みにするわけにはいかない。自分にとっての最適な取捨選択が難しいかも。そういう人は実際にコーチングを頼みなさいということだろうけど、エグゼクティブでもない人がそんなことできないよねぇという話か(笑)。
[PR]
by vamos_tokyo11 | 2009-03-12 23:25 |


<< 明日の浦和戦行きます 第1節 FC東京×新潟 開幕前... >>