『黄金の扉を開ける賢者の海外投資術』 橘玲

 積極的に海外への株式投資を楽しんで儲けようとする人のための本。

447800384X黄金の扉を開ける賢者の海外投資術
橘 玲
ダイヤモンド社 2008-03-07



 経済がうんたらかんたらという本ではない。世界各国の経済制度の中でリスクをとって投資を行い儲けようとしている人が書いている本。なので世の中どうしてこんなに世界的に景気が悪くなってるんだろうとか漠然と思いながら最近読んでる経済関係の本とはまったく毛色が違う。

 経済ってなんだろうとか、資本主義とはなんだろうとかそういう本ではなく、とにかく現在の環境の中でどういう投資方法があるかという話がちりばめられている。いろいろと勉強になることも多くなかなか刺激的。制度がいまいちよくわからなかったFXの仕組がわかったのはよかった(でももう忘れかけてるけどw)。あとはSWIFTの仕組まで載っててちょっと驚いた。

 本書を通じてはどちらかというと物語としての記述の方が面白くて、これを参考に海外での投資を始めようとするにはこの本だけでは満たされない。前提の知識がいろいろあってなら可。まぁその前に今の経済環境で投資するのがちょっと・・・という感じもあるだろう(いや今こそ投資だというのもごもっともだがこればっかりは誰にもわからない)。

 著者も書いているが『臆病者のための株入門 (文春新書)』の応用編(発展版)のような本。こっちの方がためになった気がするけど、でも実際今読んだらどうなんだろう。読んだのはだいぶ前なのでその点もちょっと興味がある。
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by vamos_tokyo11 | 2009-03-17 00:02 |


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