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第25節 京都×FC東京 こういうサッカーに負けるのが一番悔しい

 スカパーe2にて観戦。

9月12日(土) 2009 J1リーグ戦 第25節
京都 2 - 1 FC東京 (13:04/鴨池/8,106人)
得点者:0' ディエゴ(京都)、60' 石川直宏(FC東京)、85' 金成勇(京都)

 京都のホームがなぜか鹿児島で開催。どうやら京セラ稲盛氏の故郷だからということらしい。30度を超え、桜島の火山灰が降り、カボレがいなくなり、代表選手はオランダから帰国したばかりというシチュエーションでの試合だった。

 開始早々失点。テレビから目を離してる隙に入れられてしまった(家で見ると何かと集中できないときが多い・・・)。崩されたとかそういうのではなくあってはいけないプレーだった、あれは。そのあとはまんまと京都の引いたサッカーに攻めあぐね前半は0点。左へ開いた赤嶺から平山へ難しいパスがあり、平山がつぶれてそこへナオが飛び込んでクロスバーを叩くシュートが1本あった。それが一番惜しいシーンだった。

 後半もいいサッカーをしていたが、得点シーンは梶山から。真中で3人くらいを引きつけて左でフリーで待っていたナオへ。今度はコースをきっちり狙ってゴール。やっぱり決めたのはこの人。そのあとも東京が攻め続けたが追加点を奪えないまま、次の得点は京都に入った。あのブルーノの対応は本当にまずい。あの位置でやるプレーではないし、厳しい言い方だがプロのDFとしてはどうかと思う軽さだった。




 結局このまま試合終了。全く崩されたところもなく、得点シーンをみていないととても負けたとは思えないような試合だった。個人技にやられたというわけでもないし、これで勝ち点0というのがとても悔しい試合だった。「これがサッカー」と無理やり飲み込むしかなかった。

 国際試合でなくても一瞬の気の緩みで2失点してしまうことがあるということか。なんか京都っていつもこんな感じでJ1に残留しているイメージがある。とか言ってると勝ち点1差だったりするので大きなことは言えまい。

 この試合はかなりデリケートな状況だった。
  ・今野、長友が水曜日にオランダで試合をして帰国
  ・先週日曜日にカップ戦決勝進出を決めた直後
  ・週中にはカボレがチームを離れ、そのまま退団

 さすがにこれはなかなかチームとして難しかったと思う。ただ代表組はともかくとして、選手の組み合わせはカボレが抜けただけなので試合への影響はそれほどなかったと思う。ただあの2失点のシーンだけは、そういうのとはまた別の何かを感じた。個人的には茂庭・椋原でいってほしかった。

 カボレの退団に関しては、年末にいなくなるのなら、むしろ移籍金が入ってクラブとしてはいいんだろう。タイトルの可能性があるなかでの移籍は非常につらいものがあるけれど。

 それからこの日の夜には鹿島×川崎が雨で後半途中で中止に。意味不明だったなぁ、あれは。岡田主審やっちまったなぁ。実際に中断に踏み切ったのは主審だろうから。あと15分くらいで終わるんだからできただろうに。途中から再開にしても最初から再開(あの展開で最初からだとこれは何かの力が働いてるとしか思えないけど)にしても、川崎はまたあの場所までいかなければならないわけで、日程苦しい中で気の毒すぎる。
by vamos_tokyo11 | 2009-09-14 00:24 | FC東京


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