『ウェブはバカと暇人のもの』 中川淳一郎

 これもだいぶ前に読んだ本。

4334035027ウェブはバカと暇人のもの (光文社新書)
光文社 2009-04-17



 『ウェブ進化論』の梅田望夫氏も読んで感じるところがあったという本。たしかに数年前のweb2.0だ!と盛り上がっていたころから考えると、こうやって横から見るのもただしい見方だと思うし、ここに書かれている「バカ」は自分もそうなんだろうなw、と思わずにいられない。

 webがテレビにとって代わられるというのは幻想で、ネットのなかでもっとも注目を集めてアクセスを集めるのは結局テレビネタなのだというところ。テレビをあまり見なくなった自分は気付かなかったが、本の中では「あいのり」とかテレビ番組が検索ランキング上位にあるというようなことが書いてあった(たしか)。ただ、現在のYahoo!検索ランキングを見るとwebサービスが多くて、テレビ目当てと二極化してきているような感じもする。




 この本で出てくる「バカ」には2chその他で現れる粘着的なクレーマーのような人々をとりあげていて、そういう人って多いんだなと知った。デジタルサービスが限りなく0円に向かっていく中で、お金はないけれど時間はたくさんあるという人々にとって、ますますネットへの依存が高まるのかもしれない。

 著者が言うには、梅田氏が考える高級な層は多くないが確かに存在しているが、そうじゃなく「バカ」な人の方が圧倒的に多い。だからネットにそんなに過剰な期待しなさんな、みたいな感じだ。ただ、著者の仕事がそれこそ、おバカなニュースを集めてアクセスを集めるというサイトらしいので、なんだかなぁという気もしないではない。

 昨年からtwitterが爆発的にアクセスを増やしていたりして、またネットの使い方が変わっていくのだなー、と感じつつ、さて、自分はどうやってこれに付き合っていこうかと考えたりするきっかけになった。
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by vamos_tokyo11 | 2010-01-20 22:35 |


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