『35歳の教科書』 藤原和博

 「杉並区立和田中学校長」だった人の本。

434499695X35歳の教科書―今から始める戦略的人生計画
幻冬舎メディアコンサルティング 2009-09



 言ってることはすごく理解できるし、著者に対してとても興味が湧く。すでに自分の目標とそれに対してやるべきことが決まっていて実行している人には不要な本。自分はあれこれ悩むから手に取ったのだけれど、もちろん本を読むだけで答えは出ない。

 おもしろいこともたくさん書いてあるけれども、目新しいことがあるわけではない。著者が和田中で何を考えて何をしたのかを読んでみたくて本を手にとってみたというところもあり、そこについては満足できた。あとは著者自身に対してすごく興味が湧いたし、藤原さんのwebサイトなんかをひととおり眺めたりした。

 一番印象的だったのは地域コミュニティへの積極参加を推奨していたこと。会社人生ではどうしたって会社にかかわる人たちとの接点が多くなるが、地域のコミュニティへ参加することでいろんな職業の人や年齢の人とかかわることができ、その結果自分の知らない世界が開けるというのが超要約。ただ、自分の趣味のコミュニティに縛られているとそこに閉じこもってしまうのでちょっと違っていて、たとえばFC東京がらみでコミュニティを作ってもそれはここで推奨しているものに当たらないよ、ということらしい。新たなコミュニティに参加するというのは難しいもんだ。いや、参加してもそれを継続していく方が大変だ。

 要は会社に寄りかからず生きていける自分を作ろう見たいな本なのだが、自分の将来をしっかり見て考えるってことをもう少しやらないといけないと感じた。というかいつも感じてるんだけど。。。気付いたらなんかこういう「教科書」みたいな本を手に取るのが増えているというのはいろいろ悩んでるんだな、俺、と今気付いた(笑)。
[PR]
by vamos_tokyo11 | 2010-02-20 01:34 |


<< 東アジア韓国戦 録画観戦 『東大で教えた社会人学』 草間... >>