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第4節 大宮×FC東京 勝ったことがよかった

 3月末なのに寒いデーゲーム。相手が9人になるという状況で勝利。

3月28日(日) 2010 J1リーグ戦 第4節
大宮 0 - 2 FC東京 (14:01/NACK/13,060人)
得点者:61' 今野泰幸(FC東京)、79' 重松健太郎(FC東京)

 バックスタンドブロック指定で観戦。風が冷たくて寒かったけど、席が詰まっていたので耐えられないほどではなかった。いやーバックスタンドだとめちゃくちゃ近い。声出すと確実に選手に届きます。でもバックスタンドの方々は上品で、選手が挨拶に来ても声掛けてる人はあんまりいなかったなぁ(私は大声で激励しましたw)。

 試合の序盤の流れが定まらない中でいきなりアン・ヨンハが危険なタックルで一発レッドカードで退場。これに抗議したマトがイエローカード。そのマトに平山は完璧に抑えられていたが、45分にスライディングタックルがファウルとなりこれがイエローカードで退場。大宮は2人も少ない状況となった。

 この試合、村上主審は神経質でまぁピッピピッピとうるさく、それがファウルだとフェアで激しい試合はできないなというくらい細かい笛が多かった。ファウルの基準が厳しかった。ただ、アン・ヨンハのタックルはスカパーのダイジェストで見るとスパイクの裏を見せて足にタックルに行っており、レッドカードが相応なファウルだった。また、マトのファウルも1枚目のイエローが余分なだけであり、妥当な退場だったと言える。ただ、それ以外に笛がうるさかったのは間違いない。さらに言えば、東京側では徳永のタックルがアンと同様にスパイクの裏を相手の足に入れており、一発退場でもおかしくなかった。私や観戦仲間も東京の選手がファウルするたびにカードがでないかびくびくしていた。今野も正当なタックルでファウルをとられてかなりイライラしていたし、後半、他の選手は腫れものに触るようにボールにアプローチしていた。笛やカードにびくびくしながらプレーしたり観戦したりというのはとても残念だった。




 11人対9人の後半45分で2点しか取れなかったのは満足できないし残念だった。あの時点で7点取れば得失点差で3位に浮上だったが(まぁそれは欲張りすぎだけど(笑))、もう少し工夫があってもよかった。2点取るまではボールを動かして、前の選手も動きなおして、まるで練習のようにクロスにシュートにドリブルにと攻撃を楽しめたのだが、2点取った後は攻め疲れたようだった。

 1点目の今野のゴールも見事だったが、2点目の重松のヘディングも美しかったしデビュー戦でゴールするという嬉しいものだった。重松もよかったのだが、その前の長友の左サイドでの崩しが素晴らしく(2人のDFを振り切って左足でGKの出られないところへボールをあげたもの)、それを間近に目の前で見れたのは最高の贅沢だった。

 交代で入ったリカルジーニョを含め、2点目以降はFW全員がフィニッシャーになりたがり、連動もひどくてこの「ボーナスステージ」の価値がわかっていない選手たちにがっかりした。ここで得失点差を稼ぐことによりシーズンの最後に笑えるかもしれないのに、そういうことを考えている選手はいないようだった。城福監督はおそらくそれがわかっているので、DFを崩せない状態でミドルシュートを放った重松に怒声をあげていたのだろう。ピッチを挟んで反対側のこちらまで声が届いていた(何と言っているのかはわからなかったけど)。リカルジーニョは周り(長友やヨングン)を使おうとしなくて利己的なプレーばかり。まるでダニーロの再来(笑)のようだった。こういうときに徳永なり、今野なりが怒ってチームを引き締めるべきなのだが、相変わらずそういう選手がいない(そういう選手に成っていない)のも残念であった。

 とはいえ、勝利、そして2点以上入ったのはよかった。失点もしなかったし(未だ1失点、それもPKによるもの)、重松は交代FWの1番手で行けるということを証明したし、今後がますます楽しみだし、でいい面もあった。あと得点はなかったけど、赤嶺はすごくよかった。前半のポストプレーはすごかった。オフサイドが多いのはアレだが、裏を意識してるってことだしOKだろう。羽生の怪我がたいしたことなければすべて良しなのだが。
by vamos_tokyo11 | 2010-03-29 18:30 | FC東京


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