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第11節 山形×FC東京 ホッとしてスッキリ

 スカパーe2テレビ観戦。いやーよかった。

5月9日(日) 2010 J1リーグ戦 第11節
山形 0 - 3 FC東京 (16:04/NDスタ/11,176人)
得点者:25' 重松健太郎(FC東京)、38' 羽生直剛(FC東京)、79' 今野泰幸(FC東京)

 今日はどうやって点取れるかなぁ、と思いながら16時のキックオフを迎える。先発に重松、松下が加わり、ボランチは梶山が控えで羽生・徳永。重松・平山のコンビに何か胸躍るものがあった。

 試合の流れは開始直後から東京が一方的。局面での強さが違った。4日前の仙台戦も最後は東京が一方的だったが、今日はそれ以上。選手の集中もまったく隙がない感じで、攻めながら押しこんだあとのパス回しや攻撃のやり直しもよく動いてよくフォローして厚みがあった。明らかに山形を圧倒。とはいえそれでも得点が取れるまでは安心できない。

 攻めながらなかなか点が入らない状況を救ったのは重松。松下のスルーパスに追いつき、角度のないところからGK清水の股間を抜くストライカーらしい得点。いやー、嬉しかったな。得点がこんなに嬉しいとは。見に来てた友人と子どもとワッショイ決行。たぶんこの1点でチームの重しがとれたんじゃないだろうか。平山なんかも多少気が楽になったんじゃないかな。選手じゃないけど実は自分がとっても気が楽になったのだった(笑)。

 山形のプランは堅守速攻なので、失点したからといって直後から急に攻めのスイッチは入らず引き続き東京ペース。2得点目は平山が左サイドでキープしている間に重松が右へ流れ、空いたスペースに走り込んだ羽生へ平山から絶妙なパス。ボールの回転が良くなかったが、これをアウトに掛けてミドルシュート。横っとびした清水の手の先をすり抜け右ポストの内側に当たってゴール。ボールスピードはなかったが、GKの届かないところにボールを届けた技ありシュートだった。前半は2-0で終了。最高の試合展開だ。





 後半はさすがに山形が攻め込んできたが東京は堅守で対抗。権田とポストがなんとか防いだシーンもあったが、森重・今野の粘りも大きかった。東京が攻め込むと何度もやり直せるから安心して見てられた。

 今野がCKから追加点をとって試合の勝敗は決定。ナオのCKが風のせいか巻いていいところへ落ちてきた。ストライカーが先制点を奪い、ミドルシュートで追加点。前半に2点リード。後半に堅守で守りきり、CKから追加点。結果3-0。いやー最高の試合。こんな試合いつ以来だろうか。

 重松は近い将来に東京のエースになるとは思うのだけど、これをきっかけにそのまま行ってしまったりして。平山のキープ力と重松の動きなおし、しつこさ、細かいステップのうまさは相性がよかった。二人の関係もよかったし。これでこのままいっちゃえばいいけど、赤嶺好きとしては複雑な心境でもある(笑)。平山もよかった、けど、こっちはあとはゴール。やっぱりFWだからゴールがないと。あの1対1は軽く浮かせてほしかったなぁ(コメントしてるくらいだから自分も弾かれた後そう思ったんだろな)。ゴールがない以外はとてもよかった。

 ナオは体は切れてるけど全体的に力みすぎに見えた。結果がほしいぜ!的な力の入ったシュートが多くて、去年の力が抜けたインパクト重視のシュートとちょっと違ってた。ただ、攻撃のときのポジショニングが良く、シュートまで行くシーンが多かったので、あとはほんとにきっかけ(ゴール)ひとつでボカスカ入る感じがするのは相変わらず。月曜日に選ばれてますように(-人-)なむー。

 あ、あと梶山。先発で使えないくらいなら、今日は我慢して使わないほうがよかったんじゃないかなぁ。2点差だったわけだし。リバウンドがとっても心配だ。

 羽生のコメントは腹が括れててすがすがしい。ぶれない人がいるのは重要だな。監督は全く浮かれてないし(試合直後のインタビューでも笑顔がなく表情は引き締まってた)、次も期待したい。えーと、私は浮かれて祝杯を挙げます(笑)!
by vamos_tokyo11 | 2010-05-09 22:07 | FC東京


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