『思考の整理学』 外山滋比古

 いわゆる古典。

4480020470思考の整理学 (ちくま文庫)
外山 滋比古
筑摩書房 1986-04-24



 少し前に妙にweb上で話題になってて、気になっていたので今頃手にとって読んでみた。が、ちょっと自分には合わなかった。もうすでに理解しているようなことや、できていることなんかが多くて、あんまり発見とかあるわけでなかった。文庫だし、読むのに時間もかからないので時間がもったいなかったということはないけれども、本を選ぶってのは難しいなぁと改めて感じた。

 この本の中身についてはネット上にたくさん溢れているので割愛するが、読んでてひとつなるほどなと思ったのが「整理=忘れる」ということ。まぁ私は天才的に忘れることができるし(笑)、忘れることを恐れないので、著者が意図した読者ではないのかもしれないが、こんなこと教えてあげなきゃできないのかとちょっと呆れた。昔、怠惰な私に向かって、友人が「さぼれるっていうのも一つの能力だよ」と言ってくれたことを思い出した。

 出版社のサイトに「もっと若い時に読んでいれば・・・」というのがあるが、まぁそういう本です。さらに言えば、この「若い時」ってのは中学や高校のときを指すんだろな。私が読んでも今さら感たっぷり。これを読んで目からうろこなんて言ってる30代後半はさすがにいないと思うし。ということでこのエントリを読むような若者がいればお勧め。(というかこのブログに若者が訪れるなんてことはないと思うんだけど・・・もしいたらなんかコメントしてもらえるとうれしいです

 そうそう、この本の表紙は安野光雅さん。とても素敵な絵です。子どもの頃絵本でよく読んだ、好きな人。『天動説の絵本』、また読みたいな。脱線ついでに。安野光雅さんは小金井市在住らしい!(wiki)。小学生の頃、関西に住んで読んでた絵本を今こうして思いだして、その作者がごく近所に住んでいるなんて!!ちょっと興奮してしまった。
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by vamos_tokyo11 | 2010-08-24 23:24 |


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