『挑戦者』 渋沢和樹

 これは面白かった。

4532167361挑戦者
渋沢 和樹
日本経済新聞出版社 2010-03-19



 本の表紙の写真は電話してる稲盛和夫氏。このお話は電電公社民営化とともに通信事業が自由化されたときに第二電電が挑戦し、成功していく物語。電電公社が民営化されたとき、自分は13歳。こんな壮大な裏話があったとは知らなかった。

 本の宣伝として20人(第二電電)対32万人(電電公社)という図式があるのだが、読み進めて驚くのは、第二電電以外に2つの民営会社が参入してくる様だ。このあたりの流れはドラマ的で面白く(今だから面白いとか言ってられるのだろうが)、ぐっと話に引き込まれたところだった。

 それにしてもこの稲盛氏、日本の通信費用を安くしたいという理由で業界に参入したということだが、これはきっと嘘偽りのない言葉なのだろう。京都サンガ用に私費を投じてスタジアムを建設するという話もあるくらいだし。そういえばスタジアムの話はどうなったのかいな。

 この本で一番心に残った言葉
 「もうダメだというときから、本当の仕事というのは始まるものだ」

 それから、「仕事」というものについて考えさせられた。どんなに苦しくても志が高ければそれに向かって邁進できる社員たちの姿。果たして自分はそれだけの仕事をしているだろうか(してない(断言))。働く喜びの根源ってのはそういうことだよなぁ。でも長い社会人生活でどれだけそれを味わえるんだろうか。。。自分で作り出していく気概も能力もなく、はて、困ったものだ。とかいいつつ、仕事に求めなくてもいいんだよね。まぁ人生いろいろだ。(なんのこっちゃ。まとまりがなくてスマン)。
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by vamos_tokyo11 | 2010-10-21 20:55 |


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