『大金持ちも驚いた105円という大金』 吉本康永

 おもろい!成毛眞ブログに載っていたので読んでみた。この人の薦める本(で自分が読みたいと感じたもの)はホント外れない。

4883204685大金持ちも驚いた105円という大金
吉本 康永
三五館 2009-05-22



 図書館で予約していて随分時間が経ってから読めたのだが、図書館から取り置きの連絡がきたとき、本のタイトルを見て、なんでこの本を借りたのか分からなかった。それくらいタイトルがしょぼい(笑)。でも中味はすごく楽しめた。

 還暦を前にして仕事(予備校講師)が減って、毎月40万円、計4000万円のローンが払えなくなりそうになり、「せどり」に活路を見出すというお話。こんなにうまくいくんかいな、と言うほど頑張って儲けていくのだが、つらい悲惨な生活と背景を感じさせないほど、文章が軽妙で面白い。ときどき笑ってしまうような記述があったりしてほんわかしてる。75歳までローンが残ってるのにな(笑)。

 成毛さんとこにも書いてあったが、やはりものすごい読書家(乱読派らしい)だからこそできる「せどり」の技なのだろう。うちの近くにもブックオフがあるのでちょっと真似したくなってしまうくらい簡単に書いてあるのだが、結構大変な作業なんだろなぁ。仕入れた本を在庫として家に置いてあるらしいのだが、本の重みで家が危険になるというような話もあったし、良い子は真似しないほうがよさそうだ。

 この本の売り上げでローンの返済期間が短くなったらいいですね、と思うのだが、私はこれを図書館から借りたので売り上げには貢献していない(苦笑)。Amazonでは中古価格も高いので、この本自体が「せどり」向きのようでなんかおかしかったりする。この本に興味を持った人は成毛さんのブログを読んでから読むことをおすすめします。
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by vamos_tokyo11 | 2010-12-22 22:23 |


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