『働く君に贈る25の言葉』 佐々木常夫

 著者が好きな『ビジネスマンの父より息子への30通の手紙』に模して、甥に手紙を送るというスタイルの本。
『そうか、君は課長になったのか。』と同じ手法だ。

4872905008働く君に贈る25の言葉
佐々木 常夫
WAVE出版 2010-10-21



 この人の本が売れるのはサラリーマンであることを否定しないからだと思う。もっといえば会社で働くことを積極的に肯定してくれるからだと思う。大都市圏で働く日本人の多くは企業で働くサラリーマンであり、そういう人たちに支持されているのだろう。外国のビジネス書にありがちな力強く個で生き抜く物語や、ある種のビジネス書では、ベンチャー的な精神を発揮しようといったことが多く書かれる。それらを読み、そういう心持ちになることはあっても、現実とのギャップに悩むことは多い。しかし、この本では現状を肯定できるようなことが多く出てくる。だから共感できる人が多いのではないだろうか。この本にあることだけでいいわけでなく、要はバランスなのだが、ここに書かれていることを読むとホッとするというか、なんか居心地のいい感じがするのは確かだ。

 本のタイトルどおり若い人向けの本でした。
 (いつものようなメモはなし。代わりに見出しを)
 
【目次】

第1章 自分を磨くために働く
 advice1 強くなければ仕事はできない。優しくなければ幸せにはなれない。
 advice2 「目の前の仕事」に真剣になりなさい。きっと、見えてくるものがある。
 advice3 欲を持ちなさい。欲が磨かれて志になる。
 advice4 「それでもなお」という言葉が、君を磨き上げてくれる。
 advice5 君は人生の主人公だ。何ものにもその座を譲ってはならない。

第2章 成長角度を最大化する
 advice6 3年でものごとが見えてくる、30歳で立つ、35歳で勝負は決まり。
 advice7 プアなイノベーションより、優れたイミテーションを。
 advice8 仕事で大切なことは、すべて幼い時に学んでいる。
 advice9 よい習慣は、才能を超える。

第3章 仕事の要を知る
 advice10 すぐに走り出してはいけない。まず、考えなさい。
 advice11 「思い込み」は、君を間違った場所へ連れて行く。
 advice12 ことの軽重を知る。それが、タイムマネジメントの本質だ。
 advice13 書くと覚える、覚えると使う、使うと身に付く。
 advice14 言葉に魂を吹き込むのは、君の生き方だ。
 advice15 本物の重量感を知りなさい。
 advice16 せっかく失敗したんだ、生かさなきゃ損だよ。
 advice17 自立した人間になりなさい。

第4章 どこまでも真摯であれ
 advice18 上司の強みを知って、それを生かしなさい。
 advice19 リーダーとは、周りの人を元気にする人。
 advice20 信頼こそ最大の援軍。
 advice21 君の幸せのために、弱い人を助けなさい。
 advice22 自分を偽らず、素のままに生きなさい。
 advice23 逆風の場こそ、君を鍛えてくれる。

第5章 とことん自分を大切にしなさい
 advice24 運命を引き受けなさい。それが、生きるということです。
 advice25 人を愛しなさい。それが、自分を大切にすることです
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by vamos_tokyo11 | 2011-07-12 21:51 |


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