『残念な人の思考法』 山崎将志

 読み物として面白いです。

4532260752残念な人の思考法(日経プレミアシリーズ)
山崎将志
日本経済新聞出版社 2010-04-09



 のっけからなんなのだが、この本を手に取るような人で「残念な人」はいないんじゃないだろうか。少なくとも30代後半の自分のような世代では間違いなく。これまたタイトルで惹かれて、ちょっと売れてるみたいなので読んでみたが、会社に入ってすぐの人には役に立つかもしれないが、我ら世代にはあんまり役に立たない。。いや、役に立てようとして読もうと読むからいけないのかもしれない。雑誌やブログ気分で読むには適当な本だろう。新書だし。

 そんななかでも面白いと思ったのは採用する側の面接手法についてのくだり(p166あたりから)。インタビュースキルにおいて「行動特性インタビュー」といわれるもの。一般論として業種に限らず高いパフォーマンスをあげる可能性のある人の話は以下の特徴があるとのこと。

 ・具体的である(目的、場所、日時、期間、登場人物など)
 ・過去形で話をしている
 ・後付による考えではない
 ・やればよかったと後悔していることやポリシーではなく、そのときに実際にとった行動である
 ・他人と関わる部分については、その会話内容まで詳細に再現できる

また、その行動特性は以下の共通点がある。

 ・自分自身がとった行動を、極めて詳細かつ正確に思い出すことができる
 ・面接で特定できる行動の数が非常に多い
 ・多くの種類のスキルを使い分けている
 ・普通の人には見られない独特な発想に基づく行動が必ずある
 ・面接で、こちらから質問しなくても、自分で話を続けることができる
 ・主が必ず「私」になっている


今の仕事で成果を出す行動様式をもっていることが、次の仕事で成果を出すために必要ということ。

 う~ん、全然出来ていない(苦笑)。成功体験を詳細に数字込みで整理して覚えていないのでだめだな。転職せずに今の仕事・会社にしがみついていくしかなさそうだな。。。なんだ、この本、役に立つじゃないか(笑)。

 他に印象に残ったのがこちら。
 やりたいことは「やりたくないこと」から見えてくる(P194)
  「やりたくないことリスト」と「目標」を紙(PC)に書く、という手法で整理していた。


 で、著者に興味を持ったのでブログを覗いてみたらそっちの方が興味を引かれた。カジタクというサービスの布団丸洗いも興味津々だったのが、何よりも福島原発事故の微量の放射線に対する考え方の部分、こちらのエントリ。どういう影響があるからどう対処を考えていいのかわからない。だから安全に倒すしかない、という考え方は自分とまったく同じなので共感した。かつ、著者は東京の東のほう(江戸川区と思われる)に住んでいるので、西側のこちらよりも放射線が多少高いらしい。そんなわけで、なんだか親近感が湧いた。(本の話からずれてるな・・・)
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by vamos_tokyo11 | 2011-09-10 01:21 |


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