プロパガンダ―広告・政治宣伝のからくりを見抜く
アンソニー プラトカニス エリオット アロンソン (訳)社会行動研究会
誠信書房 1998-11-01
『影響力の武器』とセットで語られることが多いので手にとってみた。が半分ちょっと読んで挫折。『影響力の武器』とかぶる内容が多いのと、この手の本にありがちだが話が長い(そこに文句つけるなよ、という話もあるが)。要は労多くして実りが少なそうなので回避し、後半は流し読みした。『影響力の武器』を読んでおけば、こちらは読まなくとも十分だと思わせるものだった。プロパガンダという、元来政治的な用語を題名にしているだけに最後はナチスドイツのプロパガンダについての解説風な話が載っているのは興味深かったが、それだけのために読むほどでもなかった。私は流し読みなので、この本を読もうか迷っている人は、他の方の書評を参考にしてください。