『伝える力』 池上彰

4569690815伝える力 (PHPビジネス新書)
池上 彰
PHP研究所 2007-04-19



 書かれていることはビジネスパーソンなら、ほとんど誰でも知ってるし意識していることだと思うのだが、それができるかできないかは別の話。そんな感じの本なので、それほど目新しいことはない。でもこういうことを整理してまとめ、それこそ丁寧に伝えられることがこの本が売れている理由なのだろう。自分的に「へー」と思ったことだけメモしておく。

・「新聞のコラムを要約する」
 うまい文章を書くために天声人語のようなコラムを書き写し、要約する。これはまぁ、その昔学校で聞いたような内容だ。ここで書いてあったのは、さらに内容を膨らまして字数を増やす、という訓練。これは聞いたことがなかった。それに、こいつは難しそうだと思った。まぁやってみようかと思うわけじゃないんだけど、なんか新鮮。ちなみに、これの直前にブログを書く、ってのがあるのだが、ただブログを書いてたって文章なんて上手くならないと思うんだけどな。。。自分自身、ブログを続けて文章がうまくなった気は全くしないのだが。。。良い文章を書こうと鍛錬しながらブログを続ければ、きっとうまくなるということなのだろう。

・「いずれにしても」「いずれにしましても」
 プレゼンで絶対に使ってはいけない言葉として書かれている。うーん、打ち合わせの最後などで勝手にテンパって使ったことがあるような気がする。。。大体この単語を使うときは、質問されたことに的確に答えられていないことが自分でわかってるときに、それを取り繕おうとして出てきていると思われる(私の場合)。前々からこれを言った後は「しまった」という気持ちになっていたのを見透かされたかのような記述だった。これを言いそうになったらグッと我慢だ。

・「小説を読む」
 表現力や文章構造を鍛え、人生の勉強になるよ、と言うのが本の中での指摘。思うところがあって、ちょうど読む本を昔の小説や古典と呼ばれるているものにシフトしていこうかな、と思っていたので、背中を押された感じだ。今年読む本の参考にしたい。
[PR]
by vamos_tokyo11 | 2012-01-10 01:00 |


<< 『宇宙からの帰還』 立花隆 『隠される原子力 核の真実』 ... >>