2012年の本の振り返りと2013年のスタンス

 今更ながら、なのだがこれやっとかないと気持ち悪いな、と思ったので2012年に読んだ本の振り返り(反省)と2013年にやっていきたいことを整理しておこうと思う。それしても、最近、平日は自分の時間が全然とれず、土日も子どもたち中心の生活を送っているとまとまってPCに向かう時間がとれない。おまけに録りだめしたテレビ番組も全然見れてない。かろうじて年末年始のお笑い番組は見終わったが、その後に録画したものの中で見れたのはNHKスペシャルのダイオウイカといくつかの番組くらいかな。「宇宙兄弟」は毎週見れてるけど。そんなわけで年末から整理しようと思っていた振り返りがこんな時期になってしまった。


■少ない本の数

 ブログに書いた本の数が37冊(2012年に読んだ本ということで1/21エントリの『ゴーストタウン』からカウント)。シリーズものは『不毛地帯』だけなので合計でも40冊程度しか読んでいない。なんと少ない!これは、3月だか4月だかの1ヶ月~2ヶ月くらいに会社で読まなければならない本(人事関連)を渡され、貴重な通勤読書時間が侵されてしまったのが原因のひとつ。強制的に読まされる教科書的な本は苦痛で、かつ電車の中ですぐに睡眠に誘ってくれたので、なかなか読み進まなかったのが敗因。その他、少なくなる要因は特に思いあたらない。37冊の中には「読んだ」といえないような斜め読みの本が2・3あるので、実態としてはさらに少ないということになる。実質11ヵ月で35タイトル程度と考えると、だいたい月に3冊程度読んでいるという計算になる。週に1冊いかない程度だ。通勤の行き帰りが読書タイムなのでだいたいあってる。


■読んだ本の傾向

 今年は読んだ本の「あたり」「はずれ」がちょっと大きかった。少ない貴重な時間を使って読むのだから(しかも私は読むのが遅い)本来は厳選して本にあたらなければならないと思うのだが、ちょっと行き当たりばったりの面が強かったように思う。それでも、今振り返ってみて「これは読んでよかったな」というのを数えたら21冊。3分の2くらいは的に当たってるということになる。いや、60~70%の当たりではちょっと低い。もう少し当たりを増やしたい。今振り返ってタイトルを眺めると、当時は読んで「なるほど」とか思っていたものでも、今振り返るとまったくそう思わなかったりするのもあるのが面白い。新書のような知識や政治情勢みたいなものは、びっくりするほど心に残らないのだ。知識・情報を得るという行為は、今の自分にとって「読書に求めるもの」ではないのかもしれない。


■はずれの分析

 昨年はWebで見かけて自分に合いそうだなという本を読んだりすることが多かった。特に終盤は成毛眞祭りになっていたように、あの人の薦める本を結構手に取った。文章がうまいからめちゃくちゃ面白そうに思えるのだ。実際面白い本も多いのだが、自分と完全一致するわけではないので(当たり前だ)、そのあたりの割引方が難しい。
それから政治や経済の新書は振り返りに弱いというか、旬を逃がすと意味が変わってくる。面白そうだから、と手に取るのはやめたほうがよさそうだ。政経ではないが、ブログに書かなかったが『下山の思想』なんて、言いたいことはわかるけど、もう暗すぎて嫌になる感じだった。別に思想というほどのものじゃなかったし(タイトルにだまされた)、老人の視点だから仕方がないのかもしれないが、こんな本がなんでこんなに売れてんのかと思ったな。新書は要注意。



■今年の方針

 ということで今年は以下の様にしたい。

【目標】
 あとから振り返って「読んでよかったな」「心に残ってるな」という本を増やす


【戦略】
 そのために、以下の方針・判断基準を持っていく

 ・小説を増やす
   池上彰の『伝える力』にあったように「表現力や文章構造を鍛え、人生の勉強になる」
   つまり、あとから振り返って読んで良かったと思えるもの、心に残るであろうもの、に近づける

 ・知識を得るための本を減らす
   知識を得るものは特定の興味の強いテーマで深堀する必要のあるものなどに限定する
   どうしても自分が知りたいこと、知っておかなければならないことに限定する

 ・ビジネス書はよほどのものでない限り手に取らない
   知識習得ではなく自分で考え抜く方向へ舵を切るためにも(いまさらだけど)、
   それを読んで何ができるかをよく吟味した上で読むことにする



■最後に2012年の自分的ベスト

 読んでよかったなと思える少ない本の中から上位10点。
 3位以下はジャンルも違うし差はなし。


 1位 『とんび』
  最近民放でもドラマをやってる。1話だけ少し見たけど、かなり忠実に描写してる感じだった。
  たまたまこの本に出合えてほんとにラッキーだった。
  子どもがもう少し大きくなったらまた読みたいと思う。

 2位 『下町ロケット』
  池井戸潤、うまいですね。人の描き方がそれぞれキャラがしっかりしてて、善人悪人でくくらず、
  実に人間の葛藤がうまく描かれてて、すごく共感できる。
  ストーリーも最高だし、後半の加速度はすごかった。

 次点 
  『フェルメール 光の王国』 ・・・ 旅と絵とミステリーが楽しく美しい
  『理系の子』 ・・・ BS1のノンフィクションを見てるみたい
  『リンダリンダラバーソウル』 ・・・ ノンフィクション小説、青春
  『ハックルベリィ・フィンの冒険』 ・・・ 読んでよかった。心に残る
  『不毛地帯』 ・・・ 知っておくべきことが小説ながらも書かれている
  『故郷忘じがたく候』 ・・・ 司馬遼太郎ですから。。
  『人間失格・桜桃』 『斜陽』  ・・・ 読んでよかった。心に残る(重い)。
  『俺のトーキョー! FC東京ラブストーリー』 ・・・ ま、コメントはいらないでしょう。ムラバ減俸だろ(いないか(笑))。
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by vamos_tokyo11 | 2013-02-02 03:48 |


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