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第4節 横浜FM×FC東京 成長の実感

 子どもたちが寝てから録画観戦。

3月30日(土) 2013 J1リーグ戦 第4節
横浜FM 3 - 2 FC東京 (19:04/日産ス/23,698人)
得点者:27' 李忠成(FC東京)、61' 中村俊輔(横浜FM)、68' 藤田祥史(横浜FM)、82' 渡邉千真(FC東京)、90' 藤田祥史(横浜FM)

 3連勝中だけどマルキーニョスのいない横浜、に逆転負けした。でも決して内容で負けてなかった。FC東京魂でジョナサンが言ってた通りで、前半後半でぶれない試合内容だったし、確実にチーム力がアップしてることを感じさせる内容だった。だからこそ、勝ちたかったというか、最低でも勝ち点1が欲しかった。

 両チームとも中身が充実しているだけにディテールの争いになっていた。だからこそ惜しまれる2つのポイントを挙げておきたい。

 ひとつ目が1失点目の壁に入った東の動き。他の選手がジャンプしている中、外側によけて背中を見せたところにボールが当たってゴールへ向かっていってしまった。動くべきじゃなかったし、ヘディングででも前に弾くべきだったところ。優勝するためにはこういう細かいところの積み重ねを全員ができていなければならない。きっと次からは修正されるだろう。

 ふたつ目はポポヴィッチの選手交代。三田の投入準備をしているところでカズマのゴールで追いつき交代は中止。そのまま再逆転ゴールを決められるまで、つまりロスタイムまで交代は行われなかった。同点ゴールはアーリアを起点として生まれていたが、やはり疲れは見えていたし、右サイドをアーリアから三田に代えてほしかった。結果論ではなくて、動かずに後悔するより動いて後悔してほしかった。昨年も序盤は交代策に消極的だったポポ監督。最近は理解しやすい選手交代だったのだが、また同じような動きになってしまった。ベンチワークの差は少なからずあったと思う。18番やネマを入れて欲しいと思ったが、ふたりともベンチにも入ってなかったからな。。

 李とカズマを同時に出して結果が出ているのは良いが、東が中央にいると攻撃のクオリティが全く違うものになる。どっちを採るか、贅沢な悩みだ。ということは、監督の采配、試合に向けての戦略、試合の流れを読む力が、モロにチームの浮沈に影響してきてる、と感じた試合だった。それくらい今のチーム状態は充実している。東京は確実にステージを上がった。負けてなお、強さを感じさせた。脆さは感じなかった。だからこそ、あとはディテールをぜひ。
by vamos_tokyo11 | 2013-03-31 01:47 | FC東京


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