自分は走らないが、走ることに憧れみたいなものがあり、走るのが好きな人はどんなことを考えてるのだろうと思い手に取った。
長距離向きの性格があるというのはなんとなくわかっていたが、著者はやはりそういう人らしい。日常として走るので、走り続けるなかでの大団円などはないが、それが著者の等身大の姿であろうし、この本の良いところだと思った。
で、実際に自分が走れそうかどうかはわからない。走りたいという欲望は出てきたが、それを続けられるかどうかはわからない。(毎年繰り返しているようなきもするが)良い季節の内に一度走っておかなければ。
村上春樹がどのように作家になったのか知らなかったので、その頃のエピソードなんかもあり、楽しかった。
2015/10/6読了