最近テレビ(やべっちFC)などにも出演して活躍している長束恭行さんのブログ、
「
クロアチア・サッカーニュース」でトルコ合宿中のオシムインタビューが掲載されています。
トルコ合宿中のオシム・インタビュー(クロアチア・サッカーニュース)
非常に興味深いインタビューです。
サッカーがあまり興味のない人が読んでも、日本選手評論の箇所はなるほどな~、と合点がいくと思います。
そんな中、オシム語録に入りそうなのが次のふたつ。
「日本の選手は~(中略)~(ピッチで)誰も責任を引き受けたがらないのだ。疫病から逃れるかのように、彼らは責任から逃れようとする。」
ひとつ目はなんだか耳の痛くなるような話。
これは代表選手うんぬんではなく、「その国のサッカーはその国の文化を写す」と言われるように、まさに日本の社会そのものを語っているようにもとれる。
「ジーコはブラジル学校みたいな存在だ。サッカーを愛しているし、選手も好みから選んでいる。ある代表選手は所属クラブでは不安定なプレーをしていても、彼の下では代表でプレーする。中田と中村のせいでジーコは苦しむことだろう。彼らはクラニチャルのように走らず(ボールを)待っている。」
ふたつ目はすべての日本のマスコミが、そして日本のファンのほとんどが代表の核であると考えている二人の中心選手に対する指摘。
「
ある代表選手は所属クラブでは不安定なプレーをしていても」のくだりは誰を指しているかわからないが、最近中田、稲本が調子をあげているとはいえ、高原を含めほとんどの選手がそういう状況なわけで、日本のファンが皆感じでいることだ。こんな批評は埼玉スタジアムでのオマーン戦の頃から言われてるわけだが、これを新鮮に感じてしまうところに最近のジーコのやり方に慣れてしまった自分がいる。
また「
中田と中村のせいでジーコは苦しむことだろう」のくだりは、オシムが日本の代表監督になったと仮定した場合「中田や中村は使わない」と言っているわけではなく、もっと違う形で、彼らをより有効に中盤で使うことができるよ、というジーコへの批判だろう。
オシム・ジャパン、見てみたいなぁ。。。
でも俺は俊輔に期待してるよ!