『本は10冊同時に読め!』 成毛 眞

本は10冊同時に読め!―生き方に差がつく「超並列」読書術 本を読まない人はサルである! (知的生きかた文庫 な 36-1)本は10冊同時に読め!―生き方に差がつく「超並列」読書術 本を読まない人はサルである! (知的生きかた文庫 な 36-1)
成毛 眞

三笠書房 2008-01-21
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 小さな本屋では売ってなくて、たまたま大手町へ行った際に紀伊国屋を覗いてようやく発見。あっさり読めるけど、極論があちこちに飛び出す本でなかなか面白い。

 「庶民」から抜け出す為に本を読めという。35歳でマイクロソフト日本法人の社長になった人だけあって説得力はあるんだが、自分には到底真似できないレベルの読書量。同時に10冊読めません(笑)。ただ並列読書自体は参考になる。いわばマンガ雑誌の連載を毎週並行して読んでいるのと同じだから。あと、異なるジャンルの本を並行に読むと思わぬ「ひらめき」があるのだとか。「ひらめき」なんか別に求めてないのでこれは参考程度で。

 成功本(ハウツー本)を読んでるようじゃダメ。皆が真似してるのだからそこから抜け出せないという理屈。これもそりゃそうだ、という感じだけどそれでもそこからどれだけ学べるかという違いがあるのだから鵜呑みにしたら危ない。でも書いてある内容はよく理解できる。

 推薦する本に小説などはほとんど入ってこないのに、最後の最後に『ノルウェイの森』や『海辺のカフカ』で衝撃を受けて、日常生活に支障をきたした、だから小説はあえて読まないようにしていると告白。この箇所で著者の本への愛情なんかが現われてて、これまでのぶっ飛んだ断定的な本の読み方が一種の「ネタ」なんだなぁ、と思わずにいられなかった。ハウツー本を読むな、と言っておいて、本書自体がハウツー本の体裁なんだから。

 刺激があって面白かった。あとは著者の本情報の収集など参考になる。読みたくなる参考本の記載も多数。
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by vamos_tokyo11 | 2008-04-20 17:25 |


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