『死の壁』 養老孟司

『バカの壁』の続編。

4106100614死の壁 (新潮新書)
養老 孟司
新潮社 2004-04-16


 序章  「バカの壁」の向こう側
 第一章 なぜ人を殺してはいけないのか
 第二章 不死の病
 第三章 生死の境目
 第四章 死体の人称
 第五章 死体は仲間はずれ
 第六章 脳死と村八分
 第七章 テロ・戦争・大学紛争
 第八章 安楽死とエリート
 終章  死と人事異動


 続編とは言われるが、別個のものとして読める。「死」とは何を意味するか、ということを掘り下げていて面白い。死ぬのはイヤだが、「死」を怖がるのはおかしい、というのが筆者の考え。

 もっとも印象的なのが、一人称の死、二人称の死、三人称の死、という考え方。一人称の死はすなわち自分の死であるため、感じること、見ることができない、というもの。当たり前でありながら、ハッと気付かされるような視点の話が盛りだくさんだった。

 この本に出てきて興味を惹かれた本。
 『九相詩絵巻』
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by vamos_tokyo11 | 2007-06-05 22:27 |


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