EURO08 Rd8 オランダ×ロシア 濃い!

 今大会初観戦。

EURO2008 準々決勝 2008年6月21日 - バーゼル - ザンクト・ヤコブ・パルク
オランダ 1-3 ロシア
ファン・ニステルローイ 86,パブリュチェンコ 56, トルビンスキー 22 Ex., アルシャフィン 26 Ex.

 どうせオランダが、、、と思いつつ、夜中にコーヒー飲んだら眠れなくなりそのまま観戦。開けてびっくりの好ゲームだった。ロシアって強いんだなぁ。


■試合経過

 前半はオランダの良さを消す両サイドのロシアディフェンスの作戦勝ち。中盤でこねくりまわしてるのを奪ってはカウンターという図式だった。かといって守りに入りきってるわけではなく、攻めるときはものすごい人数を掛けていて迫力満点。メリハリが利いてた。オランダもロシアもシュートチャンスはいくつもあって、とにかく展開が速かった。

 後半9分にロシア先制。すばらしいクロスと落ち着いたシュートでファンデルサールが一歩も動けなかった。オランダは10番スナイデルが撃てども撃てども枠に行かない。あんなに枠に行かないのに、撃ち続ける図太さは大したもんだけど態勢が不十分でも撃ちまくっててチームの攻撃のリズムを壊してた感もあった。後半41分についにFKからオランダが追いつく。結局このまま延長へ。



 延長では後半7分と11分ににロシアが2点を奪って勝利。とにかくロシアの10番アルシャビンがすごい。猛禽類のような鋭い顔つきでいかにもロシア人という風貌。背は高くないが重心を低くして細かいステップでスピードに乗るドリブルはメッシを思い起こさせた。初めて見たが、所属のゼニト・サンクトペテルブルクがUEFA CUPで優勝したと(記憶してるのだが)いうのが納得できるすごい選手だった。


■ロシア・オランダそれぞれの特徴

 ロシアの攻撃は迫力満点だった。機を見るや、ものすごい勢いで後ろから人が飛び出してくる。またこのクラスの選手になると全力疾走のままボールをコントロールしてくるからスピードが落ちない。縦パスぽん、の単純なカウンターではなく、何人かがつないで全力で津波のように押し寄せてくる感じだった。いやはや、こういうサッカーって面白いなぁ。監督が変わるだけでここまで変わるんだろうか。とはいえヒディング以前のロシアは2002年まで遡らないとわからないのだけど(笑)。

 オランダが攻撃を封じ込められたのは中央にこだわりすぎてたからかも。もっとサイドから崩したり、2topにしてみたり、とやりようがあった気がするが一本調子な感じだった。グループリーグで自信を深めて過信してしまったか。それともファンバステンがヒディングを意識し過ぎたのか。

 それからオランダの悪いところは、結局最後まで悪いクセが修正されなかったCB。とにかく”ゆるい”。はっきり言って3点ともCBが原因と言ってもいい。入ってくる選手をケアしていなかったからだ。1失点目は動き出しとサイドの選手のボールの受け方を見て、この時点で「あ、来た、入る!」とわかるくらい見事にマークを外されていた。2失点目もアシストしたアルシャビンを止められないのは仕方がないとしても、真ん中には3人もDFが戻っていたのに、間に突っ込んできたトルビンスキーへの注意が完全に抜けていた。フリースローからの3失点目もそう。もう集中力が切れていたのかもしれない。まぁこれは、それを上回るロシア選手の集中力の高さを褒めるべきかもしれないが。ロシアもクロアチアの敗れ方を見てこの辺りは気を引き締めていただろう。

 最後にまとめると、オランダ代表のCBに藤山がいれば3失点とも防げただろうなと思ったというのが今朝の感想(笑)。
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by vamos_tokyo11 | 2008-06-22 07:18 | football


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