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オバマ就任演説のまとめ

 オバマさんの演説の全文を読んで感動したのでまとめてリンク。あとは英語の勉強をする気になったとき(笑)用にまとめ。
 ※こちらは選挙勝利演説でした。(1/30訂正)
   大統領就任演説はこちら→オバマ大統領就任演説 全文

President-Elect Barack Obama in Chicago


 「アメリカに変化がやってきた」 オバマ次期米大統領の勝利演説・全文翻訳(goo)
 「米国に変革が到来」 オバマ氏勝利演説(全文)(asahi.com) gooの訳より演説っぽくて良い。
 Obama: Victory Speech (The New York Times : 英語キャプション付き)英語勉強用
 写真&ムービーいろいろ (Gigazine)





 日本語訳しか読んでいないけれど、この演説には感動した。こういう青臭いことを当たり前に言える政治家は日本にはいないし、いたとしても多くの人に支持されるような有能な人ではないだろう。全文に渡って素晴らしいスピーチだと思ったのだけど、とりわけこの部分にはアメリカの最大の長所が凝縮されていると思った。
 これが米国の真の才能だ。米国は変化できる。我々の団結は完遂できる。これまで成し遂げたことから、明日達成できること、そしてしなければならないことへの希望が生まれる。

 昔、高校生だった頃、リクルート事件とか汚職政治が横行していた時代には、今こそ日本の政治は変わらなきゃならないんだなんて思ってたことを思い出した。でも日本は結局自民党に戻ったままだし、根本的には何も変わってない気がするし、政治がよくなったとは思えない。それでも公平に見て汚職は減ったのかな。とはいえ、このころは政治が変わらないといけないと思ったが、今回のアメリカ大統領選挙を見てると、変わるのは政治・政治家だけではなくて「国民自ら」が変わろうとしてるような気がした。

 アメリカがこの先変わるかどうかはわからないけれども、自分たちから変わろうとして変わることを選択できるのがアメリカの強さなんだろう。有効な政策を打っていかなければ支持率は下がっていくだろうけれど、今は変わろうとしているのだから不思議な国だ。

 とは言いつつ、イラクやアフガンを一方的に攻撃して、イランや北朝鮮を”悪”とか読んでおきながら、イラクから撤退しようとしたり”悪”の敵視をやめようとしたり、利己的でほんとうに嫌な面もあるのだけれど。

 この国を人間に例えると「若い」ということなのかな。
 やっぱり国の年齢と関係してるんだろな。
by vamos_tokyo11 | 2008-11-07 00:00 | 社会


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