『サブプライム問題とは何か』 春山 昇華

 かれこれ1年前の本。

サブプライム問題とは何か アメリカ帝国の終焉 (宝島社新書 254) (宝島社新書 254)サブプライム問題とは何か アメリカ帝国の終焉 (宝島社新書 254)
春山 昇華

宝島社 2007-11-09
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 読んでだいぶ経ったのでほとんど内容を忘れちゃってるが、今となっては目新しい内容はほとんどなかったと記憶している。1年前にこれを読んでいたら何かが変わっていたかというとそんなこともないと思う。amazonの書評は随分と評価が高いけど、おそらくそれは昨年末から年初に掛けての書評だからだろう。

 ちょうど『ルポ 貧困大国アメリカ』の直後に読んだのでアメリカ社会の問題点が少しわかったような気がした。ちょっと考えればわかりそうな危険なローンで家を購入しようとする人たちと、そこにつけこむアメリカ社会の恐ろしさを感じられる。結局、自衛できないカモにされた人たち(十分な教育を受けられない低所得者層)が悪いんだと考えるのは簡単なのだが、「投資(住宅ローンを含め)は自己責任」とは言うものの、それだけでは片付けられない問題が根っこにあるのだということはわかった。

 今からだとあまり読む価値はないかも(新聞やネットで解説されているもので十分)しれないが時間があるのならば○。この件についてある程度理解してるのならば時間がもったいないので他のことしましょう。「サブプライムよくわかんない」という人がまとめて理解するには◎。

 ちなみに著者はリバースモーゲージ(中央三井信託がやってる)なんかもブームに乗ると悪徳業者が出てくるんじゃないかと危惧してるようだが、そういうのは恐らく今のひどい状態が忘れ去られる10年後とかの話なんだと思った。
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by vamos_tokyo11 | 2008-11-07 23:10 |


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