『不動産は値下がりする!』 江副浩正

 題を期待して読むとちょっと違う。再開発とかそういう話が多い。9月に読了。

4121502523不動産は値下がりする!―「見極める目」が求められる時代 (中公新書ラクレ)
江副 浩正
中央公論新社 2007-08


 我々世代ではリクルート事件で謝ってる印象しかない江副氏の本。結局いろいろ悪いことしてても才覚のある人は豊かな生活を送ってるのねということがわかる(生活レベルがにじみ出る話がいくつか出てくる)。

 本題がずれたが、本書でいう値下がりする理由は「金利が上がると価格下落を招くから」。これが結論。去年の時点(この本が出たのは2007年)の想定だとそうなのかもしれないけれど、今の状況は結果は同じだが理由は全然違うものだ。金利下がってるし、金融ショックもあるし(笑)。

 あとは土地は再生産されるというお話。で、そのための値下がりもあるよということ。でも、そのくせ「良いところは高くなっていくのだから買っておいたほうがいい」とかよくわからん。主義主張がバラバラな感じ。というか上がるところもあるし下がるところもあるという至極当然な話で、そんなことは別にこの本にこれ見よがしには書いていない。語りを書き起こしているのかもしれないが、題名と中身の異なるこういう本を作ってるこの中央公論社ってのは東スポなんかと大差ないなぁと思ってしまう。

 どうしても読みたいなと思ったら図書館でどうぞ。
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by vamos_tokyo11 | 2008-11-24 23:51 |


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