カテゴリ:震災( 6 )

東京電力が福島第一原発についてプレスリリースを発行


「福島第一原子力発電所・事故の収束に向けた道筋」

 http://www.tepco.co.jp/cc/press/11041702-j.html


 こういうプレスリリースが出たというのは大きな前進ですね。

 詳しくは中を見てもらいたいですが、現状→ステップ1(約3カ月)→ステップ2(約3~6カ月)で、完全にUnder Controlまでもっていくという流れのようです。工程とその時期が示されたことは非常に意義深いですし、周辺住民の方はもとより、近隣県の農家の人びと、関東圏に住む私たち、それから海外へのPRはとても大きいと思います。私が思っていたよりも、ずっと早い段階で改善していくということがわかり、まずは嬉しいです。

 今後、引き続き大きな余震や津波が起こる可能性もあるため、最大9カ月で原子炉を冷温状態にキープできるようになるのかはわかりませんが、原発全体の現状が見えて、しっかりと分析したからこそ出せる工程表だと思います。今後はこの工程表をよりブレイクダウンして、漏れや誤りのない対応をしていってほしいと願うばかりです。また、このレベルの情報が第一ソースとしてしっかりHPに落ちていて自分の目でしっかりと見ることができるのも意義深いと思います。

 その一方、政府が一企業である東京電力にこの分析と対応を丸投げしていたのかと思うと、ますます政権への不安・不満が募ることも隠せません。実際はどれくらい関わっていたのかわかりませんが、政府関係からこれが出なかったことに責任を逃れようとする態度が見えると言わざるを得ません。一体となっていないのであれば、この工程表に対する実現性をしっかりと精査して、最悪の事態が起きうる可能性の検証と、それが発生した時に取りうる対処法を明らかにすることが最低限の仕事だと思います(政府がお墨付きを与えることで政府が責任を持つべきです)。マスコミは勝手に「精査」をやるでしょうが、海外への周知という意味でも、政府がしっかりとした情報開示と対応方法を示すべきであることは間違いないと思っています。マスコミに疑問を持たせず、議論の余地を残させないほどの対応をしっかりと取ってもらいたいと思います。

 経済産業省
 「東京電力の「福島第一原子力発電所・事故の収束に向けた道筋」について」
2. 今回の道筋の発表を受け、政府としては、
① 東京電力に対し、この道筋の、着実かつ極力早期の実施を求めます。このため、原子力安全・保安院を中心に、定期的にフォローアップを行い、作業の進捗確認と、必要な安全性確認を行います。
②東京電力に対し、道筋実現のために必要な、作業員の動員・配置、資機材の調達・準備、宿泊などの厚生施設の体制整備を求めます。
③ステップ2終了時には、放射性物質の放出が管理される予定です。この時点で、原子力安全委員会の意見を聞きながら、速やかに計画的避難区域や緊急時避難準備区域の見直しを行います。それまでの間、具体的な判断基準の詳細を検討するとともに、可能な限り広域の除染を進めます。
これにより、6ヶ月から9ヶ月後を目標に、一部地域の方々には、ご帰宅が可能か否か、をお知らせできるようにしたいと考えております。


 首相官邸から跳んだこのページでは、結局、工程表に対しては責任を負わないとしか読めません。この無責任さには呆れるばかりです。国の基準に従って運営していた以上、国はこの解決の道筋作りに主体的に関わっていかなければならないはずです。責任ある政治の形であるとは到底思えません。先の衆議院選挙で民主党に投票した自分を呪いたいです。。。
[PR]
by vamos_tokyo11 | 2011-04-18 00:26 | 震災

キース・エマーソン(EL&P) 「日出ずる国へ」

休日の間ネットとテレビを見続ける日々が続いています。
震災のせいというよりも花粉症の症状がひどいために外に出るのを控えているというのがほんとの理由です。。。

なかでも今はtwitterで展開される情報量の多さに驚くと同時に、これらの情報を自分で取捨選択し、消化していかなければならないことのむずかしさを痛感しています。特に原発の状況と放射線の評価についてはメディアごとに差があり、正しい情報を自ら得ることの重要さと、誤報やデマに平静を保つことの難しさ感じます。平静であってもなんらかの意識が働くもので、昨日スーパーで野菜を買う時に産地はやはり気にしてしまいました。そうしていると今日は野菜の出荷停止があったわけですが、あれも水で流せば(いわゆる除染すれば)問題ないレベルなのではないかと思ったりしていますが。

さて、今回の震災に向けてEL&Pのキース・エマーソンが新曲「The Land Of Rising Sun(邦題:日出ずる国へ)」を発表したという情報をtwitterで知りました。東北地方太平洋沖地震が起きた日に「日本人の励ましに少しでもなれば」と思い作曲した楽曲だそうです。正直、EL&Pを聴いたことがないのですが、どれほどの人物かは理解しています。そういう人が曲を作ってくれてすぐさまyoutubeで公開してくれているということに感動を覚えました。


[PR]
by vamos_tokyo11 | 2011-03-21 22:13 | 震災

避難者の受け入れに多摩ニュータウン等の活用はできないか

 ちょっと考えてしまうニュース。

原発事故の避難者、東京武道館・味スタで受け入れ(朝日)

 今回の大規模災害で避難者の受け入れが始まっている。記事を読むと東京都が受け入れて、武道館や味スタを提供するということらしい。都が受け入れるという発想はすばらしい。しかし武道館や味スタに安らげる場所がどれほどあるだろう。どうも発想が避難所=体育館のイメージから抜け出てないような気がするがどうだろう。

 ここでちょっと提案。多摩ニュータウンの団地は空き家が増えていることで有名だが、これらの空き家を避難民の方々に提供するというのはいかがだろうか?住人の方々には失礼ながら建物が古くなっていたりする面はありつつも、スタジアムや武道館に暮らすよりもはるかに人間的な暮らしができる。何といっても「家」なのだ。家具や電化製品をどう準備するかという問題はあるが、まだ使える電化製品をお金を払って廃棄するようなご時世だから寄付を募ればいくらでもでてくるような気がする。なければ中古屋から購入して提供すればよいだろう。

 さらに団地にはもう一つ、高齢化の問題がある。ここに家族連れが転居してくれば平均年齢も下がるし、子どもがいれば明るさも加わるに違いない。被災者にとっても団地であれば被災者同士の横のつながりも保てるので、団地単位に同じ町や村から募集すればいいのではないだろうか。

 多摩ニュータウン団地とひとことで言ってもたくさんの団地がある(wikipedia)。こちらのページによれば空き家の数は集合団地で5,070戸だそうだ。8割提供しようとすれば4,000戸を提供できる。東京都・URは連携してなんとかできないだろうか。もちろん多摩ニュータウンにこだわる必要はない。他に空き室のある団地があれば活用してよいと思う。社会的な資産として活用されるならこれほど素晴らしいことはないだろうし、それで街に活気が戻れば一石二鳥ではないだろうか。


3/20 23:42追記
 さいたまスーパーアリーナでの受け入れは人工透析治療が必要な患者など限られた人たちで、一時的な非難になるとのこと(3月末まで)。また各自治体も既に受けいれ体制を整えているとのことで、県ごとに受け入れ人数が書かれたニュースもあった。サポートする側も迅速に動いているということがわかってよかった。
[PR]
by vamos_tokyo11 | 2011-03-19 13:24 | 震災

三鷹市のtwitterアドレス

三鷹市がtwitterを始めていました。こちら
停電情報などは市のHPやtwitterを参照してください。
[PR]
by vamos_tokyo11 | 2011-03-14 17:44 | 震災

三鷹市の計画停電予定

念のため転載。停電予定時間が短くなっています。

三鷹市HP 最終更新日:2011年3月14日 4時20分

引用開始

 3月14日(月曜日)午前3時に東京電力より計画停電の予定時間の変更の連絡がありました。

 第一グループ
 ・井の頭4丁目、5丁目
 ・下連雀1丁目、2丁目、4丁目の一部


 上記の第一グループの計画停電の時間帯は、16時50分~20時30分の時間帯のうち3時間程度のみとなり、当初予定していました6時20分~10時の時間帯での計画停電は実施しないこととなりました。

 第二グループ
 ・下連雀3丁目、4丁目の一部、6丁目、9丁目
 ・上連雀1丁目の一部、4~9丁目
 ・新川1~6丁目
 ・中原1丁目、2丁目の一部、3丁目、4丁目
 ・井口1~5丁目
 ・深大寺1~3丁目
 ・野崎1丁目、2丁目、3丁目の一部、4丁目
 ・大沢1~6丁目の一部


 上記の第二グループの計画停電の時間帯は、18時20分~22時の時間帯のうち3時間程度のみとなり、当初予定していました9時20分~13時の時間帯での計画停電は実施しないこととなりました。

 第三グループ
 ・上連雀1丁目の一部
 ・北野1丁目、4丁目
 ・中原2丁目の一部
 ・野崎3丁目の一部
 ・大沢1~6丁目の一部


 上記の第三グループの計画停電の時間帯は、当初の予定通り12時20分~16時の時間帯のうち3時間程度で変更はありません。
 詳しくは、東京電力武蔵野支社(電話0422-57-2814)またはカスタマーセンター(電話0120-995-662)へお問い合わせください。

このページの作成・発信部署
災害対策本部
〒181-8555 東京都三鷹市野崎一丁目1番1号
電話:0422-45-1151 

引用終了
[PR]
by vamos_tokyo11 | 2011-03-14 05:17 | 震災

地震とIKEAと子ども

 たまたま7日から14日まで会社を休暇中で、地震が発生した時はクルマでIKEAを訪れたところだった。体調の悪い妻を家に置き、娘と二人でクルマでIKEA港北へ。エスカレータで2階へあがり、エントランスに立って「さぁ入ろう」としたときに地震がきた。最初天井のむき出しのダクトが揺れ始め、あれ?と思ってるうちに立っているのがやっとの状態で、娘を抱きかかえるようにしゃがんだ。安全なところを探したが上ではダクトがガシャンガシャンと音を立てて今にも落ちてきそうで、周りにはしがみつくものもない。壁際に行くと商品が倒れてきそうだったのでスペースのある場所にしゃがみこむしかなかった。1階を見やると走って外へ逃げ出す人多数。外へ行こうとするが階段がうねっていて崩れやしないか不安になる。慌てて外へ出るのも危険と知りつつ、それでも子どもを抱えながら転ばぬようになんとか階段を下りて外へ逃れた。

 外へ出てもアスファルトが揺れていたし、その後も何度も余震があった。安全確認ができないので店内へは入れず、駐車場も入れない状態となった。このあとのIKEAスタッフの対応がすごかった。まず外で立って待っている客にチョコレートコーティングされたキャンディが配られる。割と風が寒い日だったのだが、子どもやお年寄りを優先に寒さをしのぐためということで大きなタオル(たぶんこれ)が配られた。自分はスタジアムの寒さに比べれば、と思えば3・4時間は平気そうだったが、子どものためにありがたかった。その後、建物から離れた場所へ誘導されて避難。すると今度は掛け布団!(たぶんこれ)が配られて、これまた子ども優先でかぶせてくれた。おかげで子どもは全く寒い思いをせずに済んだ。その後、凄い人数のスタッフがカートに飲み物、お菓子を積んで配って回り、ポテトチップスにジュースまでもらい、子どもが退屈せずに大人しく1時間半ほど待つことができた。他にも下に敷くためにと段ボールも配られたりしていた。その後、余震が少し収まってから、クルマ用スロープを使って駐車場へ移動して家へ帰ることができた。

 IKEAの対応はほんとにすごかったし、ひとりひとりのスタッフの客を気遣い方は心の底からのものを感じた。客を待たせている間の声掛け、駐車場での誘導や挨拶などは普段の買い物よりも心がこもっているように感じられた。何も買うことができなかったが今度行くときにはお礼を言いたいと思う。帰る頃には周辺の信号の電気が切れていたり、調布のあたりですごい渋滞だったが、割りとスムーズに家に帰ることができた。家の方は妻と電話(ウイルコムなので何の問題もなくつながった)で話した通りで、CDやモノが落ちた程度でほとんど被害はなかった。

 会社からは安否確認のメールが来たり、電話がかかってきたりした。こちらは大丈夫だったが、会社の方が大変だったと思う。帰宅できない人がいたりトラブル対応している仲間もいたりしただろう。こんなときに休暇中だったのは申し訳ない気持もあったが、やはり家族のそばに居ることができてほんとに良かった。申し訳ないがこれが正直な気持ちだ。

 被災された方のインタビューや避難所での様子を見るといたたまれない。津波の映像を見るよりもつらい。今はとりあえず節電しかできないけど、これから自分ができることをやろう。
[PR]
by vamos_tokyo11 | 2011-03-13 19:27 | 震災