カテゴリ:本( 281 )

『死者の奢り・飼育』 大江健三郎

4101126011死者の奢り・飼育 (新潮文庫)
大江 健三郎
新潮社 1959-09-29



描写がすごい。触感が伝わってくるよう。ヌルヌルした感じがしてくる。胎児と死体を同じような物体と見るところにドキッとさせられた。
全編戦中や戦後すぐの背景で描かれているが、なんというか人間の奥底にあるものをぬらぬらと言葉の限りを尽くして表現しているよう。

20150619読了
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by vamos_tokyo11 | 2015-12-26 15:34 |

『(日本人)』 橘玲

4344021762(日本人)
橘 玲
幻冬舎 2012-05-11



p140
戦後突如として平和主義になったのは分裂的な思想のせいではなく、日本は一貫して「得なことならやるが、損をすることはしない」というエートス(行動様式)に従って行動してるだけだという説明はものすごく腹落ちする。
台湾、朝鮮を配下に組み入れることが得であったので戦もしたが、戦後は周り(朝鮮戦争)をみても悲惨なことであることに気づいた日本。

p144
空気が支配しないと個人主義的な日本人をひとつの共同体にまとめられない、というのは少し違うような…直感的に。

p188
地中海というグローバルな地域がグローバルの宗教であるキリスト教とイスラム教を生み出した。
多数の民族を束ねる必要のあるローマ帝国からすればキリスト教を国教とするのは必然。それ以外の神は民族とセットになったものであったから(ユダヤ教)。

日本人がしがらみから抜け出し自由を求める、世界的に歴史的に見ても最先端にいるというのは、東京だからなのだと思う。そして、橘玲の求めてるものは、その生来の性格や生い立ちがきっかけになっているのもよく分かる。
この意見に与する必要もないし、賛同するつもりもないけれど、なんとも言えない読後感。ふーん、という感じだ。伽藍のないバザールだけの世界なんて訪れないと思うし、アメリカでさえ、伝統的価値を日本より重視しているのだから、筆者の希望する国は日本以外にはない気がする。

20150619読了
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by vamos_tokyo11 | 2015-12-26 15:30 |

『貧乏はお金持ち』 橘玲

406281417X貧乏はお金持ち──「雇われない生き方」で格差社会を逆転する (講談社+α文庫)
橘 玲
講談社 2011-03-22



マイクロ法人を設立して、税制や国の制度の歪を利用してお金をより手に入れようという話。
一連の著書の実践版。
知識としては知っておいて良い内容が詰まっている。
兼業禁止だと難しいと思わせるのと、これらの制度自体も保証されたものではないので、ここに書かれたやり方に踏み出すのは俺には無理だ。
会計に関する実践的な記述なんかは参考になった。

20150611読了
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by vamos_tokyo11 | 2015-12-26 15:17 |

『マネーロンダリング』 橘玲

4344403533マネーロンダリング (幻冬舎文庫)
橘 玲
幻冬舎 2003-04-15



面白い!
金融の裏話的に面白そうだったので読み始めたところ、小説としてもスリリングで面白かった。
長い話に幾つも伏線や人間ドラマが絡み合っていて、まるで『新宿鮫』シリーズと同じような感覚を受けた。

201505読了
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by vamos_tokyo11 | 2015-12-26 15:10 |

『三国志』 横山光輝

4267890013三国志全30巻漫画文庫 (潮漫画文庫)
横山 光輝
潮出版社 2002-11-01



実は初めて。
30巻読んだ。面白かった。
漫画ならではで話がバンバンとんで読み進めるのに、それでも30巻もある。凄い世界だ。
こうなると家にある親父の形見みたいになってる北方三国志も読みたくなる。
でもその前に吉川三国志なんだろな。
どうやって晋が統一したのかも知りたい。

201505読了
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by vamos_tokyo11 | 2015-12-26 15:03 |

『アジア進出ハンドブック』 BTMU国際業務部

4492444084新版 アジア進出ハンドブック
三菱東京UFJ銀行国際業務部
東洋経済新報社 2014-08-29



途中まで読んだ。各国事情が分かってなかなか面白い。
法人向けなので税制とかまで整理されているし、それを検討してる人にはかなり有益な本だろう。

201505読了
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by vamos_tokyo11 | 2015-12-26 14:57 |

『家を買いたくなったら』 長谷部高

4872905148新版 家を買いたくなったら
長谷川高
WAVE出版 2011-02-17



俺には必要のない本だった。新発見なし。
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by vamos_tokyo11 | 2015-12-26 14:54 |

『名門校とは何か?』 おおたとしまさ

4022736011名門校とは何か? 人生を変える学舎の条件 (朝日新書)
おおたとしまさ
朝日新聞出版 2015-02-13



高校の名門校を解説する本。
なんだかんだ言っても切り口は大学、東大入学ランキングに依拠してるので流し読み以上のものはない。それでも、そういう上位校についての情報がそれぞれ割かれているので、学力があり、高校を選べる側の人にとっては参考になるだろう。

20150411読了
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by vamos_tokyo11 | 2015-12-26 14:52 |

『スマホに満足してますか?』 増井俊之

B00TIK9PL8スマホに満足してますか?~ユーザインタフェースの心理学~ (光文社新書)
増井 俊之
光文社 2015-02-20



UIについて語った本
総じてマニアックであまり参考にならなかったが、以下2点は実担当者として本当にそう思う。

p32
ボタンの数など絞った簡潔なインターフェースの思想に気づかない。意識的に省いている機能には気づかれにくい。
p33
手間をなくすことは、できることを増やすことに比べると地味な機能変更で、そのよさに気づかれにくい


20150405読了。
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by vamos_tokyo11 | 2015-12-26 14:39 |

『「ズルさ」のすすめ』 佐藤優

4413044401「ズルさ」のすすめ (青春新書インテリジェンス)
佐藤 優
青春出版社 2014-12-02



意外に社会的な良い話が書かれていて驚いた。
生き方を書いたような本。

本の内容はまとまりもなく、エッセイを集めた感じ。
→ そのせいか今の記憶ではあまり内容を思い出せない。。。ロシアでの生活や官僚時代の仕事にあたって自分の意識していたことなんかが書かれていたような。。

p162
 会社以外の人間関係をできるだけたくさん持つことをオススメします。
 『贈与論』マルセルモース

p211『真空地帯』野間宏
 軍隊、上下関係、家庭、社会、組織
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by vamos_tokyo11 | 2015-12-26 13:58 |