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2007 第18節 鹿島vs東京 前後半なぞの変身

後半の頭は迫力あったなぁ。

6月30日(土) 2007 J1リーグ戦 第18節
鹿島 1 - 2 東京 (16:00/カシマ/15,712人)
得点者:'21 マルキーニョス(鹿島)、'47 ルーカス(東京)、'56 鈴木規郎(東京)


■前半は防戦一方

 前半は圧倒的な鹿島ペース。東京は開始早々に規夫がドリブル突破を見せて、相変わらずの好調ぶりを見せるのみ。それくらい。

 鹿島は前半の運動量が多かった。トップにいるマルキーニョスが左右に動き、田代・野沢・本山がポジションチェンジを繰り返し、東京は後手に回る。

 失点は今野のミスから。スタジアムでは相手のファールに見えたが、今見たJリーグタイムでは今野のミス。すっころんでました。その後も土肥のファインセーブで止めたりしてたが、最終的にはマルキーニョスにうまく決められる。

 頭から飛ばしまくった鹿島は、前半の途中から省電力モード。東京も付き合って走り回っていたので足が止まっていた。


■勢いのあるうちに2得点

 後半開始早々、サイド攻撃が火を吹く。右サイドからいいクロス(徳永?)が入り、福西まで通る。福西のシュートはゴールポストへ弾かれ外へ。前半からシュートチャンスを決め切れなかった福西。いいところへ顔を出すが、あと一歩が続く。

 鹿島は前半とは変わって中盤のチェックが甘い。ボールを自由に回せる東京は、サイドから圧倒的に攻めまくる。リチェーリも生き生きとした動き。この時間帯攻撃はほぼ右サイドからだった。

 得点シーンはその攻め込みの中で生まれたCKから。梶山のキックから徳永(?)がヘディングで落としたところへルーカス!その前から攻めまくってただけに、この時間帯に取れたのは大きい。それにしても前半が苦しかったので、意外なほどあっさり追いついて多少面食らった。びっくりしたってのが本音。

 そしてさらに驚きの2点目。同じく右CKは梶山。「今野、前半の借りを返せ!」と叫ぶと、競り合ってこぼれたボールが何故かそこにいる規夫様。左足一閃!決して簡単ではないバウンドを地を這うようなボールでゲット・ゴール! このシュート、山本昌邦@Jリーグタイムは「ワールドクラスですよ」とおっしゃってました。

 そのあと、結局チャンスもあり、ピンチもあるがなんとか耐え切って勝利。鹿島スタジアムの初勝利を現地で見ることができて嬉しかったです。

 それにしても、モニのファールでPKを取られたシーン。結局Jリーグタイムでも放送されず、どういうプレーだったのか全く分かりませんでした。言えることは、「よかったな、モニ。とにかく引き続き頑張れ」という一言だけ。

 規夫と梶山と伊野波はよく頑張ってましたねぇ。特に守備面で。梶山は伊野波並に最後まで走ってました。腰が強くて当たり負けしないし、頼りになる男です。


■博実の采配・その他

 勝ったら饒舌な博実インタビューはこちら

 不思議だったのは左右・リチェーリと規夫を入れ替えてスタートしたこと。好調が続いている規夫を右にする必要はあったのか。彼がこれだけ結果を出し続けているのだから、それを使わない手はないと思うんだけど。結局左に戻った後半に得点したのは偶然ではないと思います。

 リチェーリと憂太の交代はあれでよかったの?福西の運動量が落ちてきた状況で、栗澤の運動量が必要とされていたと思うのだけど。なんとか凌ぎきれてよかったけど、これも不思議でした。

 そしてモニ。野球のクローザーみたいですね。ほんとにあの状況でDFを入れることが守備の安定になるんでしょうか。5バックみたいになってたけど、前目(福西のいたポジション)でボールを追いかける選手がいなくなって、赤嶺独りで効果がチェイシングが効果薄になってました。ちょっと納得できません。論理的でないというか。

 結局鹿島がなんで崩れたのかよくわからなかったんですが、向こうの監督選手からしても謎だったようです。むしろ織り込み済みだったというか。よくわかりません。誰か分かる人がいたら教えてください。
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by vamos_tokyo11 | 2007-06-30 22:02 | FC東京

明日は鹿島戦

 行きます、鹿島。

 同行者は初めての鹿島らしく(そうだっけ?)、どんなに暑くてもモツ煮を食う、と鼻息が荒いです。ちなみに私も東京の試合では(というよりJの試合では)、実は初めての鹿島です。

 鹿島の地ではリーグで勝ってないけど、明日が初勝利になるといいな。


 そんでもって、前節の大敗から一気に燃え広がってきているような気がする(私は前からですが)、監督、フロントへの不信感。みんな我慢してる感じがします。ここで不甲斐ない試合したらチーム全体がおかしくなりそう。

 シーズン途中で解任するのなら、鹿島戦の後しかないわけです。長い中断期間に建てなおせるかもしれないから。ロクなスカウティングができないフロントは、監督を探してるとは思えないけどね。ビジョンなしに監督連れてきても同じだし。いずれにしても、変に中位にいるから解任なんてないんだろうけど。もしあるならもう決まってるでしょう。去年の磐田の山本昌邦みたいに。

 明日、仮に気持ちよく勝っても、来年以降チームをどう構築するか、フロントはしっかり考えて欲しいな。

 それにしても優秀な人材をフロントに入れられないかねぇ。今のフロントが去ったとしても、次に相応の人材がいないと船は沈むわけだ。だからいっそのこと博実が入ればいいのに、フロントスタッフに。彼は現場より、GMみたいな方が向いてると思うけど。やりたいサッカーのビジョンもあるから。監督よりもそっちの方がいいんでないか?

 それにしても、博実が去ってもどんな監督が来てくれるんだろう。監督や選手を獲得するのも人脈だもんね。それが広がっていかない限り、我々のような若いクラブはこれからも苦労するんだろなぁ。
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by vamos_tokyo11 | 2007-06-29 19:35 | FC東京

世界にメチャもてな日本

はてなブクマで見た人も多いかも?

 めちゃモテ日本(内田樹の研究所)

初めて見たブログですが、あー、なるほど、と納得。
特に9条とテロの関係について目からウロコな感じがします。
軍隊を持たないコスタリカ、東南アジアの交通の要衝にあるシンガポールも同じ感覚ですかね?

みんなCanCamなら幸せで平和な世界が訪れるのか!???
いや、そんな単純な問題ではないことはわかっているけど。。。

酔っ払ってる頭では、反論は見当たりません。
なるほどなー。

あ、J.B.アンテナからお越しの皆さんごめんなさい。
今日はサッカーネタなしです。。。
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by vamos_tokyo11 | 2007-06-28 00:45 | 社会

『博士の異常な健康』 水道橋博士

 浅草キッド・水道橋博士の「人体実験」本。

4757212488博士の異常な健康
水道橋博士
アスペクト 2006-03-20


 薄かった髪の毛が生えた話(プロピアとそのシャンプー)。
 視力回復手術の話。
 アンチエイジング(胎盤エキス)の話。
 加圧トレーニングの話。
 ガンに効くというバイオラバーの話。
 などなど。


 うさんくさいものを実際に体験してレビューしている本。駄洒落が多くて、面白いというよりも逆にサクサク読むのを妨げていて(紙数を稼ぐためか?)、若干イラっとする感はあるが、慣れてくると読み進めるのも早くなった。

 加圧トレーニングとバイオラバーが最も気になるが、バイオラバーは特に怪しさ満点。「東京タワー」でリアルな描写を読んでいたので、この本を読む人の中でバイオラバーにすがる人が出てくることは間違いない、と思った。

 しかしAmazonのこのレビューを見てちょっと考えさせられた。

 面白い本だが注意が必要, 2007/3/22
 博士のレトリックには十分に注意する必要あり。巧妙に「育毛」と「発毛」という言葉を使い分けてる。プロテインシャンプーに「発毛」の効果があるとは一言も書いていない。


 博士は自分が元来疑い深い、ということをツラツラと書き、その上で体験してその効能に驚いた!という書き方をしているので、これが効いているのか本当に不明。確かに書きっぷりが怪しい。でもま、そこを気を付ければ面白い本。
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by vamos_tokyo11 | 2007-06-26 22:44 |

『お金と英語の非常識な関係』 神田昌典

 上・下巻に分かれています。

 英語の本、というよりもビジネスをやる人のための英語本、英語を使ったビジネスをやる人をターゲットにした本。

 内容はおもろい。面白い、というよりもおもろい(笑)。微妙なニュアンスの違いだけど、英語だ!ビジネスだ!というよりも、どちらかというと、自己啓発本の趣。

 こういう「元気ですかー!やっちゃおうぜー!」みたいな本が売れるんでしょうか。かなりの人気本だそうです。自分でビジネスをやりたいのなら(やっているのなら)この本は背中をググッと押してくれると思います。

 自分はサラリーマンだけど、なんとなく元気になれるような本。この先どうなっていくか、サラリーマンを続けていくのか分からないけど、ひとつの選択肢を得た気がする。

 CD付き。ちなみに著者は英語ができない、下手だと文中書いてるが、MBA取ってきてる人ですから、当然単なる謙遜。CD聞けば一目(聴?)瞭然。超ウマレベルの中での争いです。

 文中ふざけた文体でわらかしてくれるんだけど、もっともよかったのは「あとがき」だったりする。ちょっと感動します。

4894511711お金と英語の非常識な関係(上) 神田昌典&ウィリアム・リード、スペシャル対談CD付き
神田 昌典
フォレスト出版 2004-07-17



489451172Xお金と英語の非常識な関係(下)―神田昌典の全情報ソース付き
神田 昌典
フォレスト出版 2004-07-17

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by vamos_tokyo11 | 2007-06-25 22:46 |

『千円札は拾うな。』 安田 佳生

 主に経営者やそれを志す人向けのビジネス本。

4763196804千円札は拾うな。
安田 佳生
サンマーク出版 2006-01-20


 ㈱ワイキューブ代表の著書。この会社は知らなかったが、webサイトを見るとコンサル業の会社のようだ。

 この本自体、さらさらとすぐに読み終えてしまう。ほんとに千円札が落ちてても拾わないのかどうかが問題なのではなく、目先の利益にとらわれるな、もっと顔を上げて、より上を目指せといった内容。

 例えば売上を上げるには、今のやり方に基くのではなく、それを一度捨てて、別のやり方が必要になる、と言ったことを書いてある。サラリーマンの仕事の仕方でも、係長、課長、部長になるたびにやり方を変えなければならない、というようなことを書いてある。自分の殻を破る方法のひとつかも。

 一理あるだろうけど、そればっかりじゃない、とは思った。平社員でも上の立場でモノを見る事はあるだろうし、考えることもある。参考になることも書いてあったが、基本的には経営者や、起業家向けの内容だと思った。

 題名もそうだけど、目を惹くのが上手。文章も上手ですいすい読ませます。でも新たな視点というほどのことはない。簡単に読めるのでちょっと空いた時間にどうぞ。
 
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by vamos_tokyo11 | 2007-06-25 22:44 |

いろいろ書きたいこともあるんですが。。。

 ブログに費やす時間が足りなく書けてません。
 ホントはいろいろ書きたいんですけど。


 ほぼ備忘録的に列挙。

・浦和戦空席の話。
 →バックスタンドは「囲碁の序盤戦みたいだなw そのうち埋まるでしょ」とか笑ってたら
   結局そのまま。
   ゴル裏に行って通路埋めてるんだろね、浦和サポは、なんて思ってたら、
   あのひどい弁明。
   あー、情けない。東京のフロントって前からこんなだったのか?

・ワンチョペの話。
 →日刊の話は本当か?
   本当だとしたらフロントはもう交代した方がいい。
   ダニーロから3連続(+エバウドを入れると4連続)の失敗。
   ありえない。
   ワンチョペを使いこなせない監督が悪いという発想にはならんのか?
   平山と同タイプで、平山より明らかに優れてると思うけどね、オレは。
   タイプがどうとか、そんなものトル前から分かりきってたこと。
   いいかげん、監督とコンセプト合わせろよ。スカウトと上層部の意見をすり合わせろよ。
   客が入ってるからって(他のクラブに比べればすごい観客動員だよ)甘えてんじゃないよ。

旧ユーゴ旅行記
 →まだ終わってないんです(汗。
   サラエボ2日目のオシムのデビューしたスタジアムのことや、
   サラエボ五輪のスタジアムとかの話も書いてないし、
   ベオグラードの話もまだなので、いつかそのうち、1年経つよりは前に、
   記録しないとな、と自分へ叱咤激励(笑)

・サッカー批評
 →徹壱さんvsボスキャラ(=川淵日本サッカー協会会長)の記事読みたさに購入したら、
   すごく密度の濃い特集号になってます。未読の方は是非オススメします。
   アジアカップ・U-20ワールドカップ前には是非!
   まだ全部読んでませんが、
   ・西部謙司×小野技術委員長×山本野洲高校監督の対談は秀逸。
    これほど優れた論の引き出しはなかなかない。さすがじぇふいぬち。
   ・杉山茂樹×遠藤ガチャピンのインタビュー
    杉山さん、あんまり好きじゃないけど、これは素晴らしい。
    ふたりのマニアックなところがちょうど重なったんだろね。
    とにかく紙面から楽しそうな雰囲気が伝わってきます。


・BON JOVIもDREAM THEATERも未購入
 →個人的には映像特典とか要らないんですけど。
   変なの付けないで安くしろ、というのがオレの趣味。
   一般的なのから外れてるんでしょうがないですね(笑)
   あー、早く買わないと。友達の情報ではオレ好みのBON JOVIらしいので。
   DTもライブには行くぞ、と。


その他もろもろ。。。
やりたいことが他にもいっぱいあるのでこの辺で。。。
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by vamos_tokyo11 | 2007-06-21 21:52 | 雑記

2007 第15節 東京vs甲府 なんかすっきりしない・・・ 

まだJ's GOALには結果があがってません。
※アップされたので追記↓

6月20日(水) 2007 J1リーグ戦 第16節
東京 2 - 1 甲府 (19:04/味スタ/17,264人)
得点者:'30 鈴木規郎(東京)、'59 ルーカス(東京)、'66 茂原岳人(甲府)


 今日は仕事帰りで、味スタにはユルネバ合唱時に到着。

 本日時間も遅くて細かなことは整理できてませんが、簡単に感想など。


■のりのりのりお。

 規夫のシュートすごかったですね。ストライカーかと思いましたね。左を切られても撃て、ってヒロミに言われたんでしょうか。DFの股下を抜いて、あの位置からゴールを決めるなんて信じられん。隣の観戦仲間と「おぉ~!!!」と驚きあって向かい合いました。

 ずっと調子を維持してていいですね。クロスもアーリークロスも混ぜたり、縦にも抜けるし、ほんとに色々トライしてるし。ただし、リチェーリが無理やり左サイドに流れてきて、右サイドへポジションチェンジは不要だったかも・・・。


■試合の序盤・甲府の感想

 前半は甲府も前がかりで「これが甲府」という一面を見れて楽しかったです。浦和を見た直後なので鮮明に感じるのがワシントンの偉大さ。やはりカウンターで裏へ狙うだけじゃなく、ポストでガッチリと味方の上がりを待てるのは強い。甲府はコンビネーションで崩そうとする分、決まれば美しいパス交換が見れるが、なかなかそんなに決められるもんでもない。決められてもこまるけど。

 それから甲府を見て特長的だったのが、絶対に簡単にクロスを上げてこない。良し悪しだろうが、これは本当に徹底してたなぁ。中のタイミングで狙えばいいのにね、と思っても必ず崩そうとする。まぁ、1topが藤山より小さかったからね。そりゃ崩さないと部が悪いと感じたんでしょうね。

 そんでもって規夫の得点。さいこーでした。個人で点を取れるとラクチンだなぁ。


■後半

 1点とるとやはりでかいですね。相手が出てきたところをカウンターで攻められるから。そんな中で2点目が生まれる。あれは梶山が自陣からドリブルでハーフ過ぎまで持ち出したのがすごい。そしてあのスルーパス。あーいいもんみた。そういうわけで、あの得点は梶山が70%、GKの足元を冷静に狙った福西が25%、んでルーカスが5%(笑)と言ったところでしょうか。

 その前にも梶山は鋭いパスから、信男のフリーを演出してたし、前を向いて広大なスペースがあるとすごい力を発揮しますね。調子もいいです。それにしても梶山の腰の強さには驚きます。


■しかし、しかし、、、

 正直に告白します。2点とった後、安心してのんびり観てました。かなりお気楽に。明らかにスタジアム全体がそうだったし、それが選手に伝播したようにも見えました。甲府の得点はそんな雰囲気の中、とられた点だったと思います。

 リチェーリの2枚目は目の前だったけど、PKだと思ったんだけどな。これは映像見ないとわからないけど、主審からは見えない位置だったと思うんだけど。1枚目のイエローが不要でしたね。でもちょっと気の毒。

 結果的に1人減ったことによってチームはだいぶ締まったかも。

 相手も1人減りつつ終了。それにしても拙い試合運びだったなぁ。余談を許さない状況で「眠らない街」を歌ってる場合じゃないよ、って思った。終了直前のCKに至る過程は、意味不明の伊野波の中盤でのミスから。あの時間帯にあのポジションでやるプレーではない。あれが五輪予選でのギリギリのシチュエーションだったらどうするんだ。。。

 まぁ勝ったのはよかったんだろうし、随分スタジアムも盛り上がったのでよかったんだろうけど、なんとなく釈然としない感じが残りました。個人的には。上位と中位以下との実力差も感じた次第です。
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by vamos_tokyo11 | 2007-06-20 23:42 | FC東京

2007 第14節 東京vs浦和 

あの時間帯に失点してしまったら。。。

6月17日(日) 2007 J1リーグ戦 第15節
東京 0 - 2 浦和 (16:04/味スタ/38,439人)
得点者:'3 田中達也(浦和)、'65 オウンゴ-ル(浦和)


 最初にはっきり言っておくと、個人的には評価が非常に難しい試合だと思います。この試合は両面から見れた試合だったと思っています。

 まず、勝ち点が取れる試合だった、と考える側から見ると、以下3つ。
 ①東京はコンディションが上がってきてる
   ・清水戦に快勝
   ・中断期間を上手に使えた
 ②浦和のコンディション不良
   ・代表組+A3で先週半ばまで中国で3試合消化
   ・怪我人もいたり、怪我明けがいたり
 ③前回の試合との感覚
   ・東京は中6日。浦和は中3日。しかも中2日で3試合消化
    どちらがコンディション上有利か明らか

 勝ち点を取るのはやはり厳しいだろうとみる向き。
 ④実力差
   ・浦和の戦力の充実、監督が変わってスムーズに行っていないように見えるが、
    昨年までの遺産で上位に居座る浦和。
   ・迷走し続ける東京


■前半の失点が痛すぎる・・・

 はっきり言うと、①~③を理由にかなり勝てるチャンスがあると思っていた。それだけにショッキングだった、開始早々の失点。入り方が悪い。調子が多少上がってくる前の東京に戻っている。思い出したのは名古屋戦の失点。結局あれと同じで、一瞬の集中、もしくは判断ミスにより、ど真ん中でドリブルを許してしまっていた。こうなるとつらい。浦和は落ち着いて守りを固めればいいわけで、カウンターで田中達也を狙えばいいだけだ。

 東京も3バック両サイドを突こうとしていたし、特に山田のサイドを、規夫は上手く突いていた。チームとしての狙いが上手くいっていた、と言うよりも浦和のバランスが悪かったんだと思うけど。警戒される左を封じて右に持ち直すところまではよかったが、そこでシュートが枠へ行かないのは仕方がないか。まだそこまでは望めない。あれでさらに右足で切り換えすか、縦へ抜けれれば良いが、それができればメッシとか家永とかいうあだ名がつくだろうし、規夫は彼のやれる範囲でやってたと評価したい。


■後半攻めまくるが

 前半終わりごろからいい感じになって後半も開始早々から攻めまくる20分。あー、そろそろ点入れておかないと、、、と思ったところでown goal。まったくこっちからだとなんだか分かりませんでした。取れる時間帯に取っておかないと、こういうことはままあります。結局そのままゲーム運びの上手さにやられた感じでしょうか。

 どうしても不満を感じてしまうのが、ボランチの伊野波。オシムの爺さんはそのユーティリティ具合が気に入ってるみたいで、アジアカップの予備登録に入ったみたいですが、東京ではSBでは使えても、はっきり言ってボランチではしんどいんじゃないかと思います。守備だけしていればよい、守備的MFではなく、あのポジションはGK、CBからボールを引き出し、もらいにいき、長短のパスを高い確率で成功させていく、という攻撃面の使命を負っているのです。伊野波はそれが全くできていない。

 ここを育てて使っていきたいのであれば彼でもいいでしょう。しかし今の東京にはそんな余裕はない。今野も決してパスは上手ではないが、パスをつなぐ為に的確なポジショニングができています。そして機を見るやサイドへ回りこんでサポートもします(昨日は伊野波も1度か2度ほど最後の最後の方でようやく試みていました)。梶山も体を張れるようになった今、中盤の底でシャビ・アロンソや遠藤のようなプレーも夢ではない。

 さらに、昨日の今野・藤山のCBコンビでは、ワシントンに収まるボールを奪うことはほとんどできなかった。茂庭、まだだめなのかな。そうすれば今野がボランチへ、収まるべきところへ収まるのに。。。と何度思ったことか。

 タラレバばかり言っててもしょうがないのですが、「攻撃・攻撃・ハラ・トーキョー」コールが起きるとテンションがガタ落ちになって、全くチャントを歌いたくない自分としては、いずれにしても、チームのポテンシャルを100%出しきらずに負けてるような気がしてしょうがないんです。悔しくて。負けるなら力を出しきって散ってくれ。監督はそのポテンシャルを最低でも100%出しきってくれ。

 もちろん点が取れなきゃ勝てません。それにしたって、0-0のままゲームが進行していれば、攻めあった結果、もっと決定的なシーンも訪れたと思うわけで。。。

 次は中2日で甲府。相手も同条件。それどころか、向こうはaway2連戦なので、うちより条件厳しいです(とは言え、甲府は近いけど)。



▼伊野波補足。

 鈴木啓太もそうでした、4年前は。アテネ五輪予選の頃、彼は運動量とディフェンスはすごいものがあった。でもパスはヘナチョコだったし、シュートはすべて「クリア」だった。

 でも今は判断のスピードがとんでもなく早くなっているし、そしてパススピードもそれこそ3倍くらいの感じだ。浦和や代表の展開の速さは彼に支えられている。シュートは入らないけど、打ち上げ方がましになったよね。

 伊野波は五輪予選ではCBだけど、どこを目指すのか、それぞれでしっかりテーマを持って欲しい。偉そうないい方だけど、そうすればきっと伸びるだろうから。ボランチで出る以上は攻撃面でも貢献するように!今野のボランチが見たい今日この頃ではありますが。。。

 
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by vamos_tokyo11 | 2007-06-18 23:18 | FC東京

『日本の思想』 丸山真男

 学生の頃に一度読もうとしたような気がするが、本好きではなかった自分には難解な文章で、読む気が一気に失せていってしまったような記憶があります。最近これを目にする機会があり、読んでみようと思った。

400412039X日本の思想 (岩波新書)
丸山 真男
岩波書店 1961-11


 Ⅰ 日本の思想
 Ⅱ 近代日本の思想と文学
 Ⅲ 思想のあり方について
 Ⅳ 「である」ことと「する」こと


 まず、この本の初版は1961年です。さらに4つの章の初出は1957年~59年と、50年代のもの。終戦後10年少々で出てきた本である、ということを意識すると驚きを禁じえない。

 Ⅰ章とⅡ章は翻訳したかのような難しい書き言葉が続く。例えていうならば、大学受験の国語(現代文)で出てくるような文章。Ⅲ章とⅣ章は講演を文字に落としているため非常に読み易い。どこかで読んだことあるような気がしたⅣ章は、恐らく受験勉強のときに読んでいたのだと思う。題名も有名だ。

 Ⅰ章もⅡ章も読み心地が悪いからといって諦めずに、肝を読み取るように読み進めていけば、その芯の部分は確かに読み取れる。そして、4つの章はそれぞれ底流で繋がっている。

 最も感心するのは60年も前に書かれた内容が、そして戦後の混乱した直後に書かれているこの本の内容が、少しも色褪せていないことだ。日本の思想や行動が戦前と戦後で断絶されているわけではないことが分かると同時に、現在も明治以降の流れの中でなんら変わっていないことを、今生きている人間だからこそ実感できる。

 それを最も感じるのは、Ⅲ章やⅠ章の最後のまとめに出てくる「ササラ型」と「タコツボ型」の話であろう。そしてⅣ章では「である」ことと「する」ことの違いが、すなわち民主主義そのもののテーマであることを、非常に分かりやすく解説している。

 何度か読み返す必要がありそうだが、確かに必読と言われる本である。
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by vamos_tokyo11 | 2007-06-15 22:39 |