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プロパガンダファクトリーとサポティスタの審判論

 まずはこちらを。

 レフェリーを巡る幻想と現実 (プロパガンダファクトリー)

 おもしろい。素晴らしいパス交換。ただ、どちらにも理があるが、どちらもちょっと行き過ぎというか、偏りすぎている感じがする。お互いのスタンスを明確にするにはこういった書き方にするしかないんだろうけれど。全体的には、私の意見はややプロパガンダファクトリーさんよりだが、どちらも○×がある感じがしたので、以下の通り書き上げてみた。できるだけ箇条書きで。

 これはあくまで私個人の考えなので、それぞれが自分の考えをもって、スタジアムに足を運び、現場を見ることが大事。最初に結論を書いておくと、最も重要な事は、審判を最初から色眼鏡で見ないことだと思う。

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by vamos_tokyo11 | 2007-11-28 23:09 | Jリーグ

Comedy Football

 これはおもろい!

 最高にゆかいな映像です。
 音楽もぴったり。

 Comedy Football (Youtube)
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 これの作者に南のスローイングを教えてあげたい!
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by vamos_tokyo11 | 2007-11-28 21:45 | football動画

『反転―闇社会の守護神と呼ばれて』 田中 森一

 元検事の弁護士の半生を綴ったノンフィクション。

4344013433反転―闇社会の守護神と呼ばれて
田中 森一
幻冬舎 2007-06


 これでもか、というほど実名を並べていて、日本の闇の部分を感じることができて面白い。

 著者が貧しさから這い上がるところや、仕事にのめり込むところ、バブル真摯やヤクザとの交流などの描写は面白いのだが、図らずも善と悪の境目が見えなくなっていることを著者自身が書き出していて、それを理解できないまま今に至っているところに恐ろしさを感じる。

 カーネギーの「人を動かす」にあった、悪人は自分が悪い事をしているということが全くわからない、ということをまさに地で行くのがこの著者だ。被告人を弁護して刑を軽くするためには、ウソも厭わず実行するシーンや、ヤクザとの付き合いなど、枚挙にいとまがない。

 この本ではバブルという異常な時代についてもよくわかるが、一般人である自分からはまるで小説の中の世界のようであり、お金の話は特にリアル感がない。やはりこういう世界にいると色々と麻痺してしまうのだろうか。

 面白い本で読み応えはあるが、読後感は物悲しい感じがする本。
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by vamos_tokyo11 | 2007-11-27 22:58 |

水戸の話から東京のクラブ運営を思う

 今日はワールドカップの3次予選組合せの話(グループ1じゃなくてよかった)とか、イングランドとクロアチアがまた同組になったとか、J2の残り1枠がどっちだとか色々あったけれど、一番の注目はこれ。


 フットボール定食「リアルJ'sGOALレポート 水戸-C大阪戦」


 と、思ってリンクを貼ろうと思ったら消えていた。やっぱりプロのライターがこの世界で食って行く為には不適と判断したのだろう。会社の昼休みに見て、これはすごい!と思ったが、消えていた。グーグルのキャッシュに一部残っていたが、これもいずれ消えるだろう。

 水戸に深く思い入れのある書き方だったのだが、水戸のことを知らない自分にはどっちが正しいかはわからなかったし、正解などはないであろう、ということだけはわかった。ただ、J's GOALの記事と比較すると全然違っていたのが興味深かった(ライター氏からすると削除は適切だろうし、若気の至りだろうから今後に禍根を残さなければいいな、と思う)。

 これを読みながら思ったのが、東京に置き換えれば、我々ファンの考えと運営して行く側の考えとが異なるのは当然だ、というごく当たり前のことを、最近忘れがちだったかな、と思ったこと。とは言いつつ、その溝を埋めるべく説明責任は果たしてもらいたい、というのがごく普通の気持ちだ。

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by vamos_tokyo11 | 2007-11-27 01:04 | FC東京

2007 第33節 東京×大宮 勝負弱すぎ

 楽しいサッカーなのか、勝つサッカーなのか。

11月24日(土) 2007 J1リーグ戦 第33節
東京 1 - 2 大宮 (14:00/味スタ/20,749人)
得点者:47' 石川直宏(東京)、49' 藤本主税(大宮)、89' レアンドロ(大宮)


 ホーム最終戦。東京は原博実の味スタ最終戦。そして、怪我の土肥、福西も味スタでの顔見せは最後。すべて吹っ切れてさっぱりした顔の福西。にこやかに手を振っていて印象的だった。ある種の強さを感じた。いつもしかめっつらの土肥も、今回ばかりは涙を浮かべてたようだった。力いっぱいの土肥コール。もう味スタでできないと思うとやっぱりさびしくて悲しかった。


 ■前半を支配した東京?

 試合のこと。前半は面白いようにパスをつないでボールを支配する東京。ポンポンつないで、敵陣奥深くまで侵入。さすが憂太と梶山が絡むとキープ力と展開力が上がる。池上も相手が大宮だと非常に目立ってた。でもそこまで。大宮はDFの4枚がきっちりペナルティ付近に張りつき、真ん中でボールのもらえないルーカスがサイドに流れると、中には誰もいなくなる。サイドで崩しても結局中に人がいないんだから、大宮はしてやったりの前半だったのかも。

 結局ボールは回るがシュートは撃てず、決定機がないまま、0-0で前半を終える。池上は2試合目だからか、試合を通じて落ち着いていてよかった。長短のパスが非常にリズム良く通っていたし、守ってはスペースに相手より早く飛び込んでピンチを未然に防いでいた。J1上位チームだと思った通りにできないが、下位チーム相手だと十分やれることがわかったのは大収穫。彼個人にとっても来年に繋がる収穫の多い試合だったんじゃないだろうか。

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by vamos_tokyo11 | 2007-11-25 17:40 | FC東京

北京五輪予選 日本×サウジアラビア とりあえずよかった

 A代表を含めて代表戦は久々の現地観戦。しかしながらケータイを家に忘れて、いつもの観戦仲間とは会えず一人で観戦。。。

アジア男子サッカー2008最終予選(北京オリンピック2008最終予選)
11月21日(水)19:21KICK OFF/国立/42,913人
U-22日本代表 0-0 U-22サウジアラビア代表



 僕の感想を言えば、「五輪の出場が決まったことはよかった。でもそれだけ」と言うのが本音。これを読んで気分の悪い人がいるかもしれないけど、そういう気分で書いてますのでご了承ください。

■前半の試合の流れ

 試合の入りは3-5-2。伊野波がCBの真ん中。左に水本、右に青山直晃。中盤はトップ下を置くというよりも、トリプルボランチに近い守備的な布陣。FWは前回ベトナム戦と同じくチュンソンと岡崎。

 まずは点を獲られないように、という感じだったのだろうが、これが前半の苦戦&危険なシーンを呼び込んでいた。前の方でボールを受ける、走りこむ人間がいないので、サウジは中盤がどんどん押し上げてくる。そしてボールも人も動く。たとえば前線の選手がボールをもらいに斜めに走ると、空いたスペースに違う選手が入ってくる。すでにこの時点で日本の守備陣形が乱れがちで、ボールが日本のゴール前まで簡単に運ばれることが多かった。

 決定的なシーンは日本よりもサウジ。青山がゴール前で防いだシーン、FKから水本が4番に振り切られてフリーにしたところ、なんとか西川がパンチングで凌いだシーンは非常に危険だった。日本にはチュンソンのミドルと、ヘッドがあったが、決定的シーンではなかった。

 ただ、この流れを0-0で凌げたのは大きかった。


■立て直してきた後半、しかし不満の募る采配

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by vamos_tokyo11 | 2007-11-22 00:17 | 2008 北京五輪

ここ数年の失政で溜まったモノが一気に噴出

※意味不明なタイトルを少し変更。あとここ数年じゃなくてこの2・3年だけどこれはまぁ、このままで。
(2007/11/19 21:19)

 昨日は観戦記を書き上げてUPしようとしたらエキサイトのメンテナンス時間に突入してて、会社を休んでいた今日の昼にUPしました。

 その後、各種用事を済ませてさっき365日を見た。考えがまとまらないままで書き連ねるのはどうなのかわからないが書きなぐり。


 率直に言って、福西のそれはないんじゃないかと思った。どう考えてもお金の問題じゃないだろう。2年目も給料払うのは分かってるわけで、移籍金も発生しなかったのに、これじゃ考え無しにウイイレやってるのと一緒じゃないか。彼だって東京という場所で長く続けようと思ってやってきただろうに、本当に失礼なクラブだ。何より彼は結果を出してきたわけだし。オレが好きなサッカーに福西は合わなくて、このブログでブツクサ文句を書いたけど、それでも1年目より2年目の方が合わないなんてことはない。だからこそ1年での解雇は理解できない。

 どういう何が働いてこうなってるのかさっぱり分からないが、どっからこのクラブはこんなになってしまったのか。ナオやモニといった五輪の代表が生まれて、土肥とナオがフル代表に選ばれた辺りから、クラブの首脳陣が浮かれ上がって勘違いしだしておかしくなったのかもしれない。

 オレが東京を見始めたときは、代表選手なんて夢のような話だったし、そんなチームが強豪チームにひと泡吹かすのが痛快だった。それがクラブのベースになってたと思うし、今でもそうだと信じてた。代表選手がいるからクラブを好きになるわけじゃない。代表でがんばってる選手がいるからクラブを誇れるわけじゃない。

 でもどっかで狂っちゃったんだろう、フロントは。


 土肥の実力があれば、怪我さえ克服すれば(ってこれがつらいんだろうけど)、Jのどこでもやっていけるだろうと思う(マリノスなんかに行くとほんと困る。それから東京はGKを入れまくっていたので早晩誰かがいなくなるのは目に見えてた)。福西だってバリバリやれる。ヴェルディあたりが来期の目玉にしそうで悪寒が走る。八田もまだ若い。解雇扱いの選手がまだ輝いていて、客観的にどこでもやれる力があることが、オレにとっては救いだ(八田は見たことないので、すまんわからん)。

 来期の構想が新監督の中でカッチリしていて、そのためのチーム構成の一環でこうなっているんなら、これも致し方ない、と冷静に思っている自分もいる。でもこれまでのクラブ運営サイドのやり方を見ているとそんなことは信じられない。

 クラブのファンっていうのをわかってるのかな、フロント。オレの地元のチームだから東京が好きなんであって、そういうファンはフロントが嫌いだからってファンを止められないんだよ。説明くらい聞く耳持つから未来を照らす何かを示して欲しい。
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by vamos_tokyo11 | 2007-11-19 17:44 | FC東京

2007 第32節 東京×ガンバ大阪 スペースがないと何もできない

 がむしゃらさに梶山・憂太がプラスされるとすごい化学反応が起きる。

11月18日(日) 2007 J1リーグ戦 第32節
東京 1 - 1 G大阪 (14:04/味スタ/30,157人)
得点者:44' マグノアウベス(G大阪)、76' ルーカス(東京)


 ■意外に互角だった前半

 いつもと同じグダグダな前半、かと思ったが、わりといい線いってた。ガンバが疲れてたからだろうか、あまり圧力もなく、初先発の池上も森村もそこそこやっていた。ただし前への推進力がない分、攻撃に迫力がなかったか。レギュラーメンバーと比べるのは酷なのだが、右サイドに前へ突破する選手ではない栗澤、ルーカスのそばにこれまた足元でもらいたがる森村、ということで、裏へ抜ける動きが圧倒的に足りなく、それが物足りなかった。このあたり、森村個人の問題というよりも、こういう配置をした監督の問題という気もするし、意図的に監督がそうしたのかもしれない。

 失点のシーンはマグノアウベスの決定力がすごかった。とは思うけれど、金沢の応対、そしてガンバの選手がくっついてる窮屈なところへパスを出した池上の判断は問題があると思う。さらにマグノアウベスへの茂庭の応対もまずかった。それにしても、あの決定力はうらやましい限り
だ。

 赤嶺も平山もいない状態では望めないのかもしれないが、やっぱり2Topの方が攻めやすい感じがした。というか、1Topだと基本的にチャンスを作るのが厳しい。1Topにするならどんどん後ろから選手が追い越していかなければゴール前に人が足りないのに、ルーカスが右へ流れたりするので、全然チャンスにならない感じだった。規夫が中にひとりで立ってたりするのはなんか違うんじゃないのか、という感じで見ていて苦笑する感じだった。

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by vamos_tokyo11 | 2007-11-19 13:04 | FC東京

北京五輪最終予選 ベトナム×日本 GKの差

 山本昌邦は得点が少ないと言うが、まぁいいんじゃないですかね。

北京五輪アジア最終予選
(2007/11/17(土) 19:15(現地時間)=21:15(日本時間) / 会場:ハノイ(ベトナム))
U-22ベトナム 0-4 U-22日本
得点者:李忠成(前半8分)、李忠成(前半25分)、本田圭佑(前半41分)、細貝萌(後半42分)



 まとまらない感想ですが。

 ■2人のFW

 残念ながら平山はベンチ、そして結局出番はなかった。チュンソンとコンビを組んだFWは岡崎。素早い動きでPKもひとつ取って貢献してたが、ゴール前の落ち着きなんかはカレンや平山の方が上かな。ちょっと物足りなかった。

 一方、チュンソンは見事に存在感を出した。セットプレーと流れの中でセンタリングに飛び込んで頭で2得点。他にも再三にわたってチャンスを作り出していた。最後まで精力的に動けていたのは柏で常に試合に出ている賜物だろう。


 ■不出来の内田

 ちょっと出来が悪く見えたのが右SBの内田。上がってはクロスは冴えず、上がる途中でボールを奪われカウンターを食らったり、ほとんどいいところはなかった。後半20分のクリアくらいしか見せ場はなかったのは残念。右前の水野が内に絞って右サイドを空ける、という連携がようやくできてきたのに、その効果も全くなかった。


 ■試合を決めたのはGKの差

 ベトナムの右サイドから2度ほど決定的なクロスが入ったシーンがあった。前半に1度、後半に1度。それをいずれも止めたのは久々先発のGK西川周作。MOMと言える活躍だったと思う。(ベトナムの右サイドのクロスの精度は日本を上回っていた)

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by vamos_tokyo11 | 2007-11-18 00:20 | 2008 北京五輪

『怖い絵』 中野京子

なかなかおすすめ。

4255003998怖い絵
中野京子  朝日出版社 2007-07-18

 20の絵画について、それぞれの怖さについて論評されている。時代背景、宗教的背景、その描き手の背景など、すべてをひっくるめて、それぞれ評を価しているので非常に面白い。筆者の文章力なのか、エクスクラメーションマークが入っているせいなのかわからないが、途中いくらか大げさなような、必要以上に背景を読んでいるような箇所も感じられなくはないが、それを差し引いても十分面白い。

 もともと絵の見方を知らなかった、という人から、絵に色々な意味が隠されていることはわかるけど、そういう解説本ってないよな、と思っていた人まで、多少でも絵に興味のある人には楽しめる。

 ところで絵の解説本といえばこの本。

4480089071イメージを読む (ちくま学芸文庫)
若桑 みどり  筑摩書房 2005-04

 これまで、絵の関係の本は「イメージを読む」しか読んだ事がなかったが、「怖い絵」は個別に例を出しているところがテンポよく楽しめた。惜しむらくはもっと大きなサイズで、詳細に絵を見たかったこと。ページがまたがって絵の写真が載っているので、間が見えなかったりするのはイマイチ。PCでその絵を探して、表示しながら読むとさらに一層楽しめるかもしれない。

 ちなみに、読了した翌日にBS朝日で「イーゼンハイムの祭壇画」を見て、その激しい写実に息を呑んだ。やはり知識があってから絵を見ると感じ方が違う。そういう意味でも、海外旅行では絵を見に行く、という人にはお勧めの本。プラド美術館で見た絵もこの本にいくつかあったが、もう一度あの絵を見てみたいと思った。

 海外旅行に行ったときにマドリッドやパリでしか絵を見ません、なんていう私と同じような人でも十分に楽しめる一冊。
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by vamos_tokyo11 | 2007-11-17 22:57 |