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第8節 FC東京×清水 前節が底かと思ったらまだ底があった

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 自転車で味スタ。暑かった。重症ですね。

4月28日(土) 2012 J1リーグ戦 第8節
FC東京 0 - 1 清水 (13:04/味スタ/22,405人)
得点者:77' 高木俊幸(清水)


 今日はポポビッチ監督が前節の退席処分の影響でベンチ外。スタメンには梶山・アーリアが戻ってきて、週中に日本代表トレーニングに招集された権田、太田、高橋、徳永も揃って先発。メンバー的には3月の連勝していた頃に戻った。

 メンバーは揃ったが、試合の内容は前半からあまりよろしくない。ボールを持てるのはいつもどおりで、今日はそれにプラスしてコーナーキックもたくさんあったけど、相変わらずシュートが少ない。前半のビッグチャンスは谷澤のコロコロシュートを誰かが触ってコースが変わったのをクリアされたくらいだったんじゃないか。対して清水はボールを持つ機会は少ないんだけど、決定的なシーンを2・3度作ってた。権田が素晴らしかったけどGKが目立つ展開はいかんのだよな。清水は東京の中盤にボールが入ると3・4人で囲んでた。FWがコースを限定して中盤に入ったところで囲い込みを徹底。うまく守られた。

 後半に入るとイエロー2枚目でジミー・フランサが退場(ジミーちゃんとかニセフランサって呼びながら見てた)、さっきJリーグタイム見たらちょっとかわいそうな2枚目だったな。東京押せ押せになるかと思ったらあんまりそうでもない。清水はひとり少ないのに小野・伊藤に代えて高原・高木を投入で見た目から攻撃力up。ベンチの方が強そうだなと思ってたら出てきた。ドタバタしてたら今度はアレックス(三都主って呼びながら見てた)が退場。相手が9人になったのにボールが回らない東京。そうすると右サイドで高原にボールを奪われたところからドリブルでボールを運ばれ、最後は高木にゴール右上に決められ失点。そのあと東京は攻め続けたが
ほとんど決定機もなく2人の退場者を出した清水に0-1で敗戦した。

 ジミーちゃんに2枚目のカードが出るときには、西村主審が分かりやすい動作でカードに手を掛けたので盛り上がったんだけど、そのあと全然攻撃がうまくいかなくてだんだんだんだんイライラした展開になってきた。9人になって失点した後も、相手はFWの位置に誰もいないのに、後ろに3人も4人も東京の選手がいたり、選手がどちらかのサイドに固まってサイドチェンジがなかなかできなかったり(最後のほうで2・3本あったけど)、相手の守りやすい、やりやすいやり方になってた。この人数ならこぼれ球も拾いまくれるはずなのに、ポジショニングが悪くて相手に取られたり、頭もあんまり働いてないようなサッカーだった。これが暑さのせいなのか、連戦による疲れのせいなのか、それとも久々(梶山・アーリア)だったからなのか、それとも全部が重なってしまったからなのかはわからないが、あまりにもひどい内容で、最後はイライラを通り越してあきれてしまった。試合後はブーイングをする気もなかったし、なかなか席から立てなかった。なんか素直に清水のサポーターにおめでとう、と言いたい気分だった。ちなみに清水は10人・9人になってから実にうまく守ってた。決してベタ引きじゃなかったし、ボールを奪ったときに2・3人で飛び出してうちの選手を後ろへ下げてた。2年前だったかの9人になった大宮の守り方とは全然違って賢く鋭かった。東京は相手がひとり多い状況の練習をしてた、と川崎戦のあと選手が言ってたけど、相手が減った状況での練習とかしてなかったんだろうな。


 ここ数試合、東京のやりたいことがワンパターンなので、相手からするとやりやすい感じになっている。より洗練したパスサッカーにするべくこれに徹するのか、相手の用意していることの裏を突くようなプレーを織り交ぜていくのか、考え時にきてる感じ。1トップにこだわる必要もないと思うし、ピッチを広く使ってプレーすべきときもあるべきだと思うわけで、ポポ監督の言うことを破れるような選手が出てきてほしい。2002年の日本代表がトルシエの指示に反して3バックのラインを下げ気味にしたように、ポポサッカーを解釈して自分たちのものにしていくような賢い選手たちであってほしい。

 2年前、味スタで勝ったのは開幕だけだった(ホームでの勝利は他に国立での湘南戦があったけど)。今年もまだホームでは最初(2節)の名古屋戦だけ。勝敗はここまで4勝4敗でイーブンになっただけだけど、権田を除いて選手のバイオリズムが一斉に下がってるような感じがしてちょっと不気味だ。監督1シーズン目だけど、連戦も5月いっぱい続くし、この時期をうまく乗り切らないと。水曜日にはすぐACL。違った気分で迎えられるので良いほうに迎えるのか、それとも引きずってしまって、3月に圧勝したブリスベンになんかやっちゃうのか。ちょっと不安で心配になってきてるのが正直な気持ちだな。。
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by vamos_tokyo11 | 2012-04-29 03:50 | FC東京

第7節 仙台×FC東京 完成度の差?

 スカパーe2生観戦。BS1でやってるのに気付いたのが試合の終わりごろだった。失敗。

4月21日(土) 2012 J1リーグ戦 第7節
仙台 4 - 0 FC東京 (19:04/ユアスタ/17,192人)
得点者:45'+3 赤嶺真吾(仙台)、58' 関口訓充(仙台)、76' 太田吉彰(仙台)、87' 鎌田次郎(仙台)


 こういう試合は思ったことを吐き出してパーッと切り替えよう。

 怪我の権田と北京戦で亜脱臼したとかいう噂だった米本が先発。千真と大竹もACLでの活躍が認められて先発の座をゲット。怪我の二人が先発だったのは意外。権田はキックに影響があった様に見えたが、果たしてこの選択は正しかったのかな。

 前半は見ごたえのある攻防。仙台は前からのハイプレッシャーとパスコースを上手に消す守備で東京は今シーズン最もボールがつながらない試合になった。これは仙台の良さと、梶山・長谷川・ルーカスがいないことが影響してたと思われる。千真はボールが収まらず攻撃に厚みが出ない。対して仙台のウイルソンはすごく良かった。ボールは収まるし、前は向けるし、切り替えも早い。前半の攻撃がフィニッシュまでいけてる仙台と、いけてない東京の差は1トップの差だったとも言える。公式には東京の前半シュートはゼロ。米本のミドルがあったので実質1だと思うけど、それだけボールが運べていなかった。そのまま前半が終わるかと思ったロスタイムに仙台が深い位置からのFKを赤嶺がオフサイド気味に抜け出してゴール。チャンが一瞬集中を欠いたシーンだった。引き分けで折り返せれば、仙台も脚が止まってくるだろうと思っていたところ、いらぬ失点をしてしまった。

 後半は東京が前がかりになるが、仙台の守備意識の高さは切れない。後半13分には、ハーフタイムに太ももに張りが出たという赤嶺に代わって入った松下が右サイドからフリーでクロスを上げ、外から突っ込んできた関口にヘッドで合わされて2失点目。ニアとファーに選手が飛び込み、真ん中に外から関口が入ってくるという分厚い攻撃でマークが付ききれなかった。

 川崎戦の例もあったし、選手を信じて見ていたのだが、大竹→草民、羽生→ルーカス、米本→谷澤と交代で入った選手たちも機能せず、仙台の守備への集中力とスタミナは衰えない。しんどくなりそうなときに2点目を獲って、さらにゴール前にも分厚く攻めてくる。そこを賢く突きたいが、カウンターの起点になりそうなところをしっかりつぶされていた。そうこうしているうちに3失点め。これでチームは完全に切れた感じになった。最終的には4点目を失い、4-0という試合前には想像もしなかった負け方をしてしまった。

 リーグ優勝を本気で狙うには、首位と直接対決になるこの試合は非常に大きな意味を持っていたのだが、この敗戦で早くも正念場に立たされた感がある。首位との勝ち点差が開いたこともあるが、リーグ戦は連敗。通常、優勝チームは連敗しないもの。ポポ1年目の試練だ。タイトルに「完成度の差?」と書いたが、仙台は昨年からのスタイルをベースとして、さらに点をとれるチームにレベルアップしている。守備も前から行くときと、引いて守るときに統一感は最後まで保たれていたし、チームがひとつの有機体として機能している感じであり、東京はまだまだこれから、と思わされた。

 東京は前節までもそうなのだが、シュートの意識が低い。もっと撃たないと入らないし、撃つと何かが起こるのがサッカー。綺麗に崩すことを意識しすぎてる気がしてならない。監督の嗜好だとしてもやるのは選手。ゴール前に相手DFが張り付いているときはミドルを撃つべきだし、ボックス周りでワンツーを繰り返すだけでなく、クロスにバンバン飛び込んでいくべき。サイドで人数を掛けてグラウンダーで崩そうとしているので中に飛び込む人数が少なくなってると思うので、両方を成立させるのは難しいんだろうけども。。。

 次はアーリアが戻るし、梶山もそろそろ戻ってきて欲しい。こういう相手にはまだまだ1stチョイスの選手たちとベンチの差は大きいなぁ、と思わずにいられない。いやいや、3月の好調時に「連敗するときが来る。そのときにどれだけ踏ん張れるかだ」と思っていた時期が早くもやってきた。ここで踏ん張れなければ一昨年までの「いつもの東京」になる。踏ん張れれば本当に変わった東京になれる。次の清水戦はそういう意味でも大きな意味のある試合だ。
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by vamos_tokyo11 | 2012-04-22 02:22 | FC東京

FC東京×北京国安 GL突破へ大きく前進

f0017246_119175.jpg 会社帰りに味スタ。4月のナイトゲームは寒い。

4月17日(火) AFCチャンピオンズリーグ2012
FC東京 3 - 0 北京 (19:30/東京ス/9,537人)
得点者:7' 渡邉 千真(FC東京)、45'+1 大竹 洋平(FC東京)、57' 谷澤 達也(FC東京)


 仙台戦を見たあとだけど順番なのでメモ。

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 ACLのGLで唯一の味スタ。平日だと国立の方が行きやすいし客も入りやすいけど、やっぱり味スタはいい。特にナイトゲームはいい。ACL仕様で看板を外して、デンマークポークもなくなってた。これ、大変だよな。UEFA CLの☆型ボールデザインの布で隠してあるのはかっこいいけど、妙な標語とかだけ看板が残ってて変な感じだった。どうせなら全部とればいいのに。

 試合は圧倒的な東京ペース。早い時間に石川の素晴らしいFKから渡邉千真のヘッドで先制。そのあとも終始東京がペースを握る。相手ボールになるとプレスに行き、北京はそれをつなぎきることができずに奪い返す、という流れが続いた。前半終了間際に2点目が入ったのも大きかった。この日は大竹・千真・草民・米本が先発で攻撃にリズムがあった。大竹と草民のボールを持ちたいプレーが良い方向に働いて周りと噛み合っていた。

 後半に入ってもペースは変わらなかったが、米本は肩を強打して負傷交代してしまったが、大事には至らなかった模様。GKは怪我の権田に代わって塩田だった。バックパスの処理でキックミスからあわやのシーンもあったが、そのほかは無難だった。3点目は石川が横にドリブルしながら谷澤へスルーパスをだし、谷澤がゴールを横切りながらドリブルをしてゲット。相手のディフェンダーがスライディングしたけれどもボールに当たらないというミスにも助けられたラッキーなゴールだった。

 これで東京は蔚山と並んで勝ち点8。北京とブリスベンが勝ち点2なので、残り2試合で勝ち点を1積み上げればGL突破となる。それにしても北京は弱かった。東京に対する守備は緩いし、ボールを持ってもつなげないし、果たしてこれは本当にACLなんだろうか、と。J2でもこんなチームそうそういないんじゃないか、と。緑だからFC岐阜だったりするんじゃないか、いや岐阜の方が強いかも、とか思いながら試合を見ていた。

 平日で飛田給というハンデはあったけど、ACLなのに9,537人しか入らないっつーのは悲しいよな。まぁ、自分だって仕事が立て込んでたら行けないことは普通なので、しょうがないと思うけど。次は国立なので人がいっぱい入って勝って、GL突破を決めて欲しい。また会社関係で人を連れてきて少しでもスタジアムを良い雰囲気にしよう!


 
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by vamos_tokyo11 | 2012-04-22 01:40 | FC東京

第6節 FC東京×鹿島 しょうがない

 3月のような寒さ。7歳の小学2年生と観戦。

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4月14日(土) 2012 J1リーグ戦 第6節
FC東京 1 - 2 鹿島 (13:04/味スタ/19,279人)
得点者:66' 興梠慎三(鹿島)、84' 田邉草民(FC東京)、90'+4 遠藤康(鹿島)


 悔しい悔しい敗戦だったけれども、勝ちにいっての敗戦だったので前向きな敗戦。


 鹿島は守備から入ってカウンター狙い。東京はボールを持って動かしたい。ガッチリ噛み合った展開で、東京は持たされてる感の長い前半だった。こうなるとDFラインの高いところを裏を突かれるのはいつもどおりで、権田が飛び出して活躍するシーンもいつもどおり。が、興梠と交錯して負傷退場。骨折してないだろうか、とめっちゃ心配(このツイートを見る限り大丈夫そうでほっと一安心)。前半は権田の治療があったりで、ロスタイムが8分もあった。

 後半は最初からスイッチが入って攻め立てる東京。リスクをとって前目にきてて、前半よりさらに攻め込んでた。でも点が入らない。そしたらカウンターから失点してしまった。絶対に決められたくない興梠にうまいこと浮かされて失点。Jリーグタイムで見たけど、遠藤のパスカットと切り替えしからのスルーパスは見事。あんまりよく知らない選手なんだけど良い選手だったなぁ。で、パスカットされたシーンはちょっと集中を欠いてた感じだった。横パスを往復させてカットされる。ポポのツータッチルールがあるからパスをとりあえず戻しとくか、みたいな適当さがあった。90分集中し続けるのは無理なんだけど、あの位置でああいったプレーはやっちゃいかん。後半は頭から攻め続けるシーンが長かったのでそれも影響したのかも。でもやっちゃいかん。

 あとへんてこな試合で、GKのバックパスをキャッチして間接FKになるシーンが鹿島と東京に1回ずつあった。どっちもファウルじゃなかったと思うんだけど、鹿島のほうがよりファウルじゃなかったな。主審がバランスとった感じだった。あんなもん入らんだろと思った鹿島のFKは入らなかったけど、こっちの方は決めて欲しくて決めてくれた。草民のところに具合よくボールが跳ねてきてうまくボレーで決めてくれた。勢いもあったのでこのままもう1点奪って勝ち点3獲りに行くぞ!と攻め倒してたんだけど、最後に前掛りになったところをやられてしまった。あのカウンターといい、ジュニーニョといい、なんか川崎にやられたみたいな感じだったな。ひとりだけ1週遅れの多摩川クラシコ。ダイジェストで見たら遠藤はオフサイドじゃなかった。

 ホームで、スタジアムの雰囲気ももう1点を求めていたし、選手も監督もみんな上を目指して勝ちにいった結果だったからあとに残るような敗戦じゃないと思う。後半30分くらいから両チームとも脚が止まってる中で、必死にゴールを奪いに行ってた姿勢は気持ちよかったし誇らしかった。こういうスタイルだから先週や名古屋戦のような感動的な試合が生まれるわけで、今日の負けはそれらと表裏一体なんだろう。俺はこのスタイルが好きだ。

 ルーカスのコメントにあるとおりで、決定的なチャンスが少なすぎたのが今日の試合。でも、ゴール前のアイデアやシュートへの意識は選手の問題がたぶんにあると思うので、そこはミドルを狙うとか、サイドからクロスを上げてみるとか、バリエーションを増やしてシュートまでいいてほしいなぁ。それでも梶山・アーリア抜きでここまでやってんだから、まずまずなのかな。


■おまけ
で、エリア内間接FKの特集動画があったので載せときます。
Short Range Free Kicks
エリア内間接FKでゴールしたのってあんまりしらなかったけど結構あった。シアラー決めすぎ。
2:11くらいからのベッカムのやつは見たことがあって、今日はこれをやってほしかったんだけど、動画に出てくる相手の守り方が下手すぎる(笑)。直接と勘違いしてるような守り方。これだからゴールできたんだろな。


(追記)
試合の動画があったので添付
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by vamos_tokyo11 | 2012-04-15 02:04 | FC東京

第5節 川崎×FC東京 うぉぉぉぉ!!!!!

 録画観戦。夜中に咆哮。

4月8日(日) 2012 J1リーグ戦 第5節
川崎F 0 - 1 FC東京 (16:03/等々力/20,996人)
得点者:87' 森重真人(FC東京)


 この日は4/5に生まれた東京仲間のベイビーに会いにいってきた。東京サポがまたひとり増えましたよ。母子ともに健康でなにより。赤ちゃんてかわいいね。幸せな気分をもらえた。東京サポ3人で「録画してるから結果言うなよ」「俺も」「俺も」という会話をしたのは後半の時間帯。夜帰宅して子どもを寝かして観戦。あの時間にこんな壮絶なことになっていたとは。。。


 さて、試合。東京は北京帰り。梶山は間に合わず、加賀は負傷中でチャンが先発。長谷川は出場停止明け。川崎もナビスコがあったので移動の疲れを別に置けば条件は一緒。でもしらない選手がいっぱいいたな。

 前節と違って前半の主導権は東京。まぁ、川崎は監督が変わってもあんまりやってるサッカーは変わらずで、東京に比べれば基本的にリアクション主体。だから東京主導は当然と言えば当然。前で奪われるところもあったけれど、そんなシーンも見慣れてきた。前半に何度か良い形があったが、石川が完全に抜け出してGKと1対1になったところは惜しかった。ああいったところを決めないともったいない。

 後半に入ると早々に長谷川がイエロー2枚目で退場。2試合連続退場ですよ。。ほとんど後半のすべてを10人で戦うことになった。この試合の見どころはほとんどここから始まる。東京は体制を立て直すべく、ボランチに米本を投入して羽生がout。川崎は中村憲剛を前にあげて攻勢に出る。憲剛から何本も決定的なパスやスルーパスが出て息を呑むが権田がことごとくセーブ。川崎FW陣の決定力の無さに救われた。こういう状況でも東京は石川とルーカスでカウンターを仕掛ける。ただ、やはりゴール前での決定的な状況は作れない。

 それでも時間が経ってくると、人数が多いのになぜかカウンターを狙ってるような川崎と、ボールを繋いでいこうとする東京という、どちらが人数が多いのかわからない構図が露になってくる。この試合のポイントはこれだったと思う。それにシュートの多くが権田の正面をついていたし(権田もうまくコースを消していた)、拙攻という言葉が頭に浮かんできた。

 その東京が攻めた時間にパス回しから最後はフリーで高橋がミドルシュート。ぶれ球気味のシュートが枠を捉えるが、GK西部が何とかはじき出しCKへ(西部は川崎にいたのか)。このビッグチャンスを逃した悔しさと、なんだか起きそうな雰囲気が入り混じる気分。CKは、この日何度も良いボールを蹴っていた石川。それまでのCKと同じようにGKから逃げるボールを蹴ると森重のヘッドにどんぴしゃ。ゴール!、東京先制!!、大歓喜!!!後半、シュートまでいけたのは、先に書いたルーカスのカウンターからのシュート(枠外)と、米本がボールを奪取してからのミドルシュート(枠外)と、高橋のそれ、くらいしか記憶がない。後半4発目のシュートが見事にゴールに突き刺さったのだ。この時間まで耐え抜いたきた東京守備陣の大黒柱でキャプテンマークの森重がここで決めるなんて、すごい役者だ。

 そのあとロスタイム6分を含めてルーカス・徳永キープショーなどで乗り切り(怖い位置でのFKも2本ほどあったが)、東京が激戦を制した。試合後は優勝したような気分になったし、選手も一部で輪になって喜んでいた。サポーターの雰囲気もすごかった。あまりにもすごくて、スカパーの中継も最後まで見ちゃった。ゴール裏の挨拶のシーンやポポ・シャーも全部中継してたりして、すごくありがたい中継だった。


 今思い出しても興奮しちゃうのだが、雑感を少し。
 ・川崎の攻撃への疑問は上に書いたとおり。
 ・矢島はテセ@人間ブルドーザーのような強さがあってびびった。
 ・森重の守備の上手さは尋常じゃなかった。1対1も強い、カバーリングもできる、クリーンに奪える、奪った後のボールを繋げる。すごいよ森重。
 ・あんまりよくなかったのが谷澤。それでも後半30分まで引っ張ったのは体の強さによるのかな。
 ・ナオがフル出場でき続けているのも大きい。
 ・太田は前半好クロスを供給しまくっていた。怪我が心配。
 ・チャン・ヒョンス、クオリティの高さを見せた。
 ・米本は「らしさ」が戻ってきた。
 ・なんといっても問題は長谷川アーリアジャスール。また退場だよ(苦笑)。2回目の退場なので次は2試合出場停止。
  ACLに全力を尽くしてもらうとしても、リーグ7節までで出られる試合がたった4試合!どんだけ出場率低いんだよ。
  この調子で行ったら半分ちょっとしか出られないということに・・・。
  主審にも狙われる感があるから、足裏を見せてスパイクする癖をなんとかしないと。。。
 ・徳永のコメントが素晴らしい「FC東京の力を見せられたでしょ。これがFC東京です
  そのあとのコメントも一皮むけた感がする。


 名古屋戦でこんなに興奮する試合は年に何回かあるかないかだなと思ったのだが、5節にしてもう2試合目。このペースで試合が続いたらすごいな。3月はかつて無いほど楽しかったけど、4月もまだ続いてるぞ。良い試合を続けてる今こそ、ホームで晴天でたくさんの観客の中でやらせてあげたいね。
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by vamos_tokyo11 | 2012-04-10 00:13 | FC東京

『デフレの正体』 藻谷浩介

 今年に入って何冊か本を読んでいるのだが、まとめる時間もなく、メモもあんまり取ってなかったので筆(キーボード?)が進まない。自分にとって、本ってなんなんだろう、って思うところも出てきたりして、整理できてないところでもある。本との付き合い方も変えていかないといけない気がしてたり、つまり自分自身を変えていかなければならない気もしていたり、不惑を前にして大いに惑い、悩んでいる今日この頃。俺は一体何歳まで悩むのかなぁ、死ぬまでこんな調子かなぁ、と思ったり。。。


4047102334デフレの正体 経済は「人口の波」で動く (角川oneテーマ21)
藻谷 浩介
角川書店(角川グループパブリッシング) 2010-06-10



 さて、この本だが、消費の旺盛な世代が減っているのでデフレになっている、ということを述べている。極めて全うな内容だと思うのだが、それがすべてでもないような気もする。例えば90年以降のデフレ進行の理由をすべて国内事情に求めているところに無理がある。もちろん人口動態は重要な原因のひとつなのだろうが、90-00年代に世界の工場としての中国の台頭や、00年代のアジア各国での生産性向上など、『フラット化する世界』の中での日本という視点を抜きにしては語れないだろう。ただ、この本はバブル崩壊やデフレについての「あとだしジャンケン」的な評論で終わっているわけではなく、これからどうすべきかというアイデアが出ているところが良い。

 Amazonの書評でこの本に疑問を呈しているものが高評価を受けていたが、それぞれ自分なりに確認してみよう。

第一に、人口の波がデフレの真因であるとするなら、日本と同じ高齢化問題を抱える国は、日本同様に長期デフレに悩まされているはずです。しかし、ドイツにせよイタリアにせよ、日本のような長期デフレ現象は全く生じていません。

 ドイツやイタリアを日本と同じレベルで問うているところに無理がある。かの国の経済圏はEURO圏そのものであり、EURO全体での人口動態を考えなければならない。資料もないし探す気もないが、ドイツの経済が好調なのはそれで説明がつく部分もあるんじゃないだろうか。また、人口の増加と減少&高齢化が日本ほど急激な国はかつて存在していない(これからは中国がこれに直面する)。それもまたドイツやイタリアと単純に比較するには無理がある点。

著者は、団塊世代が退職するのに伴う労働人口減少に対して、女性の社会進出で対応せよ説きます。(中略)著者の議論の立て方は「オークンの法則」に反しているのではないでしょうか。オークンの法則とは、実質GDP成長率と失業率との間に負の相関関係があるというもの。あっさり言うなら、成長率が下がると失業率が上がるということ(中略)。つまり、デフレ下では失業率が高止まりするのですが、にもかかわらず、人口の波デフレだから労働人口の減少を食い止めよという処方箋は、理解に苦しみます。失業率が高止まりしている状況で、そこへ新規労働者を大量導入すればどうなるかは、言うまでもありません。

 オークンの法則と言うのはよくわからないが、議論の前提条件であるところの認識が違っているのではないだろうか。「失業率が高止まりしている状況で」と述べているが、日本の失業率は決して高くない。90年代後半から5%台を推移するが、先進主要国の中では最も低いし、これほど安定している国はない。(ソース。これが正しいかどうかの検証はしていない)。①ではドイツ・イタリアの人口動態と比べて高齢化を述べているのに、②ではそれらの国とも比較もせずに「失業率が高止まりしている」というのは乱暴な物言い。

第3の問題点は、日本人の持つ莫大な金融資産についてです。日本人の貯蓄好きが行き過ぎ、需要不足=デフレを招いているのは明らかですが、こうした金融資産の多くは高齢者のもので、著者は、高齢者から若者への所得移転を提唱します。これ自体は望ましい政策ですが、所得移転がデフレ解消の効果的な処方箋かどうかには、大きな疑問があります。つまり、所得移転を受けた若者が、将来の不安から貯蓄としてためこんでしまえば、結局は同じことになってしまうからです。この問題は、なぜ不況にもかかわらず日本人は貯蓄ばかりするのかという視点が重要になりますが、著者の議論は、高齢者にはもう欲しいものが無いから若者に金を回せというところで停止してしまっているのです。

 停止してるのはこの方の指摘だろう。高齢者より若者世代の方が消費する、と考えるのは普通の考えじゃないだろうか。余暇の時間は高齢者の方が多いが、日用品の消費、子育てに関連する消費、新しい商品分野を開拓していくのは高齢者ではなく現役世代だ。インターネットやスマホを70歳くらいの人たちが使い出して爆発に普及していくなんてことは想像しにくい。将来への不安は若者も老人も持っていて、それが貯蓄に回るのはわかるが、それでも現役世代のほうがお金を消費に回すのは間違いない。だって家を買うのもクルマも買うのも現役世代の方が圧倒的に多いし。

 ということで、Amazonの書評で「780 人中、620人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています」なんて書いてあって、こういうボタンもあてにならんもんだな、と思った次第。「自分の頭で考えよう」ってこと。

 著者は今後の政策の提言をしているのだが、問題はそれら(別の方策でもいいんだけど)を誰が精査して、実行に移していくのかというところ。最近こういう提言みたいな本を読んでも、アイデアは実行に移さないと「絵に描いた餅」だよ、と思って、どうにもモヤモヤしてしまうのである。俺にできることってなんなんだろう。評論家きどりで本を読んでても意味が無いし、選挙に出て実行するわけでもないし、結局自分の身は自分で守るしかないんだけど、そこだけで終わっていいのかよ、みたいな。こうやってグダグダ言ってるしかないのか。。。
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by vamos_tokyo11 | 2012-04-08 02:32 |

ACL第3節 北京国安×FC東京 タフゲーム

 残業帰りで追っかけ再生。めちゃ興奮した。

4月4日(水) AFCチャンピオンズリーグ2012
北京 1 - 1 FC東京 (21:00/北京/31,256人)
得点者:10' WANG XIAOLONG(北京)、44' 長谷川アーリアジャスール(FC東京)


 完全アウェイの雰囲気でグループリーグ3試合目。これで一回り。こういうレギュレーションを自分のことのように体験したことがないので、なんだか不思議な感じだ。ワールドカップやワールドカップ予選だと1回ずつ当たって終わりだし、2回も当たるとなると長い感じがする。

 さて試合内容。それなりにやっぱり研究されてるなぁという試合の入り、前半だった。球のころがりが遅く、パスが短かったり、逆に浮かすと長かったり、と最初はピッチコンディションになれてない感じだった。やっぱり相手もよく研究していて、前から激しく来てボールをまわさせないようなプレーに来ていた。失点はPK。裏に抜け出されたところを高橋が手を掛けてイエローカード。厳しい判定だったけれど、あそこで手を出す必要は全く無かった。あれはちょっと軽率だった。このプレーが影響したのか、この日の高橋は全般的にパスがかなり悪かった。また、チームでもこのシーンに限らず、裏に抜けられるシーンが多くて、スルーパス、裏へのスピードが北京は優れていた。他にもバックパスをカットされてシュートされたり、なかなか危なっかしいシーンがあったけれども、最近見慣れてきたな(笑)。あーなっても点が入れられないのを見ると、サッカーってほんとに点入いんねーな、と思ったり。

 じりじりとするシーンが続いていて、東京にチャンスらしいチャンスがなかったのに追いついちゃうのが長谷川アーリアジャスールのいる東京。スペースがないのに流れるようなワンタッチプレーで最後はナオのポストからアーリアの左足インサイド。GKが上手くなくてよかった、とも思ったが、美しい崩しだった。入ったいい時間帯、同点。チャントも聴こえてきたぜ!

 後半に入ると、前半に飛ばしまくった北京国安が案の定ストップ。予想より早く10分くらいから完全に脚が止まってた(早い(笑)I。ここからの10~15分くらいは圧倒的な東京ペースでずーっと攻め込んでいた。この時間帯に仕留められていれば、という時間帯。まぁ、それとは逆の時間帯に点が入ったりするんだからほんとに分からん、というか、だからサッカーは面白いんだなぁ。

 ボーナス時間帯が過ぎ去ると、北京が2人同時に選手を代えきたところから北京ペースにチェンジ。分かり安すぎるほどガラっと変わった。また変わった選手がパワフルで怖かった。最終的にこのまま終わって引き分け、勝ち点1。結果だけ見ると悪くないし、でも勝てたかも、と思いつつも内容からして妥当な勝ち点1だと感じた。こういう試合を戦って、なんだか選手たちが頼もしく見えたんだけど、ナオのコメントにも似たようなのがあった。こういうのを経験したあとにJで戦うと、すごく楽な試合に感じるんだろうなぁ。

 さて、試合の細かいところではいろいろあって、加賀が負傷交代。腿を押さえてて長期離脱になりそうな悪寒。シーズン前からだましだましやってきたとのことで、連戦でパンクしてしまった。しかしながら、代わりに入ったチャン・ヒョンスが素晴らしい活躍。ビルドアップはわからないけれど、さすが韓国人というか、対人には強いし、カバーリングは素早いし、間違いなく計算が立って次からすぐ出られる。加賀と遜色ないと思ったし、この先の成長を考えるとワクワクしてきた。今季の東京のスタッフの補強はすさまじい。

 それから心配なのが羽生の膝。横から体重を掛けられて負傷交代。そのあとジョグしてるのが映ってたので重傷じゃないと思うが、これは心配。このプレーにはあんまり悪意がなかったように見えたが、その前に足裏で脛の横にスパイクしてきたファウルは普通ならレッドカードものだった。下手したら骨折するようなファウル。無事でありますように。。

 全般的に主審がへたくそでイライラさせられたけれども、太田のコメントの通り、自制心を失わずクリーンにファイトしてた東京の選手が誇らしい。次のホームではやりなれた味スタのピッチでズタズタに崩してワンサイドゲームにしてほしいな。

 あ、そうそうアーリアは休み明けだからものすごくスタミナ充実でキレまくっていた。君臨してた。もはや王様だね。すごいボランチだよ。去年の女子ワールドカップの澤アニキみたいだった。それにしてもなんで横浜は放出したんだろうかねぇ。。。
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by vamos_tokyo11 | 2012-04-06 00:20 | FC東京

第4節 FC東京×広島 次が重要

 暴風雨のためバスで出スタ。

3月31日(土) 2012 J1リーグ戦 第4節
FC東京 0 - 1 広島 (14:04/味スタ/16,229人)
得点者:56' 佐藤寿人(広島)

 今年初、娘を連れて参戦。暴風と小雨のため、バスで異動。混雑したバスでもおとなしく踏ん張って立ってたし、おとなしくしていて、立派な3歳児になったもんだ。毎年少しずつ我慢できるようになってきて、昨日は90分自分の席に座っていることができた。試合の最中にもかかわらず、娘の相手をしてくれた友人たちにも感謝。どうもありがとう。

 青赤横丁開催ということで、いつもより少し早めに行ったが、なんじゃこりゃ!?の喜作の行列。密かにタッパーを持っていったけど早々に諦めた(笑)。これ、わかります?青と緑のテントがゴールで手前で折り返してます。最後尾の人はいったい何分まったんだろなぁ。
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 で、今日は雨が吹き込むと言うことで追加1,400円を払ってU席へ。東京の試合では始めて上へ行ってみたけど見やすい。が、ちょっと、応援と一体感に参加できないような、離れてまさに「観戦」しているような感じだったな。オフサイドやパスコースとかはよく見えた。(写真は後ろに載せときます)

 試合のほうはというと、「またかよ」の佐藤寿人の一発で0-1敗戦。前半は広島、後半は東京がペースを握っていたんだけど、後半に一発というかワンチャンスを活かされてしまった。それを演出したのはミキッチ。前半から東京の左を切り裂きまくっていたけれども、すごいクロスだった。あそこに出して、FWが飛び出して来るのを待っているというようなクロス。映像で見たらほんとにすごかった。でも試合内容としては悲観するほどじゃないと思う。確かに攻撃でチャンスらしいチャンスを作れなかったけれども、守備も完全に崩されたわけじゃなかったので、どうしようもねーな、ということではなかった。

 ただ、ポポサッカーをするための交代選手の層はそれほど厚くないかもと、思った。梶山・アーリアが抜けて、いつもと同じようなサッカーがやっぱりできてなかったし(ボランチは草民)、交代で出てきた期待の大竹は、ひとりだけ昔の東京のサッカーをしてるような感じで試合に入れてなかったのは残念だった。ポポのワンタッチサッカーなら志有人が入ったところを見てみたいなぁ、と。あと、平山を変えて3バックにしたらクロスをあげることができなくなりました、なんてお笑いみたいだった。SBがいなくなって前に運べなくなるんだから。あと出しジャンケンではなく、あの交代はないない。図らずも梶山の存在の大きさを感じずにいられなかったけれども、バックアップ選手はもっとやれるでしょ。次は4/4(水)アウェイ北京。どういうメンツになるかわからないけど楽しみ。テレビで応援します。

 カウンターを持ったチームは、きっと今日の広島を参考に準備してくるはず。それに向かってどれだけ貫けるかが大事なので、次のリーグ戦は重要。それにしても選手は大変だね、リーグとカップが並行するというのは。うまく選手をローテーションして育てながら勝っていってほしい。4月は重要な月だな。
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by vamos_tokyo11 | 2012-04-01 22:32 | FC東京