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ACL Rd16 広州恒大×FC東京 惜敗

 あぁくやしい、くやしいくやしい、あぁくやしい。

5月30日(水) AFCチャンピオンズリーグ2012
広州 1 - 0 FC東京 (21:00/広州/39,560人)
得点者:31' クレオ(広州)


 BS朝日で観戦。

 Rd16に来て、やっとACLらしい強豪との試合。濃かった。前半終わった時点でぐっと疲れるような展開。先制されたけれど一方的にやられたような展開ではなく、自分たちの時間も作れていた。広州のの外国人3人はうわさどおりにスーパーだった。

 後半は相手が引いてきたこともあったが東京ペース。気温30度、湿度75%という実況があったが、厳しいのは東京の選手だけじゃなく、後半は明らかに広州の脚も止まっていた。ただトドメが刺せない。芝は浮いた感じでパスがいつものように回らない。シュートも感触が違うのか枠に行かない。きわどいカウンターを食いながら権田はいつものようにスーパーセーブ。徳永があんなにやられるシーンは記憶にない。ナオのシュートは撃っても撃っても枠の外だった。

 この日の交代は効果的だった。でもやっぱり遅かった。米本→谷澤で梶山がボランチに入りボールが回り始める。ボールは回るが効果的なシュートがない。ナオのふわっとしたクロスから千真のヘッドは枠に飛ばして欲しかった。交代が遅かったのは石川→河野。フレッシュでドリブルもできる河野は効果的なプレーを連発していたが、時間が短すぎた。あれだけゴール前に張り付かれると厳しかった。最後はCKに権田もあがり、CK崩れのプレーから権田のヘディングシュートが枠外へそれて試合終了。

 ただただ悔しかった。

 スタジアムの様子だけじゃなくて、ピッチの状態などを含めて、本当にホームでやりたかった。どうしてRd16だけがH&Aじゃないのだろうか。AFCが本気でACLのブランディングを高めたいなら、Rd16だけ一発勝負なんて馬鹿げたことはやめてほしい。

 負けてはしまったが当事者となったACLはワクワクさせられるものだった。現地にはホームの試合しか行けなかったけれども、FC東京がアジアのクラブと覇を競っていることはこれまでに味わったことがない感覚だった。そしてまたこの舞台で戦いたいと思ったし、きっと選手が一番そう思ってるだろう。クラブスタッフもそう思っていたら、今回の初挑戦はそれだけで成功と考えていいのだろう。きっとその感じ方がクラブの財産になっていくのだろう。来年もACLに出たい。ま、そもそもブラジル選手権2年連続得点王のような選手は欧州でも強豪クラブへ良くレベル。そういう選手と対戦できた東京の選手たちの経験は何物にも替えがたい。

 それにしても、あー、悔しい。このモヤッと感は次回の(いつかわからんけど)ACLでしか晴らせんのだろうなぁ。
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by vamos_tokyo11 | 2012-05-31 23:29 | FC東京

第13節 FC東京×浦和 惜しいで終わらせたくない

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 浦和とのナイトゲームは最高の雰囲気。

5月26日(土) 2012 J1リーグ戦 第13節
FC東京 1 - 1 浦和 (19:04/味スタ/33,836人)
得点者:88' マルシオリシャルデス(浦和)、90'+1 森重真人(FC東京)

 いろんな意味でJ1に帰ってきた感じがした。鹿島戦は雨だったので、アウェイ側が埋まらず。天候にも恵まれ、浦和戦は真っ赤に埋まった(前はもっと多かった気がするけど)。ユルネバに対するブーイングも太鼓なしであくまで声で対抗してくる男気。ひさびさに腹の底からユルネバ歌ったった。試合の内容もお互いにチームが上昇してきている状態でぶつかって内容も文句なし。あぁJ1、Jリーグだなぁ。こういう相手がいるからチームもクラブもファンも強くなっていけるんだと思った。

 試合前から勝てると思ってたし、負ける気はまったくしなかった。前半終わった時点でフーっと息を吐くほど濃密だった。前後半通じて東京の良さがしっかり出ていた。だから先制されたときも全然折れなかったし、スタジアムもそういう雰囲気を保ってたと思う。同点になったときはそりゃあ嬉しかったけど、でも勝てなかったのが残念。冷静になって決定機だけ思い返して見ると浦和のほうが多かったし、権田が2点、ポストとバーが1点ずつ防いでくれた。それでもこれはアクションサッカーの運命。それを選んで前に進んでいるクラブ・チームになんともいえない誇りを感じる。両チームのカラーがしっかり出てガッチリ組み合ったゲームだった。

 ただひとつ、スコアが動かない中、全く動けなくなってしまったベンチ采配が残念だった。サッカーはアクションなのに選手交代はリアクション。1点奪われてからしか代えない、代えられない。良いチームを作ってきてくれて良い監督だと思うんだけど、この試合だけでなくポポさんは選手交代が苦手(消極的)だよなぁ。せめて徳永が自らチャン・ヒョンスとポジションチェンジしてくれていたら攻撃にもうひとつ変化が現れていたと思うのだが。前節のレビューでも書いたけれど、チャンをSBにして徳永をCBにしている理由はよくわからない。CBを強化したくてこうしてるとすれば、加賀戻ってきてくれたことは大きい。

 東京の選手は皆素晴らしいコンディションとプレー内容(右SBは攻撃で割引あり)だったと思うが、中でもすごかったのが高橋と椋原。高橋は代表でなんか掴んだわけではないだろうが、ものすごかった。判断もプレーエリアも、先週代表に行って帰ってきたらえらいことになってた。あれならほんとに既に長谷部に並んでる(今なら越えてるかも)。そして椋原。33番の中にスタミナが切れない22番(羽生)が入ってるんじゃないかというフリーランニングと多彩なパス。ダイレクトで縦パスを入れてみたり、浮かしてルーカスに渡してみたり、後半には左からえぐってしっかりとクロスを上げたし、シュートのこぼれ球を狙ってみたりと、羽生のようなパスとクレバーさに、長友のような攻撃への意識と運動量が加わって、これまた先週以前と別人になっていて驚いた。これをもし五輪代表のスタッフが見てたら絶対に呼ばれるレベルだと思う。

 激しい攻防で消耗してると思うけど、ぜひ水曜の広州戦に勝って帰ってきてくれ!

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by vamos_tokyo11 | 2012-05-27 22:47 | FC東京

アゼルバイジャン戦と高橋秀人

 高秀先生ことFC東京の高橋秀人が(夜の)Aマッチにデビューしました。

 5月23日(水)19:15  キリンチャレンジカップ2012
 日本2-0アゼルバイジャン
 会場:静岡・エコパスタジアム


 J2なんか見てなかっただろう人々にとってはどっから出てきたんだろうこの選手、ってな感じだったろうけれど、あれくらいは朝飯前だというのは我々はよく知ってます。で、彼の感想の通り決して良いできじゃなかったのもわかってます。もっとスピード感と迫力ある球際に強いプレーが彼の持ち味だけど、この日は連携もイマイチなのでポジショニングに注意しつつそろそろとプレーしてる感じでした。

 でもザックさんにはだいぶ気に入ってもらえてる様子。長谷部がチームでも試合に出てなかったし、出てもSBだったりして調子を落としてるとすると、ポジション奪っちゃうのもありえます。すぐさま出られなくてもバックアップとして最適だと判断されたのは間違いないでしょう。アーリアはどちらかというと攻撃に特徴のある選手だったので、残念ながらメンバーに食い込むことはできなかったけれど(梶山も呼ばれないくらいなんだから)、秀人が最終予選のメンバーに入ったのは驚きではないと思うのであります。他のクラブのディフェンシブMFにどういう選手がいるかよく知らないのでこう言い切れるわけなんだけど。

 6/3からの最終予選は例によって1点差を争う試合になることは間違いないでしょうが、相手にも割りと恵まれているわけで予選突破は確実(確実とするところは勝者のメンタリティであります)。でも苦労することは間違いない、苦しむ。そんな状況を秀人や権田が経験できるというのは大きなことです。予選で苦労するようなことがあればナオが呼ばれる事だって十分ありえる。いやいや、また楽しい季節になってきました。

 そういうわけで2014年のブラジルのピッチで秀人がチームの真ん中に立っていることも想像してしまう、昨日・今日のできごとでした。
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by vamos_tokyo11 | 2012-05-24 21:41 | 日本代表

第12節 FC東京×鳥栖 3連勝、ホーム2勝目

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 いつもの仲間でスタジアム到着がみんな遅くアウェイ方面で観戦。

5月20日(日) 2012 J1リーグ戦 第12節
FC東京 3 - 2 鳥栖 (15:04/味スタ/25,803人)
得点者:42' 水沼宏太(鳥栖)、59' 豊田陽平(鳥栖)、75' 渡邉千真(FC東京)、81' 渡邉千真(FC東京)、88' 渡邉千真(FC東京)

 晴れた!&お客さんがたくさん入った!(席がこっち側になるはずだ)。こんなときこそ良い試合をしてリピーターを増やすのだ!と思ったが、、、

 鳥栖、まじで強かった。1点目も2点目も絵に描いたようなカウンター。1点目の水沼宏太のスーパーなシュート(東京のミスも絡んだけど、あんなミスは普通にあること)。2点目も水沼のクロスからトヨグバのゴール。パスミスとCBが秀人に代わったというのはあったが見事なカウンター。

 これはつれーなー、と思いながら「でも0-2から3点とって逆転する試合が一番楽しいんだぜぇ」なんて強がってたらほんとに3点入った。試合中は大興奮だったけど、この試合の内容でまたポポがドヤ顔でインタビューが長くなるかと思うとちょっと複雑な感じだった。

 徳永のCBはgoodだけど、SBでより良さが出る。アーリアはサイドで起用されてセンターと同じプレーをしている(つまり良くない)。右サイドに徳永とナオが入ったとき、チームにスイッチが入ったのがわかった。やっぱりこれじゃないと。チャンは悪くないけれど、サイドバックとしては中の選手と連携がまだまだ悪くて、「徳永ならそこにいるのに」というときに上がってきていない。オプションを増やすためにあえて今みたいな起用をしているなら、それはすごいことなんだろうけど。。。とはいえ、次節以降は適材適所でスタートしてほしいところ。

 最近感じるチームのポジティブな変化は選手に自主性が出てきていること。監督が解禁したのかもしれないがアーリアにしても河野にしてもツータッチにこだわらず、ドリブルを織り交ぜたりして変化と幅が出てきた。この2ヶ月は我慢してツータッチを強要してたのだとしたら、これはこれですごいこと。育てながら勝って、チームにプレー方法の意識付けとパス・ドリブルの正しい選択の仕方を植えつけていたのだとしたら。。。

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 夜、スカイA(というかスカパー)の録画を後半から見て、さらに解説の柱谷(兄)のポポ監督へのインタビューを聞いたら、いいこと言ってた。このままシーズンが終わる頃には素晴らしいチームになってると思うというインタビューだったと記憶。まさに、選手が育ち、戦術が浸透したら面白い。ACLでドリブルに魅力を感じた林(第3のヨウヘイ)など、今後が楽しみな選手も出てきてるし、ポポ・チルドレンがどんどん活躍するようなシーンも見たいなぁ(贅沢)。

 週中に代表戦があって、次は週末に味スタで浦和とナイトゲーム。リーグでは2004年に味スタ・ナイトゲーム以来勝利なし。あのときCKからゴールしたルーカスもいることだし、なんだか勝てそうな予感。リーグはこれで半月中断となるのでぜひ4連勝で!(もちろんそのあとのACLも)
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by vamos_tokyo11 | 2012-05-23 01:13 | FC東京

ACL第6節 蔚山×FC東京 アジア初黒星

 残業後に録画観戦。平日は次の日がつらい。。

5月16日(水) AFCチャンピオンズリーグ2012
蔚山 1 - 0 F東京 (19:30/蔚山/5,748人)
得点者:36' カン ミンス(蔚山)
選手コメント

 いまさらですが簡単に感想記録。

・河野初先発。最初の15分はワクワクさせてくれる動きだった。
・転んだもん勝ちのようなジャッジ。
・そんなファウルからのFK、ほぼ最初の相手のチャンスで失点。もったいない!
・一方的に攻めてる感じだったんだけど・・・
・前半・後半にポスト直撃弾1発ずつ(高橋と梶山)
・ラストプレーのルーカスのシュートまでの流れは完璧だった

 というわけで、ACL初黒星の結果、グループ2位が決定。次は5/30に広州でアウェイ戦。柏サポの知り合いに聞いたところメチャクチャ強いらしい。特に外国人3人が良いらしい。ま、せっかくのACL、苦手の柏にRd16で敗れてACLの手ごわさがいまいちわからないまま終わるより、強豪とがっつり試合ができるのはよい経験。それにここを勝てばググッと勢いもつくだろうし。楽しみにしてます(もちろんテレビ観戦ですが)。代表もワールドカップ最終予選が始まる頃なので、コンディションだけが心配だけどね。
 
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by vamos_tokyo11 | 2012-05-22 23:18 | FC東京

第11節 札幌×FC東京 勝ったからOK?

 録画観戦。

5月12日(土) 2012 J1リーグ戦 第11節
札幌 0 - 1 FC東京 (13:04/札幌ド/10,816人)
得点者:1' 梶山陽平(FC東京)


 明日はまた大事な試合があるのでその前にメモ、というか記憶がすでに曖昧な。。。

 前節で連敗を止めて連勝したい東京。さらには新潟・札幌と下位2チームにきっちり連勝したいところで、しっかりと連勝することができた。前半開始早々1分も経たない内に、CK後のナオのグラウンダークロスから、梶山が不思議なプレーで先制。左足(?)アウトサイドに合わせて、足をボールの障害になるように置いて、ボールがゴール右サイドへふわっと浮いて入っていった。ゴールにノールックパスしたような形でGKも反応できなかったスーパーゴール。梶山すごいねー。

 あっさり先制して幸先よく、そのあとも基本的に試合を支配するんだけど、無理にゴールを狙わなくなってパスは回れどパスのためのパス、みたいな感じで前半終了。後半も結局そんな感じだったな。そんななか目立ってしまったのが権田。すごかったよ権田。絶対この日のMoMだったと思うんだけど、なんかスーパーなセーブしても普通な立ち居振る舞いで、精神的な安定度が素晴らしかった。近藤祐介の意表をついたダイレクトシュートも普通にストップしたり(あれはやられたと思った)、1対1も止めたり、キャッチングも安定してたし素晴らしかったなぁ。

 心配なのはナオが膝を痛めて交代したこと。蔚山への遠征メンバーにも入ってないししばらくは駄目そう。そういえば大竹も今季絶望だし、草民も手を怪我しちゃったみたいだし、平山も怪我。怪我人多くなってきたのは、やっぱりこの過密スケジュールの影響か。ナオはほんとに万全で味スタでゴールをしてほしいな。そして代表でも見たい。

 話を試合に戻すと、そんなわけで権田が目立つ試合になってしまい、試合としては結果が出たからOKみたいな内容だった。ポポビッチはタフな試合だったと言ってるけど、自分たちがタフな試合にしてしまった、というのが正しいかな。この試合のように先制して流れを掴んだ試合で、しっかりと仕留めるようにならないとリーグタイトルは見えてこないのかなぁ。プレミア最終節を見た後だけに余計にそう思ったり。

 さて、明日は大事なACLのGL最終節。この試合に引き分け以上でグループ1位通過となり一発勝負のRd16がホームで開催できます。1位となったあかつきには、なんと柏が相手になるようで、ちょっとなんかもったいないよね。。今年のゼロックススーパーカップのあと、柏サポの人と、ACL決勝でやりましょう、なんて言ってたのにここで当たるとは。。。しかも柏にはずーっと良い記憶がない。アマラオ最後の試合までさかのぼらないとないかも。他に思い出すのはダニーロだったり(笑)。とりあえず、明日勝ってもらってぜひホームでお願いします。
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by vamos_tokyo11 | 2012-05-15 23:48 | FC東京

『官僚の責任』 古賀茂明

 怒りの書。

4569798055官僚の責任 (PHP新書)
古賀 茂明
PHP研究所 2011-07-16



 『日本中枢の崩壊』の著者が官僚を辞職させられる直前に書いた本だ。一気に読める。この本を読むと日本が「終わってるなぁ」と思わずにいられない。そして猛烈な無力感を感じる。なんといってもあの3.11でも政治が変わらない国なのだ。どうしようもないと、やはり思わずにいられない。

 この本を読めば霞ヶ関が人材の墓場であり、官僚が国のためではなく省庁のために働くようになっていく道理もよくわかる。それには人事制度をドラスティックに変えればよいことをもよくわかる。そして、それがどれほど大変なことなのか、難しいことなのかもよく分かる。それを変えられるのは政治家だけなのだが、そういった政治家を選ぶことができるのは国民であり、我々はそこを理解した国民になる必要がある。「国民よ立て!悲しみを怒りに変えて、立てよ!国民よ!」なのだ。

 本の中で至極共感したのが「あまりにも従順過ぎるのではないか。もう少し文句を言ったほうがいいのではないか?」と震災後に避難生活を強いられている人に対しての感想だ。ただ、誰に文句を言えばいいのか、どうやったら政治家や世の中を動かすような文句が言えるのか。果たして文句を言ってた人はいたと思う。でもきっとリーダーシップを持って避難所全体を統一するような人がいなかったんではないだろうか。前にNHKスペシャルで仮設商店街を実現した素晴らしい人の特集があったが、そのレベルの人がたまたまいたところと、いなかったところの差はとてつもなく大きかったと思う。文句を言うのにも頭脳が必要なのだ。大衆は馬鹿ではないが、リーダーを担える人はやはり特別な能力を持っている人だと思う。

 震災後に変わらない政治と官僚に苛立ちを感じながらも、まだ選挙が行われていないことにかすかな希望を感じたりする。地方選でも大阪市長選、府知事選の結果はひとつの変化だと思う。まぁ大阪は府知事が橋本氏で前からの流れを引き継いでいたが、流れは変わっている。ただ、既存政党以外に託そうとすると、ミニ政党の寄せ集めになって上手くいくはずもなく、このあたりが悩ましい。著者は官僚をやめて、今、何をやっているか知らないが(あとで調べたら大阪で府か市のご意見番みたいなことをしてるみたいだ)、きっと次の国政選挙で立候補してくるだろう。そしたらその動向に注目したいと思う。この本で述べていることを実行してくれるのであれば応援したいと思う。
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by vamos_tokyo11 | 2012-05-11 00:56 |

第10節 新潟×FC東京 シュート撃ちまくった

 BS1をほぼオンタイムで追っかけ再生。カメラが引き気味でスカパーより見やすいんだよな。

5月6日(日) 2012 J1リーグ戦 第10節
新潟 0 - 2 FC東京 (19:04/東北電ス/21,827人)
得点者:51' 梶山陽平(FC東京)、71' 谷澤達也(FC東京)


 リーグ戦での連敗を止めてほっと一息。日曜の遅い時間にも関わらずAway側からしっかり声が聞こえてきてて頼もしかった。天候も悪い中お疲れ様でした。

 新潟は前半からひとり少ないかのようなドン引きで、これをサポートするファンは大変だと、まず思った。東京は前半から少し果敢に前へ出てた。梶山の調子もだいぶあがってきた感じ。この試合は椋原がACLの余韻をかってリーグ初先発。それも右SB。チャン・ヒョンスを追いやって徳永をCBにするくらい、椋原と太田と徳永を使いたかったということ。そしてそれにしっかり応えて結果を出した椋原最高。

 先制点はルーカスがミドルシュートを撃って、相手に当たって戻ってきたところから。椋原が、対面の相手が視線を外したスキに猛烈ダッシュ。そこへスルーパスが出て梶山へどんぴしゃクロス。右足だとやるんですよ、この子は。梶山は当てるだけのボレーで左隅へゴールイン。椋原すごかったよ、椋原。

 そのあと、谷澤のごっつあんで2点目。こんなおいしいのは年に1・2度あるかないか。落ち着いてよく決めました。新潟は攻めてきてもあんまり迫力なかったし、東京が最後まで集中してて守れていた。

 タイトルには「シュート撃ちまくり」って書いたけど、公式には8本。すくねー!(笑)。ただ、先制の直前のルーカスのミドルとか、他にも梶山がすぐDFに当てたミドルとか、たぶんカウントされていないシュートも何本かあったはず。この日は前半からゴールへの意識が強かったし、やっぱりそういう部分を感じられたのは気持ちよかった。新潟はシュート3本なんだから圧勝でしょう(田中の1本はポスト直撃で危なかったけど)。

 次、札幌。もう一回勢いに乗るためにも連勝したいところ。札幌も必死だろうなぁ。
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by vamos_tokyo11 | 2012-05-08 22:45 | FC東京

『争うは本意ならねど』 木村元彦

 じわっとくる感動と怒り。

4797672013争うは本意ならねど ドーピング冤罪を晴らした我那覇和樹と彼を支えた人々の美らゴール
木村 元彦
集英社インターナショナル 2011-12-15




 記憶に新しい我那覇のドーピング冤罪をめぐる話。やっぱり木村元彦氏の本は面白いなぁ。

 じわっとくる、と書いたがまず来るのは腹立たしい怒りと情けなさだ。FC東京というクラブを通じて何年にも渡ってJリーグを楽しんでいる身としては、とにかく怒りが湧いてくるJリーグの対応。この事件は単なる”誤審”だと思っていたが、実はJリーグが引き起こした人災であり、ひとりの選手をスポイルした「犯罪」といってよい。

 加害者はJリーグそのもので、その責任者がここに登場する鬼武チェアマン、川淵会長、そして直接の当事者である青木DC委員長。木村元彦氏の書き物にはちょくちょく悪者として登場する川淵氏も同じトーンで登場(笑)。本件で取材を申し込んだが、またしても断られており、「お約束」芸のようで、ここについては笑ってしまった。

 そして何よりも腹立たしいのが川崎フロンターレというクラブ。川崎はファンが温かく、選手・フロント・ファンが近い理想的なクラブと言うイメージがあったが、ここに出てくるクラブトップ(武田社長)は最低の一言しかない。変わりに早川社長(清水)、安達社長(神戸)といったJ社長の面々が名を上げている。一方で浦和の仁賀ドクターなど感動的なチームドクターたちも登場する。ちなみに我がFC東京は社長もドクターも一切名前が出てこない。

 なるべく客観的に読んでいたのだが、あまりに善と悪が強烈に対比されて書かれており、どう読んでもJリーグのひどさはぬぐえない。後半はますます怒りが増してくる。しかしそんななか、電車の中で思わず涙しそうになったくだりが、裁判費用のちんすこう募金に奔走した我那覇の地元の先輩であり、それに応える川崎サポ、他チームサポの活動の話だ。

 独裁者の様に権力を握るJFA上層部とそれに抵抗・対抗する医師・選手とそれを支える無数のファン。我那覇はクラブやリーグとの対立を避けたかがっていたということだが、木村元彦氏は対立を際立たせる書き方で「黒」と「白」のコントラストを強めている。そりゃ取材を断った青木医師の判断は正解だろう。

 それにしても川崎が支払った1,000万円の制裁金は返さないは、我那覇側の弁護士費用が3~4,000万と言われるがそこに補填もしない。CASの判決で完全にJが敗れたにも関わらずこの有様。Jリーグの選手に対する扱いはひどいの一言だ。この傾向は今も変わっていないということを我々は忘れてはならない。いつなんどき我々の選手がこのような目にあうかもしれない、ということは意識のどこかにおいておく必要がある。

 そして何より選手期間のピーク時期1・2年をこのような形で過ごさなければならなかった我那覇が気の毒でならない。オシム爺に代表を呼ばれ、まさにキャリアハイの時期の出来事。この事実をしても、やはりJリーグ側の行った対応は許しがたいものがある。
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by vamos_tokyo11 | 2012-05-05 23:57 |

『ザ・ラストバンカー』 西川善文

 おもしろかった。

4062167921ザ・ラストバンカー 西川善文回顧録
西川 善文
講談社 2011-10-14



 自分にとって住友銀行、三井住友銀行の頭取といえば西川善文氏のイメージが強烈で、読む前から興味津々であったが、中身も強烈だった。

 自分は世代じゃないのでよく知らないのだが、一番面白かったイトマン事件の話。中身が濃い。そしてあの事件の後処理が如何に大変だったのかということを思い知らされた。その後のバブルの爪跡の後処理も延々と続くわけで、大変な時代だったと思う。と同時にそのバブルの片棒を担いだところに対しては全然触れられてないのは、自分の評価を下げるところは書かないわけで、その辺はがっかりするところだ(自分の本だからまぁしょうがないか)。

 他にも日本郵政問題での、裏で何をやってたのか想像がつきそうな鳩山邦夫の馬鹿馬鹿しいパフォーマンスとか、そういうところも出てくる。大臣と直接やるところで噛み付かないところが銀行サラリーマン的でちょっとがっかりだったことは記憶に新しい。まぁ、こんな優秀な人をスポイルしちゃう日本の政治家は腐ってるなぁと改めて感じた。あの兄弟、ちょっとおかしいよな。

 まぁ、ご本人の本だから都合のよいところしか出てこないけれど、それでも面白い。表紙といい内容といい『反転』に似てるな。
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by vamos_tokyo11 | 2012-05-04 19:25 |