第25節 FC東京×湘南 スッキリ

f0017246_035079.jpg やっと、ほっと。なんか憑き物が落ちた感じ。

10月3日(日) 2010 J1リーグ戦 第25節
FC東京 3 - 0 湘南 (15:05/国立/20,508人)
得点者:38' 大黒将志(FC東京)、39' 石川直宏(FC東京)、84' リカルジーニョ(FC東京)

 いやー、もう、ほんとに何と言っていいかわからない。スッキリしたー。全然油断してはいけない位置にいるし、気を緩めちゃいけないんだろうけど、いちファンとしてはダラっとリラックスさせてもらいます。ほんとにほんとに良かった。このカタルシスをなんと表現すればいいのだろうか。

 さて、試合。

 キックオフのときは日差しが強かったが、前半途中から太陽が雲に隠れて試合が見やすく、スタンドでは過ごしやすくなった。選手は結構きつかったんじゃないだろうか。そういう気候だった。東京の先発は変わらず。ある程度固定していこうという大熊監督の意図には大賛成だ。

 前半はスタートから東京ペース。ガンガン行く。どんどんCKをとる。がチャンスにならないのはいつも通り。こういう時間帯に点を獲っておきたいなというのが過ぎ去っていくと大ピンチ到来。米本、じゃなくて寺川のループシュートがクロスバーを叩き、跳ね返りをシュートされたがヨングン(?)が体を投げ出してシュートストップ。いやー、びびった。他にも東京の右サイドから3人に崩されて、至近距離からのシュートを権田がストップしたり、左サイドを崩されてファーサイドに低いボールをシュートされたのを権田が弾きだしたりと、危険なシーンがてんこ盛りだった。どうも中盤での守備がゆるくて、特に前半の森重の90分を見据えての自重というか、ガス欠ぶりがひどかった。




 CKも数撃ちゃ当たるということで、38分待望の先制点!3本に1本しか来ないCKからの良いボール、を今野がヘッドで叩きつける。ボールの勢いは少し弱かったがGKの前で大黒がワンタッチしてゴール!さすが大黒。ジャーンがいないのも大きかった(ジャーンがいたら平山マークだろうけど)。どうしても欲しい先制点が入ったのは大きかった。久々にワッショイしたなー。

 続いて再開直後に行け行けで怒涛の攻め。リカルジーニョが狭いところを通して平山へジャストなスピードとコースへパス。平山がポストでやわらかいボールを落とすと、そこへナオ。迷いなく放ったシュートはゴール右過ぎへ突き刺さるゴラッソ。なんかもう2点目来た!、ナオが完全に帰ってきた!と1点目以上の歓喜だった。凄いスピードの足の振りで、思い切り蹴っているように見えたが、リプレーで見るとしっかりインパクトさせつつもコースを狙って振り切らない技ありシュート。これはまさに昨年のナオ。あの瞬間なぜかあのポジションにいることといい、もう完全に戻ったといえるゴールだった(ちょっと遅かったけど(笑))。

 その後も3点目を獲れそうな勢いだったがそのまま前半終了。ハーフタイムが終わり、後半立ち上がりはともに選手交代なし。湘南が若干前目にきたせいか、東京の勢いは続く。森重が心を入れ替えたかのような動きっぷり。誰が見てもひどいセーブの仕方をしてた前半で、ハーフタイムに喝を入れられたに違いない。ただ、FWの位置までチェイスしにいって、空いたスペースを狙われたりしてシュートまで行かれたりと、若干の空回りが危なっかしかった。最終的に、森重は出し切って松下と交代。

 前半の湘南決定機の多さに比べれば、後半は修正できたということか、だいぶ落ち着いていた。そりゃ2点先制すればそうだろうけど、2点じゃ心配だったのも事実。早く3点目を獲って試合を決めてくれー、と思っていたが、後半頭の東京の時間帯には点が獲れなかった。3点目が入ったのは後半39分。思いもよらない形でリカルジーニョが見事な個人技でゴール。左サイドからひとり交わして中に切れ込んでファーサイドへ低い弾道でゴール。GKの手前でワンバウンドする素晴らしい弾道だった。

 f0017246_1172946.jpg終了間際には権田が1対1をストップするシーンなどもあって、バタついた感はあったけれども試合はこのまま終了。久々に味わったこの感覚をほんとに忘れていた(笑)。おまけにホームでの勝利が久々過ぎて忘れてたものが多数。「眠らない街」が聞こえてきて、そんな唄あったなーとか、オーロラビジョンにWINNERの文字があったり、そういえば勝利インタビューなんてものあったなとか、勝った時って試合終了後に流れる曲が違うんだっけ?とか。開幕戦以来のホーム2勝目&個人的には4節大宮戦以来の勝ち試合観戦で、ほんとにいろいろ忘れてた(笑)。試合終了後のインタビューは権田。MoMに相応しい活躍だった。さすが本場イタリア人に認められるだけある活躍。もっとも、認められたのはシュートストップだけじゃなくて、守備範囲の広さとキックの正確性もあると思うけど。今日はザックさんも来てたみたいなので、代表選で先発もあるんじゃないのかな。

 全体感としては全員がとてもよく集中していた。前半、今野がボックス内でスライディングしたシーンとか、先に書いたピンチのシーンとか。後半にもカウンターを食らったところを徳永がカバーに入ってゴール前でシュートブロックしたあたりなど。個の力で上回っているといえばそれまでだけど、そんなこと言えた状態ではなかったわけで、大熊監督2試合目にしてちょっと変わってきた、のかもしれない。3日間の合宿をやるそうなので、さらに良い方向へ進んでほしい。いちファンとしては2週間、ホッとしたスッキリとした気分で日常生活を過ごさせてもらいたいと思います(笑)。

追記
 怪我明けの羽生を温存できたのは大きかった。これからの2週間で完璧な状態に戻して帰ってきてほしい。梶山、米本と3人が帰ってきたら一気に中盤が豪華になるなー。
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by vamos_tokyo11 | 2010-10-04 01:39 | FC東京


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