第9節 FC東京×札幌 自ら流れを手放した

 第9節ですが3試合目です。いろんな意見があるでしょうが、采配に対する鬱憤蓄積中。

4月30日(土) 2011 J2リーグ戦 第9節
FC東京 0 - 0 札幌 (13:04/味スタ/17,572人)

 天文台通りの下り坂でも自転車のスピードが出ないような猛烈な南風でした。

 ざくっとした印象を述べれば、前半はいつでも点が取れそうな内容(結局はとれないのだが)、後半は采配によりチームのリズムが崩壊し、運が悪ければ負けていたような内容でした。言い換えると、前半は去年の暮れ、降格が決まったあとに抱いていたJ2での試合イメージで、後半は今シーズン始まってから感じ続けている「まさかこんなはずでは」という内容。

 ではなんでこんなことになっているかと考えると、自分としては大熊采配に原因を求めてしまう。今日の前半、試合の流れは悪くなかった。なぜか。それは「チーム」としてサッカーができていたから。これは皮肉にも後半を見てからわかったわけだが、セザーを除く10人が有機的にチーム戦術を全うして、かつ個々の能力(攻守における1対1の強さ)を全面に出せていたから。決して高松が良かったからではなく、普通にプレーしていたから前半は連動できて試合を支配できていた。個々の能力差は圧倒的なわけで、当然の流れだったと思う。

 問題は後半。後半9分に高松に代わってペドロジュニオールが入る。ペドロはハーフタイムの練習中から随分重そうだなと思っていたら案の定・・・。生高松を見て、随分スピードがないなと思っていたら、ペドロはそれに輪を掛けてスピードがない、さらに動けない。。。スピードがなくて運動量のない2トップで、中盤以降の選手との連携がどんどん悪くなる。谷澤と鈴木のW達也がサイドでチャンスを作りまくってくれて、ディフェンスも頑張ってくれているが、前の二人は仕事ができない。ひどいコンディションだった。

 高松の交代は復帰2試合目でもあり仕方がないところ。だが、ここであのコンディションのペドロを入れるのはどうだったのか?チームの連携が壊れて試合の流れが札幌に傾いてきたところ、好調の鈴木を北斗にチェンジ。北斗は縦への突破を繰り返していて、個人の力を見せつけていたがチームの連携が戻ったわけではなかった。最後の交代がこれまた好調の谷澤を大竹にチェンジ。セザーに代えて羽生を入れてチームをコントロールしてほしいという私の希望は儚く消えてしまい、個人で打開しようとし続けた後半45分は得点0のまま終了してしまった。

 FWはコマ不足だ。でもそれであれば鈴木達也をトップに入れればよいし、高松・もしくはセザーの1トップで良い。あれだけサイドから追い越してくれれば1トップでも十分いける。前節も流れの良い時間帯は多かった。今節も前半は良かった(流れが良くても点が取れないのはまた別問題なのでこれは選手に頑張ってもらうしかないけど)。しかし、交代を繰り返すたびにチームがおかしくなってしまうのはたまらない。これで勝ててればまだ良かったのだろうが・・・。

 震災の影響もほとんどなかった中断期間に何をやっていたのかと。御殿場で合宿までして。。。ホベルトは怪我でブラジルに帰っちゃったらしいし、ブラジル人ふたりはあの調子だ。いや、合宿の効果は出ているのかもしれない(千葉戦の良い時間帯と今日の前半)、けれども交代策で壊れていく。もちろん今日の前半のような状態でも点が獲れないことはある、というか去年はずーっと点が獲れなかった。しかし、試合を支配していけばそのうち点が入って、徐々に入り出すはず。次の東京ダービーを勝って「良いきっかけ」にしなければならない。勝てば流れは一気に来ると信じている。まだ上昇のための時間はある。
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by vamos_tokyo11 | 2011-04-30 23:25 | FC東京


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