録画観戦。
10月2日(日) 2011 J2リーグ戦 第30節
徳島 0 - 2 FC東京 (16:04/鳴門大塚/9,118人)
得点者:16' 永里源気(FC東京)、77' 石川直宏(FC東京)
感動した!
先の横浜FC戦とはまた違った「真の強さ」が現れた試合だった。リアル・ムービング・フットボールを継続していて、運動量が多くて連戦が厳しいサッカースタイルになっている現在のFC東京。徳島戦は相手の集中力と連動性、柿谷の突破などもあって、かなりの苦戦だった。ところがどっこい、相手のフィニッシュの精度の低さに助けられたとはいえ、最終ラインを中心に集中力を切らさず最後のところで耐えるサッカーから、セットプレーによる先制と、カウンターからの一撃で相手をしとめてしまった。
J2開幕前から、開幕してからも、最高に強かったときの鹿島のように、どんなに調子が悪くても、ワンチャンスをものにして得点を奪い、しのいでしのいで勝利をものにするような強者のサッカーをJ2で見せて欲しいと書いてきたが、今回の試合はまさに求めていた王者(まだJ2限定だけど)のサッカーだった。
J2だからと侮るなけれ、こういう勝ち癖が未来への資産となって、来年への貯蓄となっていくに違いないのだ。今期、こんなに苦しい試合をものにしたことがあったろうか。まだチームがグダグダだったリーグ前半の草津戦でポコっとやられたような試合や、一瞬の隙から先制されて逃げ切られてしまった富山戦のようなことはあっても、こんなに苦しんでもぎ取った勝ち点3はなかった。これはデカイ。絶対、選手の財産になる。
ほんとは連戦なんだから選手のローテをしっかりしていけるチームを作っていくべきなんだろうけど、出場停止の草民以外はそのまんまなんだから監督の方針もぶれないよな。試合中はでかい声で選手が嫌になるんじゃないかと余計な心配したけど、なんか選手のほうが大人みたいだった(苦笑)。
最後に、ナオのゴールはすごかった。あれを
いいパスだったって言うんだからどんなんだよw。それにしてもルーカス、先発フル出場が続いててすごいなぁ。ブランク明けとは思えないよ。