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第37節 FC東京×千葉 借りは返せた?

第37節 FC東京×千葉 借りは返せた?_f0017246_1191487.jpg 11月だもんね。寒いわけだ。

11月26日(土) 2011 J2リーグ戦 第37節
FC東京 1 - 0 千葉 (17:34/味スタ/24,241人)
得点者:77' ルーカス(FC東京)

 前節で昇格が決まり、試合翌日には鳥栖が敗れて優勝まで決まった。でも、やっぱりホーム最終節で勝って終わらないと締まらないし、"あの"千葉に3倍返しして勝ってほしいと思ってたので、個人的な気分としては絶対に負けては駄目で、勝ってもらわないとスッキリしない、という試合だった。なのに、オーロイもミリガンも出場停止でいないとか、さらに天敵大島もいないし、スタメン・ベンチの発表を聞いてガックシ。佐藤勇人もいないし、なんなんだよ千葉。なんかもやっとする気分の試合前だった。

 試合が始まってもビシっと守ってくる千葉に攻めあぐねる東京、という構図で退屈な時間が長引く消化試合の雰囲気満点の前半。東京はスペースを作ってくれる羽生が梶山に代わってボランチに入っていたため、前線にひと味が足りずノッキングを起こしたサッカーに。これはまぁしょうがない、というか前からの課題。リンクマンがいないので、谷澤もなんだかいつものような躍動感が感じられず。前半はどちらかというと千葉の方がシュートを撃っていたし、決定的なシーンもあった。

 でも、昇格もなくなってるのにあんなサッカーしてて楽しいのかね、千葉は。ほんとに千葉サポが気の毒だなぁと思う内容だった。俺の好きだったオシム爺のサッカーは当然見る影もないし、かといって前線の電柱を狙ってド迫力で中盤がカバーに来る勢いもないし、中途半端なサッカーで、ほんとにファンが気の毒になった。東京がリーグ2試合目にやられた憎たらしいほどのヒールっぷり(アンチフットボール)も見られなかったし、このままだと来期もJ2に残留しそう。ギリギリで落ちなかったチームが一度落ちてしまうと上がるのは容易じゃないんだということをしみじみ感じた。

 後半に入ると東京は一変。きっとハーフタイムにガツンと大熊監督がやってくれたんだろう。前からどんどん行って、自分たちでペースを掴んだ。点が入るまでは時間がかかったけれど、鮮やかに真ん中を突破してルーカスが決めてくれ、スカッとした気分でホーム最終戦を終えることができた。

 試合のあとのセレモニーから選手がはけるまで全部見届けたけれど、J2でもやっぱり優勝っていいな、というのが素直な感想。優勝賞金2000万円J1の6位と同じ金額だし、やっぱり優勝自体は楽じゃない。それなりの価値があると思う。シャーレを見たときは「ちっちゃ!」って突っ込んじゃったけど(笑)。それに、やっぱり選手が喜んでて嬉しかった。今野が「シャー」をついに解禁して(変だったけど)、最後にはユニフォームを脱いで投げ入れたときには、年明け早々どっかへ移籍しちゃうんじゃないかと変に勘ぐったけれど、コメントを見る限り、あんまり他意はなさそう。

 J2は3位争いがすごいことになってるけれど、札幌との最終節もしっかりいつもどおりのサッカーをして、きちんと勝利して欲しい。今野は複雑な気持ちかもしれないけれど、ここは札幌へ行くサポ(うらやましい)のためにも勝利で答えて欲しい。最終節はe2で友人と自宅で楽しく観戦します。
by vamos_tokyo11 | 2011-11-28 01:45 | FC東京


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