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日本×オーストラリア あきらめたらそこで終わり

初戦は1-3で敗戦。

どん底の気分を味わったが試合を振り返ってみたい。
試合の細かい点は色んなところで(webメディアやブログで)書かれているのでそれ以外の気になったところを書いてみたい。


■コンディション不良なのか!?

日本のほうが先に足がとまっていた。後半の俊輔は醜かったし、あのヒデでさえ苦しそうに見えた。日陰で31℃、ピッチ上は恐らく40℃を超えてたと報道されている。確かに立っているだけで頭がボーっとするほどの気候だったのかもしれない。しかし、まさかオーストラリアよりもこちらの方が先に足が止まるなんてことは想像もできなかった。

給水も失敗してたのかもしれない。坪井の足がつったのは脱水症状によるものかもしれない(体内水分が不足すると足がつりやすくなる)。

コンディション調整に失敗したのか?ここまでの体作りが失敗したのか?次も同じキックオフ時刻だ。同じ過ちは許されない。スタッフ・選手はもう一度考えて対処して欲しい。


■アンタッチャブルはいらない

後半の中盤は疲れ果てていた。俊輔は足がとまり、あのヒデでさえ動けてなかった。福西は頑張っていたが、ボールを奪ってもうまくつなげず、直ぐ奪われ、疲労が増していく。小野が投入されたとき、動き回っていて、自分のやるべきこと(敵のチャンスを早めに潰すこと)を良く理解していたと思う。だからこそ動きの少ない中盤を救うべく走り回っていた。

小野が代わるべきは俊輔だったと思う。俊輔とヒデはジーコにとって絶対であり、苦しい試合で途中交代させることはありえない。しかし、この試合に限っては、俊輔の足の止まり方、ヒデの疲労度をみて、二人を交代させることも厭わない采配をしてほしかった。稲本や遠藤もいる。坪井の交代で枠がひとつ減ったのは痛かったが、アンタッチャブルの存在はチームの躍動感を損なっている。


■前を向け

スポナビの徹壱さんのコラムに代表されるように、悲観的な見方や、ジーコや協会マネージメントの問題について書いているものもある。しかし今、そんなことを言っても仕方がない。誰もがそんなことは分かっていたことであり、読みたくもないし、書いたところで何にもプラスには働かない。大会前ならいざ知らず、大会が始まったところで何も得るものなどないのだ。そんなことは大会後に総括すればよい。つまり建設的ではないのだ。

ではどうすれば良いのか!?我々に残された道はドイツへ行って声を枯らすか、日本で信じるか、いずれかしかないのだ。ならば行けないオレは信じて支えよう。選手はきっと気持ちが切り替わってるだろう。僕らも気持ちを切り替えよう。


■可能性は4%。それがどうした?

1998年のフランス大会以降、初戦で負けたチームがRd16に残れたのは4%で、23チーム中1チーム。過去、勝ちあがったのは2002年大会のトルコのみ。トルコが負けた相手は大会優勝国のブラジル。

色んなところで書かれている内容だし、初戦の前から言われていた。

だからなんだ!?厳しいのは分かってる。3戦しかないのだから。「可能性は4%しかない」という輩もいる。それは過去4%だっただけだ。ただの過去の統計であり、パーセンテージを日本が上げればいい。


巷でもれ聞こえる「やっぱりだめじゃん」、「だめなのは最初からわかってるよ」と言った言葉を吐く連中はもう試合を見なくていい。

オレは可能性がなくなるまで信じる。

あきらめることは簡単にできるんだ。
あきらめたらそこで終わる。
オレは可能性のある限り信じる。


8年前の2戦目もクロアチア戦で酷暑だった。
あのときは走り勝っていた。
今なら走りだけではなくスキルでも勝てる。
そしてサッカーで勝ってくれ。
by vamos_tokyo11 | 2006-06-13 22:29 | 2006 ワールドカップ


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