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惨敗に対する整理

 皆様、このような辺境の地にあるブログに、大勢の方に来ていただいてありがとうございます。J.B.アンテナさんから来てもらう方が多いみたいですが、いつも増えたときには「?」と、思ったりします。ちなみにexciteではしょぼい解析しか見れないので、自分ではよくわからん、と言うのが正直なところです(以上、挨拶)。


■相手が良かったのよ、ほんとうに。

 土曜日の数字以上の敗戦ショックを受け、チームの立ち直りも心配ですが、ここで2週間のブランクがあるのは「運」もある、と考えることにしましょう。代表、U-21と招集される選手は気分も新たになるでしょうし、チームへ残る選手も韓国遠征でリフレッシュできたらいいな、と思います。僕も週末には韓国行ってリフレッシュ(?)してきます。

 さて、当然ですが、僕らは東京サイドからしか試合を見ることができません。例えば相手のFKになれば、壁を気にして、土肥のポジショニングを気にして、相手にフリーの選手がいれば、そのマークにつくことを気にしています。攻められているときはディフェンス陣の気持ちになり、攻めているときは、パスコースを探し、次の一手を想像します。そんな状態で試合が終わるとどうなるでしょう。そうです、相手がどんな状態だったか、ということは、ほとんど頭に入っていません。

 そういう僕も、結局、広島に対してどういう印象が残っているかというと、攻撃では寿人の決定力と、ウェズレイ-寿人の関係、ポジショニングの良さ、後半の高柳のドリブル突破、あとは守備の連携力、という大雑把な記憶しか残っていません。

 「広島の守備がすごかった」

 「去年の前半の、あのすげー堅守だった広島より凄かったように見えた」

 という印象があるんですが、では実際どうだったのか、広島側から見てみたらどうだったのか、というのがこのエントリの趣旨です。

 ということでこちら。

 僕が見た中で、内容は最高の試合。細かいところ以外、文句を言うところがない。
 (サッカー蟻地獄)

 そういうわけなんです。ゴール裏でコールしてたりして、それほど見れてないときもあるかもしれないけれど、現場でいつも見てる彼なんかがこういう感想なわけです。

 実際、すげーな、と思いましたよ。攻撃よりもむしろ守備。でも僕の印象にプラスして、攻めてるときの印象も「あちら側」から見ると、とてもよかったというわけです。

 東京が調子悪かったのも事実ですよね。ルーカス居なかった訳だし、左も専門家が居なかった訳だし(藤山使って欲しいけど)。つまり普段と違う、むしろ調子の悪い東京に、絶好調ともいうべき広島がガチッとハマってしまい、やられてしまった、と思えるのです。


■長い目で見ましょうよ

 試合以上に試合後の味スタの雰囲気がショックでしたけど、試合のショックはこういうことで納得して次に目を向けようかな、と個人的には思っています。5-1の次に0-2。これもサッカーですよ。

 去年からほとんど上積みのない戦力で、去年とあまり変わらない成績にいます。つまり監督のせいじゃないんですよ。やりたいことが見えない、って言う人も多いけど、昨日の試合見たら見えたでしょ?どこまでも「崩し」にこだわるサッカーやってて、美しく点を獲りたい、という風に見えました。僕は泥臭くてもいいから点を獲って欲しかったですけど。いや、むしろ泥臭く行って欲しかったです。

 だーいぶ前にも書きましたけど、僕は長い目で見てます。
 横浜戦後のこれこれ
 そういうわけでこういう事態も織り込み済みです。上がれば下がる、下がれば上がる、ということで、総括はシーズン終わってからやりましょう!フロントはそれより早く次を見据えてね。FWじゃなくて左のできる左利きを探してね。
by vamos_tokyo11 | 2006-07-31 23:52 | FC東京


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