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2007 第7節 東京vs横浜FC 内容より結果

 やっぱり味スタ初勝利は大きい。

4月21日(土) 2007 J1リーグ戦 第7節
東京 1 - 0 横浜FC (14:04/味スタ/22,168人)
得点者:'46 今野泰幸(東京)


 前半は下位チーム同士の争いらしく、結構グダグダでしたが(ルーカスだけ目立ってた)、後半頭にワンチョペの素晴らしいアシスト、今野の落ち着いたトラップからのシュートで先制。試合の流れをこちらへ引き戻し、なんとか勝てました。

 この試合経過を見ると、まるで前半はなにもしなかったように見えるけど(笑)、コンパクトに守る横浜FCに対してどうもうちはやりにくそうだった。横浜はわりと中盤からプレッシャーを掛けてきてて、なんどか冷や冷やさせられた。

 東京もルーカスの決定機が1度あったけれども、その他は攻め切れない感じ。横浜はハマナチオとか言われているが、東京も横浜もどっちも要は点が取れなく守るしかないのが現状で、ピッチから、「先制点を取られることは避けたい」という意識がビンビン伝わってくる内容(言ってみれば退屈)だった。

 後半早々に得点できたので、これで横浜もガンガン前に来るかな、と思いきやそれほどでもなく、というよりも攻め切れないチームなんだろうか、ほとんど怖い場面はないまま。むしろ東京のカウンターで数々のチャンスを作りつつも、結局得点はセットプレー崩れからの1点で終了。

 後半の見どころはなんといっても馬場憂太。この日の憂太はキレキレ。スピードのあるタイプではないのでキレキレという表現は相応しくないのかもしれないが、相手や状況がよく見えていて、相手の逆を突くプレーや、パスも絶妙なものが多く、ドリブル成功率も高く、決定的なチャンスを演出していた。ワンチョペももう少し見たかったが、あの憂太のプレーを見れば早めの交代は納得。追加点が入らなくて最後まで不安はあったが、守るだけの東京ではなく楽しめた。

 今野がCBに入ってから3試合で1失点。明らかに守備は安定した。しかし今野が後ろにいるため前へ攻撃の圧力が、迫力が足りないのは残念。やはり浅利の持ち味はこの日の見せたようなフィードではないので、福西・今野・梶山が真に機能される日が早く訪れることを期待したい。

 華やかで、かっこいい試合じゃなかったけど、この積み重ねが大事なので、とにかく勝ててよかった!やっぱ、勝たなきゃ客も増えないからね。
by vamos_tokyo11 | 2007-04-22 19:12 | FC東京


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