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2008 第10節 大宮×FC東京 いい一日だったなぁ

 雨がやんだおかげと、東京の勝利のおかげでいい休日でした。

5月3日(土) 2008 J1リーグ戦 第10節
大宮 0 - 3 FC東京 (14:05/NACK/13,788人)
得点者:15' 梶山陽平(FC東京)、32' カボレ(FC東京)、74' 長友佑都(FC東京)

2008 第10節 大宮×FC東京 いい一日だったなぁ_f0017246_20245143.jpg■スタジアムまでのお話

 上野から高崎線に乗って大宮へ。びっくりしたのがみんなもぐもぐしてること。しっかりとしたお弁当を食べてる人も多数。自分は二日酔いで匂いを避けたく何も食べてない人の隣を狙って着席(笑)。お弁当食べてる人を見てるだけで遠足気分になって、外も陽が差してきてちょっといい感じだった。

 大宮に着くと改札前にオレンジユニで看板を持ってる2人のボランティアらしき人たちを発見。バスで行こうと思ってバス停を聞く。バスはなかなか来ないし時間も読めないよ、ということで徒歩を勧められ地図もくれた。とっても親切でいい気分。雨もやんだので徒歩にする。

 オレンジロードのオレンジっぷりには感心。排水溝の上の鉄製の蓋までオレンジに塗られている。道路脇のお店も多くが大宮の旗を掲げていた。コじゃれたお店も多くていい雰囲気だった。




 さらにいい雰囲気なのが氷川参道。緑豊かで散歩するのが気持ちいい。団子屋があったりせんべい屋があったりいい雰囲気だった。そのまま氷川神社から公園へ繋がっていてスタジアムへ到着。

 新生のNACK5スタジアムはコンクリートの打ちっぱなしでモダンなカッコいいスタジアムだった。カメラを持ってこなかったのが非常に残念だったが、こちらにいい写真がいっぱいあるのでリンク貼らせてもらいます。


■試合の話

 こんないい気分で歩いてきたので二日酔いもだいぶおさまる。しかも専用スタジアムの良い雰囲気に加えて、ゴール裏は傾斜がついててとても見やすい。こういう雰囲気だと好ゲームになりそうな予感がした。ちなみに、スタジアムのシートがオレンジなので一瞬満席なのかと思ったが、結構大宮側は空いていた。

 先発は佐原に代えて藤山。大宮の速いFW対策か。城福監督は相手に合わせて選手の組合せを変えるのが上手だ。他は前節と同じ先発陣。

 試合は大宮がボールを支配して進む。しかし大宮の攻撃はSBがリスクを冒して上がってこないため怒涛の攻めとはならない。東京もまずはしっかり守っていこうという感じで、もっさりした感じの立ち上がりだった。

 ところが15分、藤山のフィードに梶山が飛び出しヘディングで、出てきたGKの頭を越して先制。アテネ五輪の大久保@ガーナ戦を思い出した。こっち側から遠近感が掴めずふんわり上がったボールがどうなったかわからなかったが、ネットが揺れて、梶山のガッツポーズで得点を理解した。そしてゆりかごパフォーマンス。今期初得点をここで出すとはさすが梶山!ここまでチャンスらしいチャンスもなかったのに守備から入って相手の連携ミスから得点するなんて抜け目のないチームになったもんだ(感心)。集中力の差が出たチャンスシーンだった(なんか去年までと逆だぞ!)。

 そしてさらに集中力の差はカボレのゴールを生む。今度はなんと塩田のアシスト。塩田のフィードが赤嶺と相手選手の競った頭を越す。そこへカボレが走りこみ、またもや出てきたGKと1対1。シュートはGKの頭を越して2点目。カボレの速さも活きたし、しっかり決める技術もさすが。大宮のGKは連携ミスというか、ポジショニングもおかしかった。ちなみにこの日は荒谷じゃなかった。最近代わってるのかな。

 なんか攻められてる印象が強いのに(実際大宮のフィニッシュに助けられてる面も多数あった)前半を0-2で終了させる。しかもあんな形で2点も。前半通じて省エネトーキョーという感じで攻撃には数をかけず大人のサッカーをしていた。


 ■後半は交代・交代・交代

 最近後半10分くらいに代わることの多い栗澤と大竹。栗澤も今のペースなら先発で十分やっていけるけど、羽生が戻ってくると厳しいぞ。もっとゴール前へ飛び出すシーンも見たい。

 さらに後半15分にはカボレと平山が交代。連戦を考えるとこのタイミングでカボレを休ませることができたのは大きいんじゃないだろうか。次は中2日で試合があるのだからしっかり休養してもらいたい。

 平山は頑張ってるのはわかるんだけど、やっぱり瞬間的な動きが遅いのだろう。勢いでそのまま突っ込めばいいところを止まって抜き直そうとしたりしてDFに戻られたり、とチグハグな感じは否めなかった。いろいろ迷ってるのか判断がよくなかった。長友のゴールの場面も、平山が一人交わしたまではよかったが、さらに丁寧に持ち直そうとするから相手に当たっちゃう。トォキックでもいいから相手のタイミングをずらすような技術(余裕?)が欲しい。

 長友はあれだけ走ってしっかりGKの動きを見てニアに蹴りこむなんてすごい。ここは平山と心の余裕の差かも。それにしても専用スタジアムだとピッチが近くていつもより長友の迫力ある駆け上がりがみれてよかった。

 30分には近藤ユースケ登場。イカリ肩がさらにでかくなってた様な気がした。随所に迫力あるプレー、鋭いプレーを出してて次節以降も楽しみだ。好調のチームにこうして怪我から復帰した選手が徐々に入ってくるのは楽しくてしかたがない。赤嶺もカボレも結果を出さないとユースケにポジションを取られちゃうから必死だろうし好循環。


 ■色気を出すにゃまだ早い、けど、、

 随分順位が上だけど、下を見ると勝ち点6(2試合分)差で12位なわけで現時点で順位はあんまり関係ない。とはいえやっぱり嬉しい(笑)。簡単に勝ち点を積み上げられない昨年までの苦しさはわかってるので、下からすぐに各チームが上がってくるわけではないし、今は素直に喜びますか!

 名古屋は好調から下り坂に入ってるけど、3連敗後だけに次はなんか変えてきそうでちょっといやだ。去年は本田の縦パスからヨンセンに決められたっけか。今度は中盤でしっかりブロックしてるからそんな簡単にやられないだろうし、両サイドもガッチリ主導権を握って、しっかり勝ち点を積み上げてほしい!
by vamos_tokyo11 | 2008-05-04 20:25 | FC東京


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