W杯最終予選 カタール×日本 完勝

 眠れなくなっちゃったので簡単に感想を。

11月20日(木) 2010 FIFAワールドカップ南アフリカ アジア最終予選
日本 3 - 0 カタール (01:30/ドーハ)
得点者:19' 田中達也(JPN)、47' 玉田圭司(JPN)、68' 田中マルクス闘莉王(JPN)

 蓋を開けてみたらびっくりするほど(拍子抜けするほど)の完勝。すべてにおいて日本がカタールを圧倒していた。これまでカタールに勝ったことがないということばかりを喧伝されていたのがウソみたいだ。昨年のアジアカップで引き分けたときはFK一発だけのイメージしかなかったのでそんなに悲観するものではなかったんだけど、加茂さんのときにやられた印象(って古いな・・・96年か?)とはカタールのサッカーが全然違ってた。

 守って蹴るカウンターのサッカーではなく前から守備。メツ監督のやりたいサッカーは今のカタールじゃ厳しそうだった。最初の10分は驚くほど前からプレスを掛けてきて、日本のボール回しもなかなか神経質になっていたが、15分を過ぎた頃から緩くなりまくり。まるで5年前の浦和レッズのようなイメージだった(なんで浦和かというとFC東京との試合でいつもこういうイメージがあった)。

 緩くなったところを先制点につなげた田中達也は見事なシュートだったし、後半開始早々のユルユルをうまく突いた長谷部と玉田もお見事。田中(マ)のゴールは俊輔のキックフェイントの転がしで勝負ありだった。

 でも何よりも相手のFWに全く仕事をさせなかった守備こそがこの試合のすごかったところ。中盤の意識はどちらかというと後ろに寄ってて、セバスチャンに全く仕事をさせなかったMF,DF陣は素晴らしかった。そういう中で効率よく得点できたわけでこれ以上の完勝はない。欲を言えば前半の決定機でしっかり決めてほしかった。チャンスに決めておかないといつ流れが変わるかわからないし。




 この圧勝の原因を考えると、芝がやたら良いことと、カタールが背伸びしたサッカーをしてくれたおかげだと思う。日本はいつもどおりのサッカーをしただけ。昨年のアジアカップではピッチがでこぼこだった。強いショートパスをワンタッチでつなぎたい日本には、カタールのピッチは最高のコンディションだった(いいスタジアムだったしなぁ)。それからさっきも書いたが、カタールがW杯予選で現代サッカーを実践するにはまだまだ早いということだろう。バーレーンみたいなサッカーをしてきたら怖かったかもしれないが、あのスタイルで来てくれたのはラッキーだった。ホームだったからあーゆースタイルになったのだとすれば、日本代表としてはアウェイの方がサッカーしやすいのかもしれない。

 気になる長友は試合開始10分間くらい、やたらとボールに絡むことが多かった。細かいミス(パス交換が合わなかったり、スローインに工夫がなかったり)が気になったし、オフェンスと入れ替わりになりそうになってファウルで止めたりとイマイチだった。ただ、時間が進むに連れてミスも減って、サイドを疾走する「らしさ」も出てきてよかった。彼の平均のできだったと思う。結構痛そうな場面が多かったので元気に帰ってきてください(あと中東は移動時間がほんとに半端ねぇので疲労回復に努めてほしい)。

 それにしても怪我の俊輔と過労死が心配な遠藤、おつかめさまでした。そうそう、後半2点目を入れた後に一瞬緩い空気が流れたとき、俊輔が前からプレスしにいってチームの雰囲気を締めたシーン、あれには感心した。あれを見て「やっぱこいつすげー!」って思ったし、これぞ真のチームリーダーだと思った。前回大会までのリーダー(現在旅人)だったらせいぜい口で「行けよ!」って言ってるだけだったろうなぁ。やっぱり口で言うだけじゃなくて行動しないとね(自戒もこめて)。

 1時間ちょっとくらい寝ようかな。それではおやすみなさい。
[PR]
by vamos_tokyo11 | 2008-11-20 05:12 | 2010 ワールドカップ


<< 「ゆとりと油断の違い」 byカ... 『ローマ人の物語(6)(7) ... >>